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仙南圏

宮城県が指定する広域行政推進地域 ウィキペディアから

仙南圏
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仙南圏(せんなんけん)は、宮城県が指定する広域行政推進地域である。宮城県による地域区分名称は広域仙南圏[1]白石市角田市蔵王町七ヶ宿町大河原町村田町柴田町川崎町丸森町の2市7町から成る[2]

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阿武隈川下流周辺の空撮写真。写真の中の阿武隈川より奥側が仙南地域である。

地域の概況

仙南地域は宮城県の南西部分に当たる。仙南地域の西側には蔵王連峰がそびえ、その向こうは山形県である。また、南側では福島県に接し、ここに阿武隈高地が延びている。北部は仙台市と、東部は名取市岩沼市亘理町山元町と接する[2]

仙南地域の面積は15万5140ヘクタールで、これは宮城県全体の面積の約21パーセントである。地域内の土地利用については、森林の割合が69パーセントと高めである[3]東北新幹線東北本線阿武隈急行線東北自動車道山形自動車道といった鉄道網、高速道路網が仙南地域を縦貫し、白石蔵王駅白石インターチェンジ村田インターチェンジなどが設置されている[3]

仙南地域では、果樹や畜産などを含めて、稲作に偏らない多様な農林畜産業が展開されている。工業については、電子部品、輸送用機械、業務用機械などの製造業が仙南地域に集まっている。仙南地域における地域内総生産の製造業の割合は約35パーセントであり、これは宮城県における約16パーセントを大きく超えるものである。蔵王連峰などの自然を抱える仙南地域では観光関連産業も特筆される[3]

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広域行政推進地域

要約
視点
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宮城県 行政区分地図
青緑色:仙南圏

宮城県が指定する当該の広域行政推進地域は、「広域仙南圏」または単に「仙南圏」と呼ばれ、大河原地方振興事務所が管轄している。が設置される以前の柴田郡刈田郡伊具郡に所属していた地域が対象。

推計人口2025年7月1日):155,086人(全県比:6.9%)

国勢調査人口の推移は以下の通り[4][5]

仙南圏の市郡(単位:人)
  仙南圏
さらに見る 市町, 団体コード ...
仙台都市圏以外の地域圏(単位:人)
  仙南圏
仙台都市圏(単位:万人)
  現・仙台市域にあたる人口
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都市雇用圏

要約
視点

金本良嗣らによって考案された都市雇用圏(10パーセント通勤圏)の指標では、白石市を中心とし、蔵王町、七ヶ宿町を郊外とする都市圏が形成されている(2015年基準)[6]。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照。

  • 10 % 通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
さらに見る 自治体 ('80), 1980年 ...

脚注

関連項目

外部リンク

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