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台北捷運新荘線
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新荘線(しんしょうせん)は、台湾台北市大安区の古亭駅から、同市松山区の行天宮駅まで市内を南北に縦断した後、西に折れて新北市三重区および新荘区を経由して、桃園市亀山区の迴龍駅までを結ぶ台北捷運の路線である。大橋頭駅で蘆洲線に分岐する。中和線古亭駅から南勢角駅まで、直通運転する。
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路線データ
概要
公共輸送機関が路線バスしか無かった台北市中山区の主要部や、台北市中心部から近く、台湾でも有数の人口密度を持ちながらも淡水河に隔てられていた旧三重市と旧新荘市に、2001年から建設が始まった鉄道である。古亭駅から忠孝新生駅までの区間と淡水河以西の工事が遅れる一方、淡水河東岸の大橋頭駅から分岐する蘆洲線は先に全線開業する運びとなったため、2010年11月、忠孝新生駅から大橋頭駅までが部分開業する形となった。その後2012年1月、更に輔大駅から大橋頭駅の区間が部分開業した。台北橋以西は清朝統治時代に開業し、淡水河西岸を通っていた当時の縦貫線鉄道(台湾総督府鉄道の前身で劉銘伝が設立した全台鉄路商務総局が運営)の路線跡をほぼ雁行している。
2013年7月現在、運行時間は朝6時から24時過ぎまでで、忠孝新生駅から迴龍駅行きと蘆洲駅行きが交互に、それぞれ全区間を通して走る各駅停車として運転されている。日中の運行間隔は大橋頭駅以東で概ね5分となっており、時刻表は存在しないが、全ての駅のホーム上と改札周辺に、次の列車到着までの残り時間を刻々と示す案内表示が設けられている。
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沿革
設備
開業済み区間の駅は全て地下駅で、ホームドアや車椅子に対応したバリアフリーが完備されている。また携帯電話の電波はトンネル内を走行中の列車から十分通話ができるように中継されている。一方で各駅の改札内には売店や自動販売機は無く、駅構内や列車内での飲食は法令に従って禁止されている。
車両
C371型(設計は川崎重工業、製造は台湾車輌)が、全て6両編成で運行されている。1両の長さが23.5メートル、車両幅は3.2メートル、一編成の乗車定員は1,914名あるため、列車長は日本のJR在来線の通勤型電車のほぼ7両分、乗車定員では12両分以上に相当する。
駅一覧
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脚注
外部リンク
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