トップQs
タイムライン
チャット
視点
名古屋オーシャンズ
日本のフットサルチーム ウィキペディアから
Remove ads
名古屋オーシャンズ(なごやオーシャンズ、英語: Nagoya Oceans)は、日本の愛知県名古屋市をホームタウンとする[1]、日本フットサルリーグ(Fリーグ)に加盟するフットサルクラブである。旧名称は大洋薬品/BANFF(たいようやくひんバンフ)。
![]() |
Remove ads
概要
もともとホームアリーナとしていた(後述)武田テバオーシャンアリーナが名古屋港の近くにあることから、チーム名称には「海を越え世界へはばたいて行きたい」という意味が込められている。
獲得した主要国際・全国タイトルは、全国最多の計39回(AFCフットサルクラブ選手権4回・Fリーグ16回・Fリーグ オーシャンカップ11回・全日本フットサル選手権大会7回・FUTSAL地域チャンピオンズリーグ1回)である。
サテライトチームとして名古屋オーシャンズサテライトがある。漫画家の高橋陽一はオーシャンズ応援イラストを公式サイトなどに提供している。名誉サポーターとして愛知県知事の大村秀章と名古屋市長の河村たかしがいる。応援番組として東海テレビでオーシャンズTVが放送されていたが、2013年9月に終了した。
歴史
要約
視点
Fリーグ開幕以前
2006年に大洋薬品フットサルクラブ株式会社が設立された。オフィシャルスポンサーとして大洋薬品(現・武田テバファーマ)、クラブスポンサーとしてバンフスポーツを迎え、2006年5月に日本初のプロフットサルクラブとして大洋薬品/BANFFを結成。眞境名オスカーが監督に就任した。2006年は8,000万円の年間予算全額を大洋薬品が出資している。2006年4月には全国リーグのFリーグ設立が決定されており、2006年10月26日にはメインアリーナである大洋薬品オーシャンアリーナの建設を発表。2007年1月にはクラブ設立後初の第12回全日本フットサル選手権大会で優勝し、2月には2006年度の東海フットサルリーグで優勝し、3月にはFUTSAL地域チャンピオンズリーグで優勝してシーズン3冠を達成。2007年4月にはFリーグ規定に則って地域名を冠した名古屋オーシャンズに名称変更し、Fリーグの開幕を迎えた。
眞境名オスカー監督時代(2006年-2007年)
2006年、クラブ初代監督として眞境名オスカー監督が就任。 クラブ発足年の目標として掲げていた国内三冠(東海リーグ、全日本フットサル選手権大会、地域チャンピオンズリーグ)を達成した。 2007年9月Fリーグが開幕するも、第2節ホーム開幕戦を最後に突然の監督解任となった。
館山マリオ監督時代(2007年-2008年)
2007年10月に館山マリオが監督に就任。2007年9月にはFリーグが開幕したが、開幕時点でオーシャンアリーナは未完成であったため、パークアリーナ小牧でホームゲームを開催した。2008年2月にはFリーグ2007で優勝した。森岡薫が最優秀選手賞を獲得したほか、森岡薫とボラがベストファイブに選出された。2008年3月に開催された第13回全日本フットサル選手権大会では準優勝だった。
アジウ監督時代(2008年-2013年)
2008年4月にはポルトガル人のジョゼ・アジウ・アマランテが監督に就任。 5月2日にはメインアリーナとなる大洋薬品オーシャンアリーナが完成し、その落成記念大会となった6月の大洋薬品オーシャンアリーナカップ2008では準優勝した。2008-09シーズンのFリーグでは2連覇を達成し、北原亘が最優秀選手賞とベストファイブに選出された。2009年3月に開催された第14回全日本選手権では準優勝だった。
2009年8月のオーシャンアリーナカップ2009では準優勝だったが、2009-10シーズンのFリーグでは3連覇を達成した。2010年3月にイランのイスファハンで初開催されたAFCフットサルクラブ選手権には日本代表として出場し、3位となった。
