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富山県企業局
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富山県企業局(とやまけんきぎょうきょく)は、富山県の地方公営企業である[1]。富山県内で電気事業、水道事業、工業用水道事業及び地域開発事業を行っている。
沿革
- 1920年(大正9年)2月16日:富山県議会において常願寺川水系における発電事業の実施を議決。
- 1920年(大正9年)6月18日:富山県電気局を設置。
- 1924年(大正13年)4月1日:電気事業を開始。
- 1942年(昭和17年)4月1日:富山県電気局が保有する発電所7か所を日本発送電に出資。これにより富山県営の電気事業が同社に接収される。
- 1948年(昭和23年)4月28日:富山県議会において富山県営の電気事業の復元を議決。
- 1955年(昭和30年)6月12日:電気事業復元後、第1号となる大長谷第一発電所が運用を開始。
- 1957年(昭和32年):富山県電気局(現在の企業局)を発足。
- 1970年(昭和45年)10月1日:富山県企業局に改組。
現在の事業
要約
視点
電気事業
2016年4月現在、水力発電所19箇所、太陽光発電所1箇所の計20発電所を有し、合計最大出力は144,990kWである[2]。発電所はすべて富山県内に所在し、発電された電気は全量北陸電力に売電している。
水力発電所
太陽光発電所
水道事業
以下の地域へ水道を給水している。
工業用水道事業
以下の地域へ工業用水道を給水している。
- 富山県西部工業用水道(富山市、高岡市、射水市)
- 富山八尾中核工業団地工業用水道(富山市)
- 利賀川工業用水道(砺波市)
また、附帯する事業として富山県ゴルフ練習場を所有している。
地域開発事業
以下の駐車場を所有している。現在、指定管理者制度を導入して施設運営を行っている。
- 富山県営富山中央駐車場(富山市新桜町)
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過去の事業
電気事業
日本発送電に出資した発電所7か所のうち、常願寺川水系の発電所6か所は北陸電力、黒部川水系の愛本発電所は関西電力に移譲されることになった。なお、富山県が計画し中断していた常願寺川の電源開発は、北陸電力への移譲後進められ有峰ダムを完成させることとなった。
水道事業
- 熊野川水道(富山市) - 2016年に廃止。
地域開発事業
- 富山県営富山駐車場 - 2015年に廃止。
- 富山県営高岡駐車場 - 2011年に高岡市へ譲渡。
- 富山県営スキー場(極楽坂・らいちょうバレー・あすわの) - 2004年に富山市へ譲渡。
脚注
関連項目
外部リンク
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