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外国人タレント
自国を離れて日本で芸能活動を行うタレント ウィキペディアから
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外国人タレント(がいこくじんタレント)は、自国を離れて外国で芸能活動を行っているタレントのことを言う。自国でも活躍している人を含む場合もある[1]。
日本における外国人タレント
要約
視点
概要
太平洋戦争前は、吉本興業(東京吉本)所属の ミス・バージニア(米・バージニア州から訪日、ロシア系とされる)やマーガレット・ユキ(日英混血の歌手兼タップダンサー、ロンドン生まれ)が人気を博し、元祖・外国人タレントと言われる。ミス・バージニアは、浅草花月 劇場(吉本興業直営)に出演し、金髪美女でありながら、日本髪着物姿で日本舞踊を踊って人気を得た[2]。マーガレット・ユキも、浅草花月劇場に少女タップダンサーとして出演し、金髪を振り乱して踊る可憐な姿で人気者になったという。
太平洋戦争後は、主に占領軍として来ていた日本語が堪能なアメリカ人が日本で芸能活動を行い成功し、そのまま居残るケースが多かったが、その後日本の復興と共にアジア諸国から来るタレントが増えた。香港(イギリス領)出身のアグネス・チャンやハワイ(アメリカ)出身のアグネス・ラムが人々を魅了し、本土復帰前の沖縄からもフィンガー5や南沙織がデビューし熱狂的な人気となった。
また、日本ではこれまであまり知られていなかった国の出身者が人気を博すことで、その国の知名度が日本人の間で急上昇するなど、そのタレント活動が副次的に民間外交を促進するという効果をもたらすことも多い。近年ではアフリカ諸国出身の外国人タレントが人気を博すケースも増えている。
日本以外ではプロフィールに血液型を載せる慣例がないので、血液型不明の外国人タレントが多い(日本以外では血液型性格分類という迷信の存在そのものが知られていない、自身の血液型は軍隊に入営してIDカードと認識票を作ったり、病院で手術でも受ける事態になったりしなければ知らないという場合が多い)。
外タレと略して使う場合には、ライブなどで訪日する外国のミュージシャンを指すことが多かった(1980年代まで)が、現在ではこの用法は死語に近い。
外国人特有の片言の日本語を使うタレントが多かったが、近年は幼い頃から日本に住み、非常に流暢な日本語を使いこなすタレントが増えている。
外国人タレント(ハーフタレントは除く)は両親とも外国籍である事が一般的であるが、親の再婚等で片親が日本人になるケースも稀に見受けられる(黒宮ニイナ、星野ルネなど)。その場合の多くは、名前や芸名が外国人風であるかどうかが簡単な見分け方である。また、親の再婚や外国人の親が日本国籍を取得するなどで両親共に日本人になるハーフタレントもいる(マテンロウのアントニー、クリステル・チアリなど)。
日本の芸能界には、混血していない日系人(マルシア、アルベルト城間など)や日系人の血を引くタレント(リンダ3世など)もいるが、いずれも分類上は外国人タレントになる。
近年(2017年現在)は女性のハーフタレントの活躍が目立つようになり、女性の外国人タレントの活躍の場は減少傾向にある[3]。比較的活躍が目立つ女性の外国人タレントには非欧米系(特にアジア系)が多く、欧米系の血を引く人が多いハーフタレントとはポジションが被りにくい事が理由の1つと考えられる。
外国人タレント一覧
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脚注
関連項目
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