2010年7月にはFリーグ 大洋薬品オーシャンアリーナカップ2010で優勝した。2010-11シーズンのFリーグでは4連覇を達成したが、5試合残しての優勝決定は史上最速だった。
2011年7月にはカタールのドーハで開催されたAFCフットサルクラブ選手権で初優勝した。8月にはFリーグ 大洋薬品オーシャンアリーナカップ2011で優勝し、11月にはAFC年間最優秀フットサルクラブに選ばれた。2011-12シーズンのFリーグでは5連覇を達成した。
- 2012年7月、AFCフットサルクラブ選手権クウェート2012 3位。(開催地:クウェート/クウェート)
- 2012年8月、オーシャンアリーナカップ2012優勝。
- 2012年12月、シーズン1位が確定し、プレーオフに進出決定。なおこのシーズンは無敗(3分け)であった。
- 2013年2月、Fリーグ2013/2014 プレーオフファイナルステージにてシュライカー大阪(ファーストステージ勝者)を下し、総合チャンピオンとして6連覇を達成。
- 2013年3月、PUMACUP2013第18回全日本フットサル選手権大会優勝。リーグ戦・カップ戦とあわせ国内3冠を達成。
- 2013年3月、LOVEあいちサポーターズ あいちスポーツ大使 就任
アコスタ監督時代(2013年-2016年)
- 2013年7月、Fリーグ オーシャンアリーナカップ2013 優勝。
- 2013年8月、AFCフットサルクラブ選手権日本2013 3位。(開催地:日本/名古屋)
- 2013年9月、バサジィ大分に3-5で破れ、国内無敗記録が52試合でストップ。
- 2014年3月、Fリーグ2013/2014プレーオフファイナルラウンドにてバサジィ大分(セカンドラウンド勝者)を下し、総合チャンピオンとなり7連覇を達成。
- 2014年3月、 PUMACUP2014第19回全日本フットサル選手権大会 優勝。
2014年5月に開催されたFリーグオーシャンカップ2014で優勝した。2014年8月に中国の成都で開催されたAFCフットサルクラブ選手権2014では2度目の優勝を飾った。2014-15シーズンのFリーグでは、プレーオフファイナルラウンドでシュライカー大阪を下し、Fリーグ8連覇を達成した。2015年3月に開催された第20回全日本フットサル選手権大会でも優勝し、シーズン4冠を達成した。
2015年7月に開催されたFリーグオーシャンカップ2015では準優勝だった。2015年8月にイランのイスファハンで開催されたAFCフットサルクラブ選手権2015では準々決勝で敗退した。2015-16シーズンのFリーグでは、プレーオフファイナルラウンドで府中アスレティックFCを下し、Fリーグ9連覇を達成した。シーズン終了後には森岡薫が退団し、北原亘とペドロ・コスタが現役引退した。ペドロ・コスタは現役引退と同時に監督に就任した。
ペドロ・コスタ監督時代(2016年-2019年)
2016年7月にタイ王国のバンコクで開催されたAFCフットサルクラブ選手権2016では、決勝でイラクのナフィト・アルワサトを破って3度目の優勝を飾った。2016-17シーズンのFリーグでは初めて年間1位をシュライカー大阪に譲った。プレーオフのセカンドステージでASVペスカドーラ町田に敗れ、年間3位でシーズンを終えた。
2017-18シーズンのFリーグでは2シーズンぶりに優勝した。プレーオフ最終戦ではペスカドーラ町田に2試合合計10-4で勝利している。2018年1月18日、Fリーグが2018-2019シーズンから2部制を導入するにあたって新設されるFリーグ ディビジョン1(F1)へ参加することが決定した[1]。
2018-19シーズンのFリーグ ディビジョン1(F1)では2年連続11回目の優勝を果たした。
フエンテス監督時代(2019年-2024年)
