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日本フットサルリーグ
日本のフットサルリーグ ウィキペディアから
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日本フットサルリーグ(にほんフットサルリーグ)は、日本フットサルトップリーグが運営するフットサルの全国リーグである。愛称は「F.LEAGUE(Fリーグ)」。
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概要
2007年9月に第1回大会が開幕し、全国の8クラブが参加した。Jリーグをモデルとしたホームタウン制を敷き、チーム名称に企業名を冠することを禁止している。
現時点では名古屋オーシャンズ、バサジィ大分、しながわシティがリーグ内でのプロチームである。その他のチームはスポンサー企業などに勤務する会社員などと兼業のアマチュア選手が多く、いわゆるセミプロリーグである。ただし、将来のプロ化も構想されている。1チームあたりの運営費は4500万円程度と予測されていた[2] が、実際には5000万円から7000万円かかっている[3]。
→「日本のフットサル」も参照
沿革
- 2005年
- 4月、日本サッカー協会 (JFA) にて理事会で、フットサル委員会内にフットサル全国リーグ設立検討プロジェクト発足を決定。フットサル全国リーグの実施について同プロジェクトが検証を続け、JFAに答申。
- 2006年
- 4月21日、JFAは全国リーグ設立を決定。以降日本フットサル連盟に移管した上で準備を進めた。参加チームの募集も行い、全国から16チームの参加申し込みがあった。
- 11月22日、日本フットサルリーグ設立を発表。さらに日本フットサルリーグへの参加が決定した8チームが発表された。
- 2007年
- 1月24日、リーグの概要が発表。
- 5月21日、オフィシャルスポンサーなどが発表。
- 9月23日、開幕。
- 2008年
- オーシャンアリーナカップを初開催。
- 2009年
- エスポラーダ北海道と府中アスレティックFCが加盟。
- 「オーシャンアリーナカップ」が正式にFリーグのカップ戦となる。
- 2010年
- 日本トップリーグ連携機構に加盟。
- 2012年
- ステラミーゴいわて花巻が退会。
- アグレミーナ浜松が加盟。
- 2014年
- ヴォスクオーレ仙台とフウガドールすみだが加盟。
- 2016年
- Fリーグ10周年を記念してFリーグオールスターゲームを開催。
- 2018年
- 2部制導入が決定。Fリーグ ディビジョン1(F1)およびFリーグ ディビジョン2(F2)が設置[4]。
- F1には前シーズンFリーグ加盟クラブのうちデウソン神戸を除いた11クラブとFリーグ選抜が加入した。
- F2にはデウソン神戸と、新たにFリーグに加盟したボアルース長野、ヴィンセドール白山、広島エフ・ドゥ、ポルセイド浜田、トルエーラ柏、ボルクバレット北九州、Y.S.C.C.横浜の8チームが加入した。
- Fリーグ選抜が創設(2018シーズンから2年間、F1に参加した)。
- 2部制導入が決定。Fリーグ ディビジョン1(F1)およびFリーグ ディビジョン2(F2)が設置[4]。
- 2019年
- 2018-19シーズンの結果を受け、ボアルース長野がF1に昇格、アグレミーナ浜松がF2に降格。
- 2020年
- 2019-20シーズンの結果を受け、Y.S.C.C.横浜、ボルクバレット北九州がF1に昇格。
- ヴォスクオーレ仙台が2020-21シーズンの参加を断念。これにより2020-21シーズンのF2は6チームで行われる。
- 2021年
- トルエーラ柏がしながわシティにクラブ名を変更し、ホームタウンを移転。
- ヴォスクオーレ仙台のF2クラブライセンス交付が保留となる。これにより2021-22シーズンのF2は6チームで行われる。
- 2022年
- 4月、日本女子フットサルリーグとともに日本フットサル連盟から独立し一般社団法人日本フットサルトップリーグを設立[5]。
- マルバ水戸FC、リガーレヴィア葛飾が加盟。ヴォスクオーレ仙台が復帰。これにより、2022-23シーズンのF2は9チームで行われる。
- 2023年
- 2022-23シーズンの結果を受け、しながわシティがF1に昇格、ボアルース長野がF2に降格。
- ミラクルスマイル新居浜が加盟。デウソン神戸にFリーグクラブライセンスが不交付となる。これにより、2023-24シーズンのF2は9チームで行われる。
- 2024年
- 2025年
- 2024-25シーズンの結果を受け、ボアルース長野がF1に復帰、ヴォスクオーレ仙台がF2に降格。
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試合方式
要約
視点
F1
セントラル開催履歴
