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天皇杯・皇后杯全日本バスケットボール選手権大会

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天皇杯・皇后杯全日本バスケットボール選手権大会(てんのうはい・こうごうはいぜんにほんバスケットボールせんしゅけんたいかい 通称「オールジャパン」)は、毎年開かれるバスケットボールの実力日本一を決める大会である。男子天皇杯女子は皇后杯として開催される。

概要 競技, 開始年 ...
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概略

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FIBA公認球・日本協会検定球(モルテン製)

大会は日本バスケットボール協会の主催によりノックアウトトーナメントで覇権を争う。

2016年度までの会場はおおむね、3回戦までは駒沢オリンピック公園総合運動場体育館(2012年までは東京体育館)、大田区総合体育館(2014年より)、国立代々木競技場第1・第2体育館、準々決勝は代々木第1・第2、準決勝以降は代々木第1(2006年までと2008年は代々木第2)のセンターコートを使用する。ただし、以下のような変更事例がある。

  • 1970年代には決勝会場が日本武道館で使用されていたこともあった。
  • 2004年は日程の都合上女子1・2回戦で駒沢を使用。
  • 2011年は1回戦から代々木第1を使用し、3回戦は代々木第1・第2に分かれてそれぞれセンターコートで行った。
  • 2012年は2回戦までをすべて東京体育館で行った。
  • 2013年は東京体育館が改修工事に入ることから、代替として駒沢を利用した。

大会用のボールは日本協会検定球(モルテン製)を使用する。

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歴史について

1921年に大日本体育協会(現・日本スポーツ協会)主催の下、「全日本籠球選手権大会」として第1回大会開催。1930年に日本バスケットボール協会(当時は大日本バスケットボール協会)が発足すると、翌1931年大会より同協会主催に移されるとともに、女子大会も開始された。日本バスケットボール協会によると、「第1回大会より天皇杯・皇后杯が下賜された」とされるが、「他競技の下賜時期と比較して早すぎる」とする疑問の声もあがっている[1]

戦後初の1947年から「総合」が付く[2]

2010年6月、翌年の大会より日本協会主催大会としては初となる報奨金を導入する方針を固めた。参加チームはJBLの一部を除きアマチュアであるため「賞金」ではなく「チーム強化奨励金」と表現する。

男子の社会人1部リーグは2005年bjリーグが創設され、JBL(日本バスケットリーグ)(旧バスケット日本リーグJBLスーパーリーグを含む)との2リーグ分裂の状態となり、本大会ではJBL側の出場枠は設定されるも、bj側の出場枠が設けられず、bjのクラブの出場は長らくできない状態となってしまっていた。その後2012年の大会より新たにbjの出場枠を2チーム用意はしたが、bjリーグ側は外国人選手の同時出場枠などリーグ戦とのルールの違いや日程の問題を理由に辞退を申し出た[3]。協会側が再考を促した結果、日程の空いている千葉ジェッツがbjリーグチームとして初めて出場した。2013年はbjリーグからの出場はなく、2014年からはJBLから改編されたNBL全チームとNBDL一部チームに出場権が与えられ、bjリーグ枠は消滅した。

2016年に男子1部リーグが10年ぶりに一本化され、Bリーグが発足した。この2017年初の大会では、男子の社会人トップリーグの出場枠はBリーグの1部「B1リーグ」参加18クラブのうち、2016-17シーズンの第10節終了時点での各ディビジョン上位4クラブずつの12クラブ[4]のみの出場となり、それ以外のB1・B2と、セミプロのB3リーグ参加のクラブは当年度の出場ができなかった。

2017夏-2018年初の開催(第93回天皇杯・第84回皇后杯)より、大会名から総合が抜けて全日本バスケットボール選手権大会となり、さらには大会のフォーマットも大きく変更される。またファイナルラウンド(準々決勝・準決勝・決勝)の会場がさいたまスーパーアリーナとなる[5]

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参加チーム

(2017年) 出場するチームは、それぞれの大会の成績上位クラブを中心として(Wリーグ(→バスケットボール女子日本リーグ)は全チーム)、各所轄競技団体から推薦されたチームが出場する[6]

地方ブロック予選

  • 北海道:全道バスケットボール総合選手権大会
  • 東北:東北男女総合バスケットボール選手権大会
  • 関東:関東総合バスケットボール選手権大会
  • 北信越:北信越総合バスケットボール選手権大会
  • 東海:東海総合バスケットボール選手権大会
  • 近畿:近畿総合バスケットボール選手権大会
  • 中国:中国総合バスケットボール選手権大会
  • 四国:四国総合バスケットボール選手権大会
  • 九州:全九州バスケットボール選手権大会

大会方式

参加チーム

都道府県代表を決める大会についても、全日本バスケットボール選手権大会の1次ラウンドとして組み込まれる。高校以上のカテゴリーのチームが出場対象となる。

ルール

  • FIBAルールに準ずる。
  • 審判員は3回戦まで2人制、準々決勝以降は3人制となる。
  • 選手エントリーは18名まで。大会期間中のエントリー変更は禁止。
  • 外国籍選手については2003年から2007年まで旧JBLのみ原則として出場不可であったが、2008年よりオン・コート・ワンとなる。ただし、2017年の男子のうち、B1リーグ勢同士で対戦するときはB1リーグのルールを準用する。
  • 3位決定戦は行わず、準決勝敗退の2チームを3位とする(1975年までは決勝リーグ、1976年から1988年までは3位決定戦を行っていた)。

大会日程

2025年度からレギュレーションが変更され、1月のファイナルラウンドで優勝チームが決定する[7]

表彰

(2015年)

優勝
準優勝
3位
大会ベスト5
  • トロフィー
  • 副賞
その他参加チーム
  • チーム強化奨励金25万円

歴代大会結果

男子

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女子

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歴代大会ベスト5

男子

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女子

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放送

決勝戦の模様はNHK教育テレビ(Eテレ)で生中継される。2012年からは4日目から準決勝までもNHK BSで生中継、録画放送されている。

かつてはNHK BSハイビジョンで生中継を行い、教育テレビで録画放送していた時期もあった。

準々決勝以降はバスケットLIVEでのネット生中継も実施。

脚注

関連項目

外部リンク

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