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東京八王子ビートレインズ
日本のバスケットボールチーム ウィキペディアから
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東京八王子ビートレインズ(とうきょうはちおうじビートレインズ、英: Tokyo Hachioji Bee Trains)は、東京都八王子市をホームタウンとするプロバスケットボールチーム。運営法人は株式会社THTマネジメント。2012年に東京八王子トレインズとして創設され、現在はB3リーグに所属している。呼称は八王子ビートレインズ。
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概要
要約
視点
2015-16シーズンより、NBDLに加盟。その後、NBDLがNBL、bjリーグと統合。B.LEAGUEが設立された2016年より、その下部に当たるB3リーグ、2018年よりB2リーグに所属。現在は再びB3リーグに所属している[2]。
東京八王子トレインズのチーム名は、本拠地の八王子市がJRや私鉄が乗り入れる交通の要所であり、"train"という単語に「人々の組織的な連携や繋がり」という意味が含まれていることにちなんで、チームと市民や支援者との家族的な結束を願い命名された[6]。
設立当初は東京八王子トレインズとして活動していたが[1]、2018年6月29日、チーム名を東京八王子ビートレインズに改名することを発表[7]。BEEは、バスケットボールのB、八王子のはち=蜂、Be(存在する)=八王子での存在意義を付け、TRAINにさらに勢いが増していく様子を表現している[7][8]。
クラブロゴは、太陽とバスケットボール、電車をモチーフとしたものになっている[8]。
ユニフォームスポンサー (2024-25シーズン)
- サプライヤー:アグリナ
- 前面:リンクス・ビルド(右肩)、コスモ計器(中央)
- 背面:キャリアコンサルティング(背番号上部、「プレスタ」明記)、渡辺オイスター研究所(選手名下部)
- パンツ:右田病院(右前腰部)、小泉多摩(右前太もも)、スーパーアルプス(左前)、ユー・エスエンジニアリング(右後ろ)、プレンティー(左後ろ)
歴代ユニフォーム
開催アリーナ
B.LEAGUE・B3.LEAGUE
- 括弧内は開催予定だった試合数
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歴史
要約
視点


- 東側全景(2019年3月9日撮影)
- メインアプローチ(2019年3月9日撮影)
- エントランスロビー(2019年3月9日撮影)
- 同左(2019年3月9日撮影)
- 2階より狭間駅方向を見る(2019年3月9日撮影)
設立 - NBDL参入まで
八王子市出身の川井明は、地元がバスケットボールの盛んな土地であることに着目し、プロバスケットボールチームの設立を検討していた。2011年に八王子市総合体育館が新たに建設されることを知り、これをホームアリーナとしたチーム創設を決意。当時、大阪エヴェッサを退団し、八王子に戻ってきた天野喜崇に声をかけ、2012年7月に「八王子プロバスケットボールチーム設立準備室」を開設し活動を始めた。「トレインズ」という名称もこの時に命名されたものである[9][1]。天野の母校である八王子北高校バスケットボール部へ訪問しクリニックを実施。それに続き、八王子市内のミニバスや中学校、高校のバスケットボール部を訪問し、クリニックを実施して活動の場を広げていった。同年、川井が和田尚之に声をかけ、11月に和田は広告制作を事業とする株式会社THTマネジメントを設立[5]、これが後にチームの運営会社となる[10]。
2013年1月にトライアウトを実施し、選手を集めチームを結成[10][1]。翌2月の八王子春季バスケットボール大会に優勝し、5月の都民大会ベスト8、9月の青年大会ベスト4などの成績を残した[6]。
2014年5月、NBDLへの加盟を申請し、9月18日のNBDL総会にて2015-16シーズンの参入が決まった[11][6][1]。
NBDL
2015-16シーズン
2015-16シーズンはヘッドコーチの早水将希(元つくばロボッツアシスタントコーチ)と選手12名で臨み、オーナーの和田自身もゼネラルマネージャー兼選手としてチームに加わった。10月24日と25日に、開幕カードとなる東京海上日動ビッグブルー戦をエスフォルタアリーナ八王子にて開催し、連勝を収める[12]。シーズン終盤にはチーム記録となる7連勝を挙げた[13]が、レギュラーシーズンの成績は17勝19敗の6位に終わり、プレイオフに進出できる4位以内を逃した。
B3リーグ
2016-2017シーズン
NBDLがNBL、bjリーグと統合し新たなリーグ(B.LEAGUE)が創設されることになり、トレインズも参加を申請[14]。新リーグは1部から3部までの3部構成であり、トレインズは2部参入の要件となる「ホームアリーナの確保」「地元行政組織の協力」などの要件を満たしていたが、NBDLに加入したばかりで運営実績が乏しいとして、新リーグ初年度はB3リーグに振り分けられることになった[10]。
