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古河電気工業千葉事業所サッカー部
かつて存在した日本のサッカークラブ、VONDS市原の前身となったクラブ ウィキペディアから
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古河電気工業千葉事業所サッカー部(ふるかわでんきこうぎょう ちばじぎょうしょサッカーぶ)は、かつて存在した日本のサッカークラブ。古河電気工業千葉事業所のサッカー部として1967年に創部した。VONDS市原FCの母体となったクラブである。
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概要
要約
視点
創設~1970年代
1967年に創設される[1]。1972年の関東社会人サッカー大会決勝で東邦チタニウムを破り優勝。翌1973年に関東サッカーリーグへ昇格したが、昇格初年のリーグ戦で初優勝を果たした。また、全国社会人サッカー選手権大会に初出場したが、初戦でヤンマークラブに敗れた。1975年、関東リーグ戦は首位に勝点1差の2位に入り、全社も決勝でヤンマークラブに敗れたが準優勝の成績を収めた。
1976年、日本サッカーリーグ(JSL)2部に昇格したが、18戦3勝の最下位。入替戦でも日産自動車(現:横浜F・マリノス)に敗れたが、同年限りで永大産業が廃部したため、JSL2部残留となった。第1回JSLカップは予選敗退となった。1977年、JSL2部で10チーム中9位に終わり、入替戦で東芝堀川町(現:北海道コンサドーレ札幌)に敗れて、関東リーグへの降格が決まった。なお、第2回JSLカップは不参加であった。
1978年、関東リーグは優勝した東邦チタニウムに勝点10差の2位、地域リーグ決勝大会はグループ2位に終わり、決勝ラウンド進出はならなかった。1979年、関東リーグは優勝した埼玉教員に勝点2差の2位、地域リーグ決勝大会はグループAを首位で突破したが、決勝ラウンドは3位に終わった。
1980年代
1980年、関東リーグで3年連続の2位、地域リーグ決勝大会は決勝ラウンド2位に入り、入替戦に回ったが甲府サッカークラブ(現:ヴァンフォーレ甲府)に敗れてJSL復帰は成らなかった。また、天皇杯に初出場したが、1回戦で三菱重工(現:浦和レッドダイヤモンズ)に敗れた。1981年、関東リーグで8年ぶりに優勝、地域リーグ決勝大会はグループ2位に終わった。1982年、関東リーグは3位に終わり、地域リーグ決勝大会進出を逃した。また、全社に出場するも初戦で大阪ガスに敗れた。1983年は関東リーグで7位と前年より大きく順位を落とした。全社は1回戦でTDK(現:ブラウブリッツ秋田)にPK勝ちしたが、2回戦で松下電器産業(現:ガンバ大阪)に敗れた。 1984年、関東リーグで優勝した東邦チタニウムに同勝点ながら得失点差で2位、3年ぶりに地域リーグ決勝大会に進出したが、グループ2位に終わった。
1986年はリーグ戦で3位ながら、全社では三菱化成黒崎(現:ギラヴァンツ北九州)や東京ガス(現:FC東京)などを破って初優勝を果たした。また、1987年はリーグ戦で5位、全社はTDKや京都紫光クラブ(現:京都サンガF.C.)を破って決勝に進出したが、秋田市役所に敗れて準優勝。1988年はリーグ戦で4位、全社は初戦で敗退。1989年はリーグ戦で5位、全社は大塚製薬(現:徳島ヴォルティス)やYKK(現:カターレ富山)などを破って決勝に進出するも、決勝で中央防犯(現:アビスパ福岡)に敗れた。
1990-2000年代
1990年はリーグ戦で10チーム9位、最下位チームと勝ち点3差ながら残留。全社は2回戦で敗退。1991年はリーグ戦で8位、全社は2回戦でPJMフューチャーズに敗れた。1992年はリーグ戦で10チーム中8位で降格圏と勝点2差で残留。1993年はリーグ戦で得失点差はマイナスながら4位に入った。また、同年より片岡道夫が監督に就任した[2]。1995年、リーグ戦を4勝3分11敗、勝点15で最下位に終わり千葉県社会人サッカーリーグ1部への降格が決まった。
1996年から千葉県リーグ1部に所属。1996年から1998年まで3連覇を果たすなど、県リーグで上位をキープするが、関東リーグへの復帰は成らなかった。また、千葉県サッカー選手権大会(兼天皇杯千葉県予選)で4度決勝に進出するが、全て決勝で敗れた。2003年に千葉県リーグで5度目の優勝、関東社会人サッカー大会で準優勝。翌2004年から9年ぶりとなる関東リーグ2部への昇格が決まった。関東リーグでは2006年に3位に入った。また、2005年および2007年に全社に出場するが共に1回戦で敗退した。
2008年にS.A.I.市原サッカークラブへ名称を変更して、企業チームからクラブチームへと変わった[1]。2009年はリーグ戦で3位に入ったものの、2010年は8チーム中7位に終わり、8年ぶりに千葉県リーグへ降格することとなった。
2011年2月28日、市原市サッカー協会が主体となってS.A.I.市原サッカークラブを承継する形で市民球団を創設すると報じられた。同月20日の選手選考会では32人が集まり、その内の22人がS.A.I.市原サッカークラブの選手であった。同年3月6日に名称をVONDS市原と発表した[3][4]。以降についてはVONDS市原の項目を参照のこと。
なお、千葉市にある古河市原シニアは古河電気工業千葉事業所サッカー部でプレーした選手で創設されたクラブであり、2015年度の全国シニア(40歳以上)サッカー大会にも出場している[5]。
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年度別成績
古河電気工業千葉事業所サッカー部
S.A.I.市原サッカークラブ
- 出典
- 関東サッカーリーグ・過去の記録(2020年3月22日閲覧)
- 脚注
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主な成績・タイトル
リーグ戦
- 関東サッカーリーグ1部
- 優勝(2回):1973, 1981
- 準優勝(5回):1975, 1978, 1979, 1980, 1984
- 3位(3回):1982, 1986, 2009
- 関東サッカーリーグ2部
- 3位(2回):2006, 2009
- 千葉県社会人サッカーリーグ1部
- 優勝(5回):1996, 1997, 1998, 2000, 2003
カップ戦
- 全国社会人サッカー選手権大会
- 優勝(1回):1986
- 準優勝(3回):1973, 1987, 1989
- 関東社会人サッカー大会
- 準優勝(2回):1972, 2003
- 千葉県サッカー選手権大会(兼天皇杯千葉県予選)
- 準優勝(4回):1997, 1998, 1999, 2001
脚注
関連項目
外部リンク
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