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手紙 〜拝啓 十五の君へ〜

アンジェラ・アキのシングル (2008) ウィキペディアから

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手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」(てがみ はいけい じゅうごのきみへ)は、2008年9月17日エピックレコードジャパンから発売されたアンジェラ・アキの8作目のシングル。規格品番はESCL-3118/9(初回限定盤)ESCL-3120(通常盤)。

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概要 みんなのうた 手紙 〜拝啓 十五の君へ〜, 歌手 ...
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概要

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収録曲

CD

作詞作曲編曲:アンジェラ・アキ(特記以外)

  1. 手紙 〜拝啓 十五の君へ〜
    NHKみんなのうた』2008年8月 - 9月度使用曲
    NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲(編曲:鷹羽弘晃)
    のちに多数の編曲家が様々な編曲をしている。
  2. Final Destination
  3. Still Fighting It(ベン・フォールズのカバー)
    作詞・作曲:ベン・フォールズ、日本語詞:アンジェラ・アキ
    元々手紙の対、あるいは連作を意識してカバーされた楽曲(所謂アンサーソング)である。フジロック・フェスティバル'08出演の為に来日していたベンと対面した際、彼は彼女の歌うこの曲を聴いて「君が歌ってくれたことでようやく自分の中で楽曲が完成した」と謝辞を述べており、このカバーに惚れ込んだベンと意気投合し、「Black Glasses」を共作するに至った。
  4. 手紙 〜拝啓 十五の君へ〜 -strings version-
    ストリングスアレンジ:河野伸

DVD 初回限定盤

  1. 手紙~拝啓 十五の君へ~ music video&メイキング映像
  2. Concert Tour 2007-2008 "TODAY" プレミア・ムービー
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曲解説

要約
視点
手紙 〜拝啓 十五の君へ〜

2008年NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として書き下ろされた『手紙』(編曲鷹羽弘晃)を自身の歌唱用にアレンジした曲(編曲は自身が担当)で、調ハ長調から変イ長調と課題曲より半音4つ分(長三度)低くなっている。曲は自分自身が15歳の時に自分宛に書いた手紙が、30歳の誕生日に母親から届いたことをきっかけに作られた。歌詞では15歳の「僕」が悩みを未来の自分に宛てて、“手紙”を書くことによってを生きていくということを表している。

この曲を作ったアンジェラ・アキと合唱コンクールで歌う中学生たちとの交流を描いた3本のドキュメンタリーが、NHKで放送されている。「拝啓 十五の君へ」が2008年5月[8]、「続・拝啓 十五の君へ」が2008年9月、「拝啓 旅立つ君へ 〜アンジェラ・アキと2000通の手紙」が2009年3月に放送。それぞれ数回の再放送を重ねている。また、2009年5月には「拝啓 十五の君へ 若松島」が放送された。1年の間に1つの歌をテーマに4本の特番が放送される異例の展開となったほか、2009年3月にはポプラ社からドキュメンタリーの書籍化として「拝啓 十五の君へ」が出版された。

また、2014年3月22日には「拝啓 二十歳の君へ〜アンジェラ・アキと中学生たち 再会そして未来へ〜」が放送された。『みんなのうた』での映像は高屋奈月が原画を書き、白組CGを交えたアニメーションとなっている。当初は少女が主人公の映像だったが、NHK全国学校音楽コンクールには男子も多く参加していることから、9月からは映像をリニューアルし、少年を主人公とした特別バージョンを放送している[9]2008年10月にはみんなのうたお楽しみ枠で再放送され、4か月連続の放送となっている。MVにはモデル女優足立梨花が出演している。

2010年には、阪神・淡路大震災から15年の節目として制作された関西電力の企業CMのBGMに起用された。内容は、震災の年に生まれた2010年で15歳になる被災地の子ども達の姿を通して、震災の記憶を伝えるもの。同年公開の映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』で、主人公の高校の書道パフォーマンスのBGMとして劇中で使われ、同年8月公開のアニメ映画『カラフル』の中でも使われた。

2013年1月2日、日本テレビで放送された「世界1のSHOWタイム〜ギャラを決めるのはアナタ〜第7弾」のリクエストSHOWタイムで、中山秀征からリクエストされ、アンジェラと栄東中学校コーラス部[10]とのコラボレーションで合唱した。

2015年には、中田永一(乙一の別名義)が2011年に発表した小説『くちびるに歌を』が映画化され、公開となった。原作小説は本曲とアンジェラ・アキ自身をモチーフに現代版『二十四の瞳』として評価された作品である。映画の主題歌も本曲となっている。

また、ラストライブを中継したWOWOWによって、2014年バージョンのミュージック・ビデオが製作され、ライブ終演後にフルで公開された。

2023年に国内での活動を再開し、2024年にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にて、大妻中野中学校合唱部[11]の3年生との「THE FIRST TAKE スペシャルアレンジ」として本楽曲を10年ぶりに披露した[12]

卒業式

  • 小中学校の卒業式で卒業生が合唱。ただ、小中学校の場合は上記の「卒業の言葉」の合間に歌われることが多い。

カバー

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脚注

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