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北川弘治

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北川 弘治(きたがわ ひろはる、1934年12月27日- )は、日本弁護士、元裁判官最高裁判所判事を務めた[1]愛知県出身。2006年4月旭日大綬章受章[2]

概要 北川 弘治 きたがわ ひろはる, 生年月日 ...

人物

関西水俣病訴訟において、「国と熊本県チッソを原因企業と認識できたのに排水規制せず、被害を拡大させたことは著しく不合理であり、違法である」とし、実質原告勝訴の判決を下したことで知られている[3][4]足利事件の冤罪判決を下した最高裁判事5名のうちの1人[5]

異動履歴

要約
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名古屋大学法学部卒業後は1957年昭和32年)4月に第11期司法修習生1959年(昭和34年)4月8日に東京地方裁判所東京家庭裁判所判事補任官[1]。判事補任官以降の経歴は以下の通り。

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担当審理

2000年(平成12年)2月4日千葉・高知連続強盗殺人事件で第一審・控訴審で死刑判決を受けた被告人Kの上告棄却する決定を出したため、被告人Kに対する死刑判決が確定した[8]

2004年(平成16年)6月25日警察庁広域重要指定118号事件で第一審・控訴審で死刑判決を受けた被告人O・S・Kの上告を棄却する決定を出したため、被告人O・S・Kに対する死刑判決が確定した[9][10]

2004年(平成16年)9月10日北國銀行背任事件懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた北國銀行元頭取・本陣靖司の上告審で「被告が協会幹部と共謀し、協会に対する背任行為を実行したと認定するには、少なからぬ疑いが残る」として一・二審判決を破棄し、審理を尽くすために名古屋高裁に差し戻した[11][12]。その後、2005年(平成17年)10月28日に名古屋高裁(川原誠裁判長)で無罪判決が言い渡され、名古屋高検が再上告を断念したため、無罪判決が確定した[13][14]

脚注

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