天草市立新合小学校

天草市立新合小学校（あまくさしりつ しんごうしょうがっこう）は、かつて熊本県天草市河浦町新合にあった公立の小学校。

天草市立新合小学校
北緯32度20分11.9秒 東経130度06分57.6秒
過去の名称	津留学校 中等津留小学校 津留簡易科教場 津留尋常小学校 新合尋常小学校 新合尋常高等小学校 天草郡新合村新合国民学校 新合村立新合小学校 河浦町立新合小学校
国公私立の別	公立学校
設置者	天草市
設立年月日	1875年（明治8年）8月1日
閉校年月日	2013年（平成25年）3月31日
共学・別学	男女共学
所在地	〒863-1216 熊本県天草市河浦町新合2008番地4
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2013年（平成25年）3月末をもって閉校し、天草市立河浦小学校に統合された。

概要

歴史

1875年（明治8年）創立。2013年（平成25年）に閉校し、138年の歴史に幕を閉じた。

校章

1938年（昭和13年）制定。旭日章および八稜鏡、三重の円を組み合わせたものを背景にして、中央に校名の頭文字である「新」の文字を配している^[1]。

校歌

作詞は濱名志松、作曲は浜田良次による。歌詞は3番まであり、各番の歌詞中に校名の「新合小学校」が登場する^[1]。

通学区域

天草市のうち「河浦町立原、河浦町新合」。中学校区は天草市立河浦中学校^[2]であった。

沿革

• 1875年（明治8年）8月1日 - 字敷島231番地に「津留学校」が創立。
• 1880年（明治13年）12月 -「公立中等津留小学校」と改称。
• 1887年（明治20年）- 小学校令施行により、簡易科を設置の上、「津留小学簡易科教場」が設置される。
• 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行により、天草郡2村（新合・立原）が合併の上「新合村」が発足。
• 1890年（明治23年）- 尋常科を設置の上、「尋常津留小学校」に改称。
• 1892年（明治25年）4月 -「津留尋常小学校」と改称。
• 1905年（明治38年）4月 -「新合尋常小学校」と改称。
• 1907年（明治40年）4月 - 高等科を併置の上、「新合尋常高等小学校」と改称。
• 1908年（明治41年）4月 - 改正小学校令により、尋常科（義務教育年限）が4年制から6年制に改められる。従来の尋常科4年・高等科4年を「尋常科6年、高等科2～3年」に改める。
• 1938年（昭和13年）- 校章を制定。
• 1941年（昭和16年）4月1日 - 国民学校令施行により、「天草郡新合村新合国民学校」と改称。尋常科を初等科に改める。
• 1947年（昭和22年）4月1日 - 学制改革が行われる（六・三制の実施）
  • 国民学校初等科は、新制小学校「新合村立新合小学校」に改組・改称。
  • 国民学校高等科は青年学校普通科とともに、新制中学校「新合村立新合中学校」に改組・改称。小学校に併設される。
• 1954年（昭和29年）11月1日 - 3村（一町田・新合・富津）合併により、「河浦町」が発足。「河浦町立新合小学校」と改称。
• 1960年（昭和35年）4月1日 - 河浦町立中学校2校（新合・一町田）の統合により河浦町立河浦中学校が創立。

閉校記念碑（左側）

• 1967年（昭和42年）- 体育館が完成。
• 1975年（昭和50年）- 創立100周年記念式典を挙行。
• 1979年（昭和54年）- 鉄筋コンクリート造2階建て新校舎が完成。
• 2006年（平成18年）3月27日 - 2市8町の合併により「天草市」が発足。「天草市立新合小学校」（最終名）と改称。
• 2013年（平成25年）3月31日 - 天草市立河浦小学校への統合により、閉校。

跡地の活用

• 「天草市河浦支所 新合出張所・公民館（新合地区コミュニティセンター）」として活用されている。また敷地内には「陶人房とらい」もある。

交通アクセス

最寄りのバス停留所

• 九州産交バス「新合」停留所

最寄りの幹線道路

• 国道266号
• 熊本県道285号宮野河内新合線

周辺

• 新合郵便局
• 法香寺