2018-19シーズン終了後にペドロ・コスタ監督が退任し、2019年4月にはフアン・フランシスコ・フエンテス・サモラが監督に就任した。2019年5月にはFリーグオーシャンカップで優勝し、クラブ創設以来30タイトル目を獲得した。2019年8月にはAFCフットサルクラブ選手権で優勝。2019-20シーズンのFリーグ ディビジョン1(F1)で3年連続12回目の優勝を果たした。同シーズンの全日本フットサル選手権は、新型コロナウイルスの影響により中止。
2020-21年シーズンも4年連続13回目のリーグ優勝は果たしたが、全日本フットサル選手権はF2リーグ優勝のトルエーラ柏の快進撃を止めることが出来ず準々決勝で敗退。なお、サテライトチームも二回戦でトルエーラ柏に敗退している。
2021-22年シーズンはオーシャンカップは中止、リーグ戦は終盤まで湘南ベルマーレとの競り合いになるが残り2試合で優勝を決定する。[2]
全日本フットサル選手権は一回戦から順調に勝ち進むも、決勝で立川・府中アスレチックにオウンゴールでの1点を守りきられ準優勝に終わった。
2022-23年シーズンも6年連続15回目のリーグ優勝を果たしたが、全日本フットサル選手権では準決勝で湘南ベルマーレと対戦しPK戦の末敗れ、ベスト4で大会を終えた。
2023-24年シーズンは5月に行われたオーシャンカップを優勝。
リーグ戦はホーム&アウェーのレギュラーシーズン+上位・下位6チームずつの一回戦ファイナルステージの変則2期制となり、レギュラーシーズンはペスカドーラ町田の後塵を拝し2位、ファイナルステージも3週のうち第1週町田開催初戦でバサジィ大分に敗れ一時は勝ち点7差になり自力優勝消滅の絶体絶命の中迎えた第2週金城ふ頭アリーナ開催でシュライカー大阪に1-3のビハインドから奇跡的に追い付いて首の皮一枚優勝の目を繋ぎ、町田はあと勝ち点1を上乗せすれば優勝の所をバルドラール浦安に敗れ最終節の直接対決に勝ち点3差で挑むことになる。 その最終節墨田開催で得失点差の関係で勝てば優勝、引き分け以下なら町田優勝のプレッシャーを跳ね除け7年連続16回目の優勝を成し遂げた。
Fリーグ終了後、6シーズン指揮を執ったフエンテス監督とコーチ二名[3][4][5]、元ブラジル代表ダルランの退団を発表した[6]。
フエンテス監督らの退団発表後に開催された第29回全日本フットサル選手権は初戦から危なげない完勝を続け、決勝も立川アスレティックFCを退け[7]、オーシャンカップ、Fリーグ、全日本選手権の三冠を取りフエンテス体制の有終の美を飾った。
イマノル監督時代(2024年-2025年)
2023-24シーズン終了後にフエンテス監督が退任し、2024年3月に2024-2025シーズンよりイマノル・アレグイ・サラサ氏がトップチーム監督に就任することを発表。イマノル新体制のもと挑んだFリーグオーシャンカップ 2024で優勝。
リーグ戦は苦戦を強いられ、8連覇を逃した。シーズン終了後にイマノル監督の退団が発表された[8]。。
木暮賢一郎監督時代(2025年-)
2025年4月に木暮賢一郎監督の就任が発表された。12シーズンぶりの名古屋復帰となり、クラブ史上初の日本人監督となる[9]。
Remove ads
ホームアリーナの変更

もとは当チームは名古屋市港区の武田テバオーシャンアリーナをメインのホームアリーナとして利用していた。しかし2020年11月22日のファンミーティングにて、拠点をオーシャンアリーナから撤退し新しく練習用体育館を建設すると発表した[10]。その建設までの間、練習場は名城大学ナゴヤドーム前キャンパス、名古屋WESTフットサルコートで行うこととなった。
