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大相撲令和4年5月場所
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大相撲令和4年5月場所(おおずもうれいわよねん5がつばしょ)は、2022年(令和4年)5月8日から5月22日までの15日間、東京都墨田区の国技館(両国国技館)で開催されていた大相撲本場所である[1]。
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概要
- 5月場所に関する時系列
番付・星取表
要約
視点
勝ち越し、 負け越し。※赤文字は優勝力士の成績。
幕内
十両
従来、1984年1月場所から2022年3月場所までは、三段目の定員は東西100枚の計200人であったが、力士数の減少に伴い、当場所から三段目の定員が東西90枚の計180人に削減された。
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優勝争い
中日を終え、2敗で平幕の玉鷲、隆の勝、碧山、佐田の海、一山本がトップに立つ展開で、それを照ノ富士らが3敗で追走する展開となった。
玉鷲、碧山は連敗し、優勝争いから後退。また一山本も10日目に幕内最初の勝ち越しを決めるも、上位陣との対戦が組まれ、連敗し優勝争いから脱落した。
12日目を終え、優勝争いのトップは2敗を守る隆の勝となり、それを3敗で照ノ富士、宇良、佐田の海が追う展開となった。
13日目は、佐田の海は小結・豊昇龍を破り3敗をキープ。隆の勝は関脇・若隆景に敗れ3敗に後退。
照ノ富士も3敗を守る一方、宇良は関脇・阿炎に敗れ、4敗に後退。その取組で怪我をし、翌日から休場し、優勝争いから脱落した。
14日目は、佐田の海は小結・大栄翔に敗れ、4敗。照ノ富士と隆の勝は両者勝利し、3敗をキープした。
この時点で、優勝争いは、3敗の照ノ富士、隆の勝。4敗の大栄翔、佐田の海の4人に絞られた。
千秋楽、隆の勝と佐田の海の取組が組まれ、佐田の海がすくい投げで隆の勝を破った。
大栄翔は4敗をキープしたため、照ノ富士の結果次第では4人の優勝決定戦の可能性もあったが、結びの一番で御嶽海を寄り切りで破り、12勝3敗で7回目の優勝を決めた。
備考
- 三賞は殊勲賞に照ノ富士を破った大栄翔(5回目)と隆の勝(初)が選ばれた。
- 敢闘賞に佐田の海が選ばれた。佐田の海は実に47場所ぶりの三賞受賞となった。これは出島と並ぶ史上4番目に長いブランクでの受賞となった。
- 玉鷲は照ノ富士を破り、3場所連続の金星を獲得。また、今場所5日目に初土俵からの連続出場が1426回となり、高見山を抜き、史上4位となった。
- 2日目終了時点にして三役以上の全勝が消滅。2日目での全勝消滅は極めて珍しい[3]。中日終了時点にして幕内が2敗を首位とする事態も異例[4]。
- 13日目は正代と御嶽海の7敗同士の大関の対決となり、これには八角理事長も「優勝争いの大関戦なら(ともかく)負けた方が負け越し。寂しいよね」と落胆していた[5]。
- 14日目終了時点で正代と御嶽海の負け越しが決定しており、千秋楽に貴景勝が負け越せば角番制度発足以来初となる皆勤3大関負け越しという事態となっていた[6]。千秋楽に貴景勝が勝ち越しを決めてこれは実現せずに済んだ。
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脚注
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