- セントラル開催とは、リーグ主管による全チーム集結シリーズで、2007-08・2008-09・2014-15年度の3大会は1回分の総当たりを、それ以外の年度も、基本「ホーム&アウェー+ホームorアウェー」の流れとし乍らも、年3-6節をセントラル開催として行っている(2013-14年度は4回総当たりのため「ホーム&アウェー×2」を基本としつつ、過去最多の12節分をセントラル開催とした)。
- 2017-18シーズンからは参加12チームを6チームずつ2組に分けた「6チーム共同開催節」を設けており、それぞれ「J SPORTS」「AbemaTV」の冠をつけた節名をつけている。この「6チーム共同開催節」はそれぞれの節に主管(主催)クラブを定め、その主管(主催)クラブのホームコートに6チームずつが参加して、そのクラブのホームゲームを含むセントラル開催に準じた各節3試合の公式戦を行うというものである[7]。なお2018-19・2019-20シーズンは「6チーム共同開催節」でも全12チームが1つの会場にまとまって集結する「セントラル開催」と全く同じパターンの節も行われている。
年度ごとの順位決定方法
リーグ初年度は2007年9月23日に国立代々木競技場第一体育館に開幕。
2008年2月17日まで3回戦総当りで、うち7節は全チームが1カ所に集まるセントラル開催方式、残り14節は各チームのホーム・アンド・アウェー方式となる。セントラル開催方式分は第1・16・21節が国立代々木競技場第一体育館、第12・13節が長野ホワイトリングで2日間連続、第14・15節が北九州市立総合体育館で2日間連続で行われた。
第2回(2008年度)も、引き続きホーム・アンド・アウェー+セントラルの3回総当りだった。
2009年度の第3回はセントラル方式を3節(第1・10・20節)に減らし、実質変則ホーム・アンド・アウェーの形式を増やしている。以後もセントラル開催は開幕戦、最終節とシーズン半ばの1-2節程度に減らし、ほとんどの試合はH&A(あるカードはホームが2試合になる場合もある)を原則として維持している。
試合は20分ハーフ前後半2セット(計40分)で行い、同点の場合の延長戦はなし。勝利チームに勝ち点3、負け0、引き分け双方に1の勝ち点を与え、最終的に27試合終了時の勝ち点最多獲得チームが優勝。同点の場合、当該チームの得失点差、総得点、直接対決の対戦成績を踏まえて順位を決める。
2012-13シーズンよりプレーオフ制を導入する。まずリーグ戦2位と同3位が原則として2位チームのホームで対戦し2勝先勝が勝ち抜き、その勝者がリーグ戦1位と原則1位チームのホームで決勝を最大4試合戦う。1位には1勝のアドバンテージを与え、3勝した方が優勝(1位は実質2勝すればよい)となる。
2013-14シーズンは前後期の2ステージ制を導入。これにより前後期合計4回戦総当り、基本ホーム・アンド・アウェー2回ずつ、試合数は36試合となった。ステージ単位ではホーム・アウェー1回ずつの2回総当たり。ただし従来通り全チーム集結によるセントラル開催を12節分(前・後期それぞれ6節分)設定する。
プレーオフへは前期・後期のそれぞれの順位をポイントに置き換え(それぞれの2回総当たり終了時の1位:10点、2位:9点、3位:8点…10位:1点と順位ごとに1点ずつポイントが減る)、その総合順位ポイント上位4チームが進出する。またこれによりトーナメント方式も4チームによるステップ・ラダー方式に変更。1位は決勝戦、2位は準決勝戦にそれぞれシードされ、3位と4位の間で1回戦を行う[13]。決勝戦はこの年から2試合制(引き分け有)とし、1位チームに勝ち点3(1勝分)のアドバンテージを与え2試合終了時の合計勝ち点で競い、勝ち点が同じ場合(1位に対するアドバンテージを含め1勝1敗1分けの勝ち点4で終わった場合)は2試合のスコアに関係なく、5分ハーフの延長戦、さらに同点であればPK戦を行い勝者を決める。なお順位ポイント1位のチームが第1戦を勝った場合はその時点で優勝とする。
2014-15シーズンからは1シーズン制に戻し、新たに2チームが増え12チームとなり3回総当たりの「完全ホーム&アウェー&セントラル方式」を7年ぶりに復活、シーズン5位以内に入ったチームがプレーオフ進出となる。方式は前年度より変更され、シーズン1位は無条件で決勝戦に進出、シーズン2位-5位、3位-4位が1回戦を戦い、それぞれの勝者チームが準決勝に進出。準決勝の勝者チームがシーズン1位との決勝を戦う。
1st Round(1回戦) | 2nd Round(準決勝) | Final Round(決勝)/4位決定戦 | ||||||||
1 | ||||||||||
2位チーム | ||||||||||
3 | ||||||||||
5位チーム | ||||||||||
1の勝者 | ||||||||||
2 | ||||||||||
2の勝者 | ||||||||||
3位チーム | ||||||||||
5 | ||||||||||
