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十字街停留場
北海道函館市にある函館市企業局交通部の停留場 ウィキペディアから
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十字街停留場(じゅうじがいていりゅうじょう)は、北海道函館市末広町[2]にある、函館市企業局交通部(函館市電)の停留場である。駅番号はDY20。
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概要
元町西部地区に一番近い電停であり、イベント開催時は無線機を携帯した運行指令員が配置されるほか、乗車整理員が乗客案内や料金の収受を行う。2系統と5系統の乗り換え停留所に指定されている。ただし、函館バスへの乗り継ぎ指定停留所は設定されていない[2]。
利用可能な路線
- 函館市企業局交通部
- 本線(5系統として運行)
- 宝来・谷地頭線(本線魚市場通方面と2系統として直通運行)
歴史
構造
- 2面2線ホーム。
- 函館どつく前・谷地頭行の分岐駅。
- 往線・復線ホーム共に交差点の横断歩道に接していて、バリアフリー対応のスロープが設置されている。
- 往線・復線ホーム共に上屋が設置されている。
- 往線・復線ホーム共に電車接近表示機が設置されている。電車接近表示機は、往線側は魚市場通を、復線側は宝来町・末広町をそれぞれ電車が出発すると、表示灯が点滅すると同時に、スピーカーから「はこだて賛歌[5]」のイントロをアレンジしたメロディーが流れてからアナウンスが流れる。
- 魚市場通側に渡り線が設置されているが、通常は使用されない。
- 旧・十字街停留場(2008年10月撮影)
- 旧・十字街停留場の上屋に設置の時計(2017年5月撮影)
- 旧・十字街停留場ホームに設置の電車接近表示機(2017年5月撮影)
- 線路が分岐する様子(2020年9月撮影)
- 十字街停留場付近に設置の渡り線(2017年5月、近接の横断歩道から撮影)
操車塔
- 十字街の操車塔
十字街の交差点には、過去使用されていた操車塔が保存されている(十字街旧路面電車操車塔)。本体は高さ5.4メートル、直径1.9メートルの鉄筋コンクリート製で、形状から「キノコ」や「丸小屋」と呼ばれた[6]。
1938年(昭和13年)8月、分岐器の手動電動化に伴い旧・北洋銀行末広町支店の前に建てられ、1974年(昭和49年)に完全電動化により無人化。内部に制御器が設置され1995年(平成7年)6月まで使用。同年7月に道路拡幅工事に伴い一時撤去。同年9月にアクロス十字街前に移設され保存されている[7][6]。
分岐と転轍機
函館市電にはかつて、五稜郭公園前・ガス会社前(廃止)・松風町・函館駅前・宝来町にも転轍機のある分岐があったが、現在は駒場車庫の入出庫用の他は当停留場に残されているのみである。
周辺
→「十字街 (函館市)」も参照
- 国道279号
- 北海道道675号立待岬函館停車場線
- 南部坂
- 函館山ロープウェイ山麓駅 - 南部坂をのぼり徒歩10分。専用駐車場付近には、江戸時代に南部陣屋があった
- 函館バス、北海道バス「十字街」停留所[8]
- 函館タクシー(函館帝産バス)「ベイエリア前」停留所[9]
- 日本最古の操車塔
- 函館水電による日本最古のコンクリート電柱
- 金森赤レンガ倉庫
- 北海道坂本龍馬記念館
- 函館西警察署十字街交番
- 函館市企業局上下水道部
- 函館市地域交流まちづくりセンター(旧・丸井今井呉服店函館支店) - 館内cafe DripDropは市電・バス乗車券の委託販売店を兼ねている[10]
- 函館元町郵便局
- 北海道銀行十字街支店
- 北海道函館西高等学校
- セブン-イレブン函館十字街店 - 市電・バス乗車券の委託販売店を兼ねている[10]
- はこだて明治館
- 在札幌ロシア連邦総領事館函館事務所
- 五島軒本店旧館、レストラン雪河亭
- コープさっぽろ 末広西店
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その他
トミーテックのキャラクターコンテンツ、鉄道むすめの松風かれん(運転士)の「かれん」は、かつて当停留場で使われていた、ネーミングライツによる副停留場名(明治館・赤レンガ倉庫群前)より採られた。
隣の停留場
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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