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山名郡
日本の静岡県(遠江国)にあった郡 ウィキペディアから
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郡域
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、現在の行政区画では概ね以下の区域にあたる。磐田市・袋井市の住居表示実施地区の境界線は不詳。
歴史
近代以降の沿革

- 慶応2年6月19日(1866年7月30日) - 白河藩主阿部正静が陸奥棚倉藩に転封され、白河藩領は二本松藩の預地となる。
- 慶応4年2月1日(1868年2月23日) - 阿部正静の白河藩復帰が決定するが、実行に至らず。
- 慶応4年5月24日(1868年7月13日) - 徳川宗家が駿河府中藩に転封される。これにともない遠江・駿河・伊豆国内での領地替えが実施され、幕府領・旗本領が消滅。
- 慶応4年9月5日(1868年10月20日) - 横須賀藩主西尾忠篤が安房花房藩に転封される。
- 明治元年11月7日(1868年12月20日) – 掛川藩主太田資美が上総柴山藩に転封される。
- 明治元年12月15日(1869年1月27日) - 白河藩領が天領となる。
- 明治初年(1宿105村)
- 明治2年8月7日(1869年9月12日) - 府中藩が静岡藩に改称。
- 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により静岡県、堀江県の管轄となる。
- 明治4年11月15日(1871年12月26日) - 第1次府県統合により全域が浜松県の管轄となる。
- 明治6年(1873年)(1宿103村)
- 赤尾村・高部村が合併して高尾村となる。
- 小野田村・石野村が合併して愛野村となる。
- 明治7年(1874年) - 法多村が成立。(1宿104村)
- 明治8年(1875年)(1宿96村)
- 石原村・平民村が合併して豊住村となる。
- 下方丈村・下貫名村・上方丈村・袋井村・反所村・上貫名村が合併して広岡村となる。
- 北原川村・久津部村・不入斗村および周智郡菅ヶ谷村が合併して山名郡国本村となる。
- 明治9年(1876年)(1宿69村)
- 二ノ池新田・戸場野村・西ヶ崎村が合併して富里村となる。
- 米丸村・八幡村が合併して浅岡村となる。
- 持広村・小口市場村・岡山村・松下村・善能寺村が合併して浅名村となる。
- 弥太井村・末永村・馬場村・篠ヶ谷村・柴村が合併して浅羽村となる。
- 長江村・鍬影村・沢村・坊中村が合併して鎌田村となる。
- 上諸井村・下諸井村・谷坂新田が合併して諸井村となる。
- 神長村・法多村・宝野新田・菩提新田が合併して豊沢村となる。
- 大和田村・下大原村・上大原村が合併して大原村となる。
- 小島方村・雁代村・大島村が合併して豊浜村となる。
- 松山村・東山村・梅田村が合併して梅山村となる。
- 赤堀池新田を新堀村に合併。
- 明治9年(1876年)8月21日 - 第2次府県統合により静岡県の管轄となる。
- 明治12年(1879年)3月12日 - 郡区町村編制法の静岡県での施行により行政区画としての山名郡が発足。「磐田豊田山名郡役所」が磐田郡見附宿に設置され、磐田郡・豊田郡とともに管轄。
町村制以降の沿革

- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(1町12村)
- 幸浦村 ← 湊村、太郎助村、西堂笠村、城東郡寄木村(現・袋井市)
- 東浅羽村 ← 松原村、梅山村、新堀村、初越村(現・袋井市)
- 豊浜村 ← 中野村、豊浜村(現・磐田市)
- 西浅羽村 ← 長溝村、中村、富里村、浅岡村、浅羽一色村、一ノ池新田(現・袋井市)
- 上浅羽村 ← 浅羽村、豊住村、浅名村、諸井村(現・袋井市)
- 笠西村 ← 愛野村、豊沢村、高尾村(現・袋井市)
- 久努村 ← 広岡村[大部分]、国本村、周智郡村松村(現・袋井市)
- 山名町 ← 川井村、袋井宿、西田村、土橋村、木原村、広岡村[一部](現・袋井市)
- 田原村 ← 新池村、松袋井村(現・袋井市)、彦島村(現・袋井市、磐田市)、三ヶ野村、玉越村、西島村、明ヶ島村(現・磐田市)
- 御厨村 ← 鎌田村、新貝村、新出村、稗原村、東脇村、和口村、東新屋村、大立野村、東貝塚村、南島村、小島村、蛭池村(現・磐田市)
- 福島村 ← 福田村、中島村、下太村、三ツ合新田、庄内新田(現・磐田市)
- 於保村 ← 南田村、大原村、塩新田村、下大之郷村、宇兵衛新田、南田伊兵衛新田、浜部村、一色村、太郎馬新田、五十子村、豊田郡清庵新田(現・磐田市)
- 西貝村 ← 西貝塚村[大部分]、上南田村、西ノ島村、磐田郡見附宿[一部](現・磐田市)
- 二ノ宮村が豊田郡中泉町の一部となる。
- 上大ノ郷村が豊田郡天竜村の一部となる。
- 岩井村が豊田郡向笠村の一部となる。
- 堀越村が周智郡久努西村の一部となる。
- 明治27年(1894年)5月31日 - 御厨村の一部(東脇・新出・和口・東新屋・大立野・蛭池・南島・小島)が分立して南御厨村が発足。
- 明治29年(1896年)4月1日 - 郡制の施行のため、磐田郡・山名郡および豊田郡の大部分、長上郡の一部の区域をもって、新制の磐田郡が発足。同日山名郡廃止。
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行政
- 磐田・豊田・山名郡長
脚注
参考文献
関連項目
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