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大谷剛彦

日本の裁判官 (1947-) ウィキペディアから

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大谷 剛彦(おおたに たけひこ、1947年(昭和22年)3月10日 - )は、日本の元裁判官東京都目黒区出身[1]最高裁判所事務総長大阪高等裁判所長官、最高裁判所判事を歴任[2][3]。ジャーナリストの大谷昭宏は実兄。大学ではラグビー部に在籍していた[4][5]。最高裁判所判事には同じ大谷姓の大谷直人(第19代最高裁判所長官)がいるが、縁戚関係は無い[6]

概要 大谷 剛彦 おおたに たけひこ, 生年月日 ...
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異動履歴

要約
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東京大学法学部卒業後は1970年昭和45年)4月に第24期司法修習生1972年(昭和47年)4月11日に東京地方裁判所判事補任官[2]

判事補任官以降の経歴は以下の通り。

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主な判決等

  • 2011年6月7日:広島連続保険金殺人事件において第一審・控訴審で死刑判決を受けた被告人Oの上告棄却する判決を言い渡したため、Oに対する死刑判決が確定した[10]
  • 2011年6月21日:君が代起立訴訟において、起立命令は「間接的に制約する面は否定しがたい」とした上で、教育上の秩序の観点から「制約には必要性・合理性がある」として合憲と判断し、原告の上告を棄却する決定を出した[11][12]
  • 2011年10月25日:混合診療訴訟において、混合診療の禁止を適法とし原告の上告を棄却する決定を出した[13]
  • 2011年11月21日:横浜弁護士殺害事件において、第一審・控訴審で無期懲役の判決を受けた被告側の上告を棄却する決定を出したため、被告人に対する無期懲役の判決が確定した[14][15]
  • 2011年12月19日:Winny事件において、Winny開発者の金子勇に対する著作権法違反幇助容疑に係る訴訟で、被告人に公衆送信権侵害の罪の幇助犯が成立しないとする多数意見に対し、同幇助犯が成立するとする反対意見を述べた[16]。大谷を除く裁判官の多数意見により検察官の上告は棄却され、金子の無罪が確定した[17]
  • 2017年2月20日:米軍基地建設反対運動での逮捕者の長期勾留(4ヶ月)の保釈を求める特別抗告を棄却した[18]
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脚注

外部リンク

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