4位チーム | ||||||||||
3の勝者 | ||||||||||
1位チーム | ||||||||||
4 | ||||||||||
1の敗者 | ||||||||||
2の敗者 | ||||||||||
- 仕組み
- 1st・2ndラウンド、4位決定戦 1試合制。同点の場合5分ハーフ(10分)の延長戦、さらに同点であればPK戦を行い勝者を決める
- ファイナルラウンド 2試合制(引き分け有り)の勝ち点制。優勝決定方法は2013-14年度のやり方と同じ。
2015-16シーズンは原則的には前回と同じ仕組みであるが、プレーオフの勝ち抜け方式が変更された。
- レギュラーシーズン 3回戦総当たり(33試合)の勝ち点制。
- 1st・2ndラウンド、4位決定戦 1試合制。同点の場合レギュラーシーズンの順位上位クラブの勝ち抜け。
- ファイナルラウンド 2試合制。第1戦で1位チームが勝利、もしくは引き分けの場合はその時点で1位チームの優勝とする。第1戦で2ndラウンド勝ち抜けチームが勝利した場合にのみ第2戦が行われる。第2戦で1位チームが勝利、もしくは引き分けの場合は1位チームの優勝、2ndラウンド勝ち抜けチームが勝利した場合は2ndラウンド勝ち抜けチームの優勝とする。
2016-17シーズンは前回と同様。
2017-18シーズンは、プレーオフファイナルラウンドの優勝チーム決定方式が変更された。
- レギュラーシーズン 3回戦総当たり(33試合)の勝ち点制。
- 1st・2ndラウンド、4位決定戦 1試合制。同点の場合はレギュラーシーズンの順位上位クラブの勝ち抜け。
- ファイナルラウンド 2試合制(引き分け有り)。「2試合での勝利数」「2試合での得失点差」「レギュラーリーグ1位クラブ」の順で優勝チームを決定する。
2018-19シーズンは、プレーオフ進出チームが3チームへと変更された。前年までの2ndラウンドを「準決勝」、ファイナルラウンドを「決勝」と呼称する。また、最下位チーム(Fリーグ選抜を除く)は、翌年のF1参入を争うF1参入プレーオフへ出場する。
なお優勝クラブ(プレーオフ制度導入以降ではリーグ戦1位チーム)にはAFCフットサルクラブ選手権の出場権が与えられる。
その他にリーグ戦前のカップ戦として、2008年創設、2009年よりリーグタイトル化したトーナメント方式の「Fリーグテバオーシャンアリーナカップ」がある。
選手に関しては2009年よりJリーグのクラブ登録選手をそのクラブに在籍したままで各チーム2名まで選手登録可能。これまで菅野哲也 (所属元、受入先共に湘南)、三浦知良(所属元横浜FC、受入先北海道)、松井大輔(所属、受入先共にYSCC)がこの制度を利用してFリーグに参加した。他にも菊池大介、鈴村拓也などがJリーグ引退後にFリーグ参戦をしている他、ロベルト・カルロスがFリーグ選抜に加入し参戦したことがある。
F2
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加盟チーム
現在加盟しているチーム
かつて参加していたチーム
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記録・表彰
要約
視点
シーズン成績
成績上位3チームのみ掲載。
F1
F2
- 太字は昇格クラブ
特別表彰
チーム表彰
- フェアプレー賞
個人表彰(カッコ内は所属チーム)
記念ゴール
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主催団体およびスポンサー等
主催
主管
- 参加各クラブ運営会社・団体(セントラル開催分除く)
スポンサー
2015年度より、ゼビオと日本フットサルリーグ・日本フットサル連盟共同による「エグゼクティブパートナー契約」を締結。準会員リーグ、Fリーグ以外の地域・県域リーグも統括的に協賛する[27][28]。
2025年、2018-2019シーズン以来7年ぶりにメットライフ生命をタイトルスポンサーとして迎えた[29]。
※以下の情報は、2025年4月時点[30]。
過去のスポンサー
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クラブライセンス問題
2021年3月7日、F2優勝チームのトルエーラ柏(現:SHINAGAWA CITY FUTSAL CLUB)に対しF1ライセンス不交付(F2ライセンスの交付)の旨がFリーグよりニュースリリースされた[32]。
これを受け、トルエーラ柏の選手・関係者が手に黒い点を書き、被害を無言で訴える「ブラックドットキャンペーン」の写真をSNS上に投稿(現在は削除)。現在までにFリーグ・トルエーラ柏からライセンス不交付の理由に関する説明はなく、Fリーグファンの間では、詳細な説明・ライセンス基準の公開を求める声とともに、様々な憶測・噂が飛び交う事態となっている[33][34]。
