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怒りの葡萄 (映画)
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『怒りの葡萄』(いかりのぶどう、The Grapes of Wrath)は、1940年のアメリカ合衆国のドラマ映画。モノクロ。1939年に発表されたジョン・スタインベックの同名小説の映画化作品である。
同年の第13回アカデミー賞ではジョン・フォードが監督賞を、ジェーン・ダーウェルが助演女優賞を受賞、他に5部門がノミネートされた。
スティーヴン・ジェイ・シュナイダーの『死ぬまでに観たい映画1001本』にも掲載されおり、Rotten Tomatoesの支持率100%の映画のうちの1つでもある。
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ストーリー
→「怒りの葡萄」を参照
キャスト
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製作エピソード
- 原作を読んで深く感銘したフォンダは、どうしてもトム・ジョード役をやりたいと熱望し、そのようなフォンダに対してザナックはトム・ジョード役を餌に7年もの長期契約を提示した。フォンダは長期間縛られることを嫌っていたが、トム・ジョードを演じるという目的のために7年契約を受け入れた。その結果、映画の影響もあり、フォンダはアメリカを代表するタフ・ガイとみなされるようになったが、反面でスタジオに長期契約で縛られ、俳優として脂の乗った時期を不本意に過ごさざるを得なくなった。
- 映画の内容は、おおよそ原作を忠実に再現しているが、原作の政治的な面は影を潜め、むしろ家族ドラマを前面に出している。さらに映画の終結部分において、20世紀フォックス社の社長ザナックが、監督フォードの意図を無視して台本に、ママ・ジョードの「民衆はいつでも生き続けるんだよ…」のセリフを付け加えた[1]。
主な受賞歴
アカデミー賞
- 受賞
- ノミネート
- アカデミー作品賞:ダリル・F・ザナック
- アカデミー主演男優賞:ヘンリー・フォンダ
- アカデミー脚色賞:ナナリー・ジョンソン
- アカデミー編集賞:ロバート・L・シンプソン
- アカデミー録音賞:エドマンド・H・ハンセン
ニューヨーク映画批評家協会賞
- 受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞
- 受賞
- 作品賞
- 作品賞トップ10
出典
外部リンク
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