2017年9月6日のB.LEAGUE理事会にてB.LEAGUE準加盟が認められた[15]。
2017-2018シーズン
ファースト、レギュラー、ファイナルと全てのシーズンを制覇。B2全体最下位の岩手と横浜アリーナで「B2・B3入替戦 2017-18」にまわることになった。終始、気を緩めることなく、シュートを次々と決め、ディフェンスも岩手を55点に抑え込み、55-83で勝利。B2昇格を決めた[16][17]。
B.LEAGUE
2018-2019シーズン(B2 中地区)
B2昇格初年度、当初は選手12人で挑むも、シーズン開始前に池田裕介をB3・埼玉に、藤岡昂希をB2・香川に期限付き移籍で放出。さらに秋葉真司が契約解除の上でB1・SR渋谷に移籍。その間、新たに福田幹也、岡田優が加入して、総勢11人のロスターでシーズンを迎える。しかし、序盤から怪我により出場出来ない選手が続出。11月24日、25日開催のアウェーでの福島戦では、ベンチ登録選手が5人[18]のままで、没収試合に近い状態で試合を行うこととなり、リーグからけん責処分を受ける[19]。シーズン途中には、アレクサンダー・ジョーンズが怪我から復帰したものの、試合は20連敗を記録。シーズン終盤には、マイケル・オルソンのアソシエイトコーチ解任を行うも状況は好転せず、最終的に11勝49敗という成績に終わった。この結果、「B2・B3 入替戦 2018-19」にまわることになり、入れ替え戦の相手はB3年間総合2位の越谷となった[20]。
入れ替え戦の前には、主力のクリーアンソニー・アーリーが退団。厳しい状況の中で入れ替え戦に挑むことになった[20]。そして5月12日、横浜アリーナにて「B2・B3入替戦 2018-19」が行われた。試合では前半はリードされるものの、後半に入り一時8点差にまで詰め寄った。しかし、後半途中から失点を重ね、64-86で試合終了。1年でB3へ降格することになった[21]。
B3リーグ
2019-2020シーズン
西宮ストークスのヘッドコーチだったミオドラグ・ライコビッチがヘッドコーチに就任。[22]岡田優、福田幹也、ウェスリー・ミッター、藤岡昂希、池田裕介、ジョーダン・リチャード、セオン・エディが退団した[23][24][25][26]一方で、ニヨキゼラ・イーヴェ、山梨歩、マーセラス・サマービル、館山健太、根東裕隆が新規に加入した。[27][28][29][30][31]2020年1月23日のB.LEAGUE理事会で八王子の準加盟資格の失格を発表。理由は選手やスタッフに対する給与、試合運営費用の支払い遅れ・未払いが毎月のように発生しており、「短期的に資金難に陥る可能性が極めて低い」とは考えられない状態と判断された。これにより、八王子は経営が改善されない限りB.LEAGUE準加盟は認められないこととなった[32]。
同年6月25日、経営体制を一新することを発表し、新社長にキャリアコンサルティングの室舘勲が就任した[33]。
2020-2021シーズン
これまでアシスタントコーチを務めていたマルコ・フィリポビッチがヘッドコーチに就任。新加入の選手を含め、16人体制で挑む[34][35]。4月6日、フィリポビッチとの契約を解除することと、後任のヘッドコーチに石橋貴俊が就任することを発表した。
2021-2022シーズン
ヘッドコーチに5シーズンぶりに早水将希が復帰した他、元埼玉のアソシエイトコーチを務めた三木力雄がアソシエイトコーチに就任した。
2022-2023シーズン
活動終了になったアイシン アレイオンズのヘッドコーチだった廣瀬慶介を新たにヘッドコーチに就任した[36]。2022年10月11日、2019-20シーズン以来3シーズンぶりにB.LEAGUE準加盟クラブに認定[37]。2023年3月14日、B2クラブライセンスが交付された[38]。
2023-2024シーズン
京都ハンナリーズのアシスタントコーチだったタイラー・ガトリンがヘッドコーチに就任[39]した。また、ユースチームのヘッドコーチを務めていた石橋貴俊がアシスタントGMに就任[40]。
当初はB2クラブライセンスを申請したものの2024年3月18日、債務超過を無くすことが出来ないことを理由に2024-25シーズンのB2クラブライセンスの申請を取り下げることを発表した[41]。
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成績
B.LEAGUE
過去のリーグ戦
NBDL
選手とスタッフ
要約
視点
記号説明 | |||
![]() | (C) オフコートキャプテン | ||
![]() | (+) シーズン途中契約 | ||
(S) 出場停止 | (帰) 帰化選手 | ||
(ア) アジア特別枠選手 | (申) 帰化申請中選手(B3) | ||
(特) 特別指定選手 | (留) 留学実績選手(B3) | ||
(育) ユース育成特別枠選手 | (U) U22枠選手 |
- 公式サイト
更新日:2025年08月16日
歴代ヘッドコーチ
過去の所属選手
日本人選手
|
外国籍選手
|
U15
U15のユースチームの運営も行っている。
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脚注
外部リンク
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