2021年3月16日、Fリーグがトルエーラ柏の「ブラックドットキャンペーン」について、投稿を行った選手・関係者に対し第三者を交えてのヒアリングを行い、投稿の意図や背景、目的等の事実関係を調査することを発表。またクラブライセンス制度に関する今後の対応についても現在協議中で改めて報告されるとのこと[35]。
また2021年4月、ヴォスクオーレ仙台に対しても「F2ライセンス保留(リーグ活動休止)」のライセンス結果が発表され、事実上リーグライセンス不交付となる事例があった。同クラブは2020-21シーズン(F2ライセンス交付→その後財政上の都合により参加見送り)までの運営母体である「株式会社ヴォスクオーレ仙台」の債権者によって、クラブエンブレム・ロゴなどの商標権が差し押さえられており、それが解除されない場合はFクラブ(リーグ戦)のエンブレム・ロゴなどの使用が認められず、F2復帰も認められないためとしており、2021-22年シーズン開幕当初はF2リーグへの復帰ができなくなったとしている[36]。
いずれのケースでFリーグクラブライセンスに関して明文化されていないことを問題視している[34]。
これらの事から、2021-22年シーズンからリーグ公式HPにおいてクラブライセンスの概要が公表されるようになった。[37]
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その他
- オフィシャルアーティストには「F.C.GOING」で自身もフットサルをプレーしているGOING UNDER GROUNDが選ばれ、オフィシャルテーマソングとして、2007年度は「Title」、2008年度は「run boyz run」を書き下ろしている。
- テレビ番組
- 2014年までは試合中継がなく、EXスポーツ(スカパー!ch282、一部地域のケーブルテレビ局)で10月より火曜日に「EXフットサル」と題した試合のハイライト(1回30分)を放映開始。司会は中村義昭(DJジャンボ)。また、随時BS日テレでも日曜深夜(日付上月曜未明となるときもある)に「Fリーグダイジェスト」(1回1時間)を専門家の解説(聞き手役は中村)を入れて放映している。2008-09シーズンより一部の試合が各クラブの地元地上波局で中継されるようになった。
- また2011年4月からはBS日テレでFリーグを中心としたフットサル情報番組「Fのキセキ」を放映している。2012年1月15日、BS日テレで北海道対府中戦が完全生中継された。これは北海道に選手登録した三浦知良の出場試合となったため。
- 2015年度からはJ SPORTSと放映権を締結し、リーグ戦のうちセントラル開催となる節(2015年度5節・30試合)、およびプレーオフ決勝戦と、Fリーグオーシャンカップ2015の決勝・3位決定戦を後日中継録画を中心として放送する[38]。
- 2017-2018シーズンは、セントラルの試合を、J SPORTS、AbemaTVでライブ配信を実施。さらに、6回開催される6クラブ共同開催方式の試合を、「J SPORTSシリーズ」「Abema TVシリーズ」と呼称し、各会場においてJ SPORTSでの生中継、またはAbema TVでのライブ配信のいずれかを実施することになっている[39]。また「sfidaFリーグ オーシャンカップ2017 in 北海きたえーる supported by LIFEGUARD」の準決勝、3位決定戦および決勝の計4試合を、AbemaTVにてライブ配信することも決定している[40]。J SPORTSでの放送は2019-20シーズンを最後に終了。
- 映像配信
- リーグ開始から2014-15シーズンまではDMM.comが配信を行なっていた。PCのみ対応。各節1節程度を無料ライブ配信し、その他の試合はおよそ1週間後から有料録画配信を行っていた。2015年4月の配信終了に伴い、過去の動画は閲覧不可能になった。
- 2015-16シーズンからは、ゼビオグループの「応援.com」が配信を行っていた。PC、iOS、Androidに対応。全て無料配信で、各節1節程度をライブ配信し、その他の試合はおよそ1週間後から録画配信を行っていた。
- 2020-21シーズンからはAbemaTVにてFリーグ史上初となるディビジョン1全試合生配信を実施[41]。ディビジョン2はMyCujooにて配信[42]。
- 2023-24シーズンからリーグ独自の配信サイトFリーグTVをスタート[43]。abemaではレギュラーシーズンは名古屋オーシャンズの試合のみ生中継し、ファイナルステージは上位リーグのみを生配信した。
- 2024-25シーズンからは1部・2部・女子全試合をFリーグTVにて配信。
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脚注
関連項目
外部リンク
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