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利用者:エリック・キィ/世界の絶滅危惧生物図鑑

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『世界の絶滅危惧生物図鑑』(IUCN (国際自然保護連合) 編、岩槻邦男・太田英利 訳、丸善出版、2014年。ISBN 978-4-621-08764-0。以下、「本書」とする。原書: Species on the Edge of Survival, HarperCollins Publishers, 2011.)には、今まで日本語文献でほとんど触れられた事がないような種がいくつも掲載されている。丸善出版の公式サイトでは本書に収録されている生物の和名が全て紹介されている[1]が、学名までは記されていない。ここで用いられている和名には他の典拠では確認できないものもいくつか見られ、和名を手掛かりに生物種を検索するという、日本語文化圏の人間が調べものを行う上で取りやすい手段が通用しにくい状況がある。そこで、本書の和名と学名を対応させた一覧をここに掲載したいと思う。また、その過程において掲載種の一つである「アゾレスデンジソウ」に関して、ある理由によりIUCNレッドリストから抹消されていた事が判明した為、併せて以下に詳細を紹介する事とする。

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一覧

要約
視点

IUCNレッドリストの個別項目評価は、本書の内容から更新されている場合があることに留意されたい。評価欄で太字となっているものは、本書で掲載されていた時点のものから評価が変化したものであることを意味する。

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「訳者まえがき」における、和名に関する補足事項

本書の「訳者まえがき」によると「神奈川県立生命の星・地球博物館苅部治紀さんにはご自身の記載によるものをはじめ, トンボ類の和名やそのあり方についてのご意見をいただきました. また, 植物・菌類でも新しい和名をいくつか提起しましたが, コケ植物については兵庫県立大学・人と自然の博物館秋山弘之さんに考えていただきました.」とある。本書に見られる苅部氏により記載された種として該当するのは「ナカムラミナミヤンマ」(Chlorogomphus nakamurai)である。

雑感

  • 動物:
    • 脊椎動物
      • 魚類: 何ともいえない。日本に生息しないものは、LSDBでは博物館が情報源とされている学名カナ表記のものが散見された(例: アマノガワテンジクダイプテラポゴン・カウデルニイ)。
      • 鳥類: 『世界鳥類和名辞典』(大学書林、1993年)でアフリカやアメリカにしか生息しないものまで相当数網羅されている印象がある。
      • 爬虫類: LSDBではほとんど出てこない。今後『動物レファレンス事典』(日外アソシエーツ)を念入りに確認する必要がある。
      • 哺乳類: 大部分は『世界哺乳類和名辞典』(平凡社)に網羅されているが、霊長類は言及が見られないものがちらほら見られる感がある。
      • 両生類: LSDBではほとんど出てこない。今後『動物レファレンス事典』(日外アソシエーツ)を念入りに確認する必要がある。
    • 無脊椎動物
      • 節足動物: 何ともいえない。今後『昆虫レファレンス事典』(日外アソシエーツ)を念入りに確認する必要がある。
  • 植物: 米倉・梶田 (2003-) や『植物レファレンス事典』(日外アソシエーツ)を見ても日本産以外のものになると言及例の有無がまばらになり、良くても学名カナ表記のみで見られ、和名がつけられるものが少なくなっていく印象がある。

脚注

参考文献

関連文献

外部リンク

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