2021-22年シーズンからホームアリーナを愛知県内各域に広げ普及を図ることとなり、オーシャンアリーナ4試合、名古屋市千種スポーツセンター3試合、名古屋市稲永スポーツセンター、パロマ瑞穂アリーナ、春日井市総合体育館、ウィングアリーナ刈谷で各1試合を開催した。(当初予定では岡崎中央総合公園総合体育館でも1試合が予定されていたが代表活動帰国後の調整のため延期となり[11]、パロマ瑞穂アリーナに変更となった[12]。)2022-23年シーズンではオーシャンアリーナでのホームゲームは組まれず、名古屋市千種スポーツセンター7試合、パロマ瑞穂アリーナ2試合、名古屋市稲永スポーツセンター1試合、春日井市総合体育館1試合が設定された。
2022年1月、愛知県知多市にトレーニングセンターを建設することを発表[13]。同年4月に「オーシャンズフィールド」の名称で利用を開始した。
2025-26年シーズンはレギュラーシーズン11試合のうち9試合をパロマ瑞穂アリーナで開催。残り2試合をそれぞれメディアス体育館ちた、春日井市総合体育館で開催する。
タイトル
- 国際タイトル
- AFCフットサルクラブ選手権優勝:4回(2011年、2014年、2016年、2019年)
- 全国タイトル
- JFA 全日本フットサル選手権大会優勝:7回(2007年、2013年、2014年、2015年、2018年、2019年、2024年)
- Fリーグ優勝:16回(2007年度、2008年度、2009年度、2010年度、2011年度、2012年度、2013年度、2014年度、2015年度、2017年度、2018年度、2019年度、2020年度、2021年度、2022年度、2023年度)
- Fリーグ オーシャンカップ優勝:10回(2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2017年、2018年、2019年、2022年、2023年、2024年)
- FUTSAL地域チャンピオンズリーグ優勝:1回(2007年)
- 地域タイトル
- 東海フットサルリーグ優勝:1回(2007年)
Fリーグ チーム成績
※2021-22シーズン終了時
Remove ads
歴代監督
眞境名オスカー(2006年4月 - 2007年9月)
館山マリオ(2007年9月 - 2008年4月)
ジョゼ・アジウ・アマランテ(2008年4月 - 2013年3月)
ビクトル・アコスタ・ガルシア(2013年4月 - 2016年3月)
ペドロ・コスタ(2016年4月 - 2019年3月)
フアン・フランシスコ・フエンテス・サモラ(2019年4月 - 2024年3月)
イマノル・アレグイ・サラサ (2024年4月-2025年3月)
木暮賢一郎(2025年4月 - )
所属選手
2024-25シーズン所属選手
歴代所属選手
Remove ads
ユニフォーム
Remove ads
スポンサー
- ロイヤルスポンサー
- 丸大産業
- オフィシャルスポンサー
- 東邦液化ガス
- アビームシステムズ
- はなみずき整形外科スポーツクリニック
- あいおいニッセイ同和損害保険
- 二友組
- 上野工業
- ミソノサービス
- ユニコマネジメント
- 心想
- 小松開発工業
- いずみパーキング
- ヤマダインフラテクノス
- 繁昌
- Bricks&UK
- 山秀グループ
- Bright
- 吉田建設
- 医療法人SDC
- 合同会社大正
- 大冷工業
- 大和証券
- イノベスト
- 三井不動産グループ
- 十六銀行
- ナゴヤギア
- 企業組合建築環境システム
- 北斗総業
- アスリートライフデザイン
- 名豊モータース
- あおいホーム
- 東亜道路工業
- 藤健
- あさひの不動産
- JTB
- TOYOデンタルクリニック
- KEN
- カケコー
- カシワブッサン
- アマノ機工
- 東京アスレティッククラブ
- 三重県営サンアリーナ
- 高山グリーンホテル
プレミアムアライアンスパートナー
- オフィシャルパートナー
- バンフスポーツ
- サポートカンパニー
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads