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片平里菜

日本のシンガーソングライター ウィキペディアから

片平里菜
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片平 里菜(かたひら りな、1992年5月12日 - )は、日本女性シンガーソングライター[3]福島県福島市出身[2][4][5]。2014年3月に上京、現在東京在住。所属レーベルポニーキャニオン。所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツを経て2018年6月1日よりフリー、同年12月1日より個人事務所「BUCHI.」所属。ギターブランド・エピフォンの日本女性初の公認アーティスト[3][6]

概要 片平里菜, 基本情報 ...
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来歴

要約
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デビュー前

2009年、高校3年生の時、アマチュアバンドでギターを担当していた3歳上の兄の影響でアコースティックギターを弾くようになり、周囲のライブや曲作りをしてみればというアドバイスで夏休みに音楽活動を始めた[注 1][2][7][8]

2011年9月、ギターを始めてわずか2年でTOKYO FM主催の10代限定の夏フェス閃光ライオット2011」ファイナルステージに出場。オリジナル曲「夏の夜」を披露し[9]、1万組の中から審査員特別賞を受賞する[2][4][5][10][11]。その結果、ソニーウォークマン」ブランドの訴求キャンペーンの一環として立ち上げられたPlay You.レーベル[12]の第1弾アーティストに抜擢される[2][4][5][11][13]。事務所も決まり、アルバイトを辞めて音楽一本で生活するようになった[10]

2012年1月より、Play You.レーベルはTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とコラボレーションを始める。同番組は全国の10代リスナーたちがみんなで新人アーティスト・片平里菜を応援し、一緒に楽曲を作り上げていくという「片平里菜 楽曲制作プロジェクト」を展開、ロックバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONベーシスト、山田貴洋のプロデュース協力を得て、初めてのオリジナル楽曲「始まりに」が完成する[14]。「10代と一緒になって楽曲を作る」というキャンペーンの趣旨から、制作過程は「mixi」と「Facebook」のそれぞれの「ウォークマン」公式ページ「Play You. Park」で公開されていた[12]。同年3月、「ウォークマン」の10代アーティストを応援するCMに「始まりに」が採用され、自身もCM出演を果たした[4][5][11]。また翌月には同曲が1ヶ月限定で無料配信された[2]。3月、「Play You. Label presents SCHOOL OF LOCK!の春夜祭2012 AFTER THE SCHOOL 〜片平里菜ライブ! ゲストASIAN KUNG-FU GENERATION 山田貴洋先生〜」に出演[10]。同年7月、ASIAN KUNG-FU GENERATION主催の「NANO-MUGEN FES. 2012」に、デビュー前にもかかわらず出演し、ほとんど初めてと言っていいバンド編成でのライブも経験する(バンドメンバーにはASIAN KUNG-FU GENERATIONの喜多建介、山田貴洋が参加)[10]。8月、福島テレビにて片平の活動を追ったドキュメント番組「きみこそみらい“シンガーソングライター片平里菜”」がオンエアされる[10]。10月、大阪ミナミ地区にて3日間にわたり行われたサーキットイベント「MINAMI WHEEL 2012」に出演。片平のライブは会場となったSoap opera classicsでの最多動員を記録し、入場規制がかかる盛況ぶりを見せた[10]。11月からは自身初のレギュラーラジオ番組「片平LOCKS!」も始まった[2][4][5][11]

メジャーデビュー

2013年
  • 1月16日、前回の無料配信で好評を得てTwitterブログなどを通じてリクエストが殺到していた「始まりに」が、iTunesレコチョク着うたフルなどで配信を開始[2][4][11]。14日から先行配信されたレコチョクの着うたが、同日付のデイリーチャートで新人としては異例の初登場2位を記録した[4][11]
  • 2月10日、『閃光ライオット感謝祭』のステージ上でポニーキャニオンからメジャーデビューすることが発表された[15]
  • 4月1日から30日まで、全20公演の全国弾き語りツアー「片平里菜 飾らない笑顔で 弾き語りツアー2013」を、1カ月間にわたり行う[9]
  • 5月15日、都内のライブハウスで音楽業界向けコンベンションライブを開催。ステージ上で、メジャーデビューの日程と、ギブソン社傘下のギターブランド・エピフォンが日本人女性初のエピフォンアーティストとして片平里菜を公認したことが発表された [16][17][18]
  • 8月7日、ポニーキャニオンよりシングル「夏の夜」でメジャーデビュー。「夏の夜」は高校生の頃に書いた曲であり、デビューのきっかけになった「閃光ライオット 2011」でも歌っていた原点の1曲。[9]
2014年
  • 1月15日、2ndシングル「女の子は泣かない」をリリース。
  • 1月25日、アメリカ・アナハイムで開催された「the NAMM show2014」にGibson/Epiphoneの招待で参加、海外初ライブを経験する。
  • 1月31日から初のワンマンライブ「片平里菜 1stワンマンツアー2014〝女の子は泣け、笑え、叫べ〟」を開催。
  • 4月3日からスタートのYOKOHAMA RADIO APARTMENT 「カタコトラジオ」が放送開始。
  • 4月30日、3rdシングル「Oh JANE/あなた」をリリース。
  • 5月から7月にかけて弾き語りライブ「片平里菜 あの場所で偶然 弾き語りツアー2014」を開催。
  • 8月6日には1st アルバム『amazing sky』をリリース。
  • 11月から二度目の全国ワンマンツアー「diffusy presents 片平里菜 2nd ワンマンツアー2014〝amazing sky〟」を6カ所で開催。
2015年
2016年
  • 1月13日 6thシングル「この涙を知らない」をリリース。
  • 2月3日 2ndアルバム「最高の仕打ち」をリリース。
  • 2月6日 ワンマンライブツアー「そんなふうに愛することができる?」開幕。
  • 3月17日 楽曲「最高の仕打ち」を原作とした映画の製作と、片平が本人役で主演することが発表される [23]
  • 4月27日 7thシングル「結露」リリース。
  • 6月10日 4年連続となる弾き語りツアー「ねえだってこんな世の中だしせめてふたりは上手くやっていこう」開幕。
2017年
  • 3月1日 8thシングル「なまえ」リリース。
  • 3月5日 自身初となるホールツアー「片平里菜 ホールツアー2017」開幕。
  • 6月21日 配信限定シングル「lucy」リリース。
  • 6月23日 自身初となる2マンツアー「LOVE」開幕。
  • 10月29日 年またぎとなるライブハウスツアー「片平里菜 ライブハウスツアー 2017-2018」開幕。
  • 12月20日、3rdアルバム「愛のせい」リリース[24]
2018年
  • 3月2日 デビュー5周年企画第一弾「60分一本弾き語りライブ」。
  • 5月10日 デビュー5周年企画第二弾「-2部構成-「愛のせい」アルバム全曲再現ライブ&シングル全曲ライブ」。
  • 6月1日 前日の5月31日をもってソニー・ミュージックアーティスツと片平のマネジメント契約が終了したことが発表された[25][26]
  • 8月4日 - 5日 ソニー・ミュージックアーティスツ退所後初となるワンマンライブ「夏の夜」(4日)「泣き晴らした朝に」(5日)開催[27]
  • 11月14日 デビュー5周年を記念したベストアルバム「fragment」を発売。
  • 12月1日 個人事務所「BUCHI.」の設立を発表[28]
2019年
  • 5月11日 fragment Live追加公演 birthday special 「sunny to bloom」会場限定CD発売
2020年
  • 1月15日 4thアルバム「一年中」リリース。
  • 5月31日 月見ル君想フの生配信特設サイト"MOON ROMANTIC CHANNEL"にて弾き語り配信ライヴの開催が決定[29]
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人物

要約
視点

福島県立安達高等学校卒業。2013年には母校の文化祭にゲスト出演している[30]

尊敬するアーティストはアラニス・モリセットアヴリル・ラヴィーン。最初は派手なビジュアルのロックな女の子がかっこよく見えていたため、アヴリルのようになりたいと思い、非常に憧れていた。歌手になることを決めたのも彼女に憧れたから。しかし、実際にライブをしたり曲を作ったりするうちに自身の求めるアーティスト像も変わっていき、最終的にはシェリル・クロウやアラニス・モリセットのような独立心のある女性に憧れるようになった。特にアラニスからは音楽のスタイルや考え方など、大きく影響を受けている。[2][10][31][32][8]

洋楽の女性シンガーへの憧れが強い。アヴリル・ラヴィーンが入り口となって遡って聴いていくうちに、シェリル・クロウやミシェル・ブランチ、アラニス・モリセット、キャロル・キングジャニス・ジョプリンパティ・スミストレイシー・チャップマンといった女性歌手たちと出会い、自分もこうありたいと思うようになった。[32][7]

父親が洋楽邦楽問わず何でも聞く人で、家にはCDがたくさんあった。クイーンビートルズといった音楽が生活の中で流れ、ギターやその他の楽器もある家庭だった[10]

子供の頃はかわいいタイプの芸能人が好きで、安室奈美恵モーニング娘。などをよく真似していた[10]

自分で音楽をやりたい、歌手になりたいと思うようになったのは小学生の頃。中学生の兄がギターを弾き始めてバンドを組んだのを見てかっこいいと思い、自分もやってみたいと憧れながら見ていた。すると兄に色々なロックを聴かされるようになり、そこから自分でもアヴリル・ラヴィーンなどの女性シンガーソングライターにのめり込んでいき、自分で曲を作って歌って表現することに強く憧れるようになった[10]

中学生の頃は兄の影響でパンクメタルロックばかりを聴いていたが[注 2]、高校生になると歌手になりたいという思いが強くなったので、意識的に絢香Superflyクリスティーナ・アギレラなどのパワフルな女性シンガーを中心に聴いて女性ボーカリストの歌を勉強するようになった。[10][7]

本格的にギターと作詞・作曲を始めたのは遅く、高校3年生の時。中学3年生の終わる頃に本気で歌手になりたいと思うようになり、メジャーデビューするにはまず歌が上手くならないといけないと考えて高校1年生の頃からボイストレーニングにも通うようになった。最初はギターを持たずに絢香の曲を練習していたが、オーディションを受けても全く引っかからなかった。ちょうどその頃ライブをやりたいと思うようになり、高校3年のときに家にあったアコースティックギターに触れたのがきっかけで本格的に練習を始めた。とは言うものの独学であり、雑誌の「Go!Go! GUITAR」などに載っているギター譜でYUIの曲を練習し、そこでコードを覚えていった。オリジナル曲を作り始めたのもギターを覚えてから。[10][7]

細美武士ELLEGARDENthe HIATUSMONOEYES)と親交があり、片平は「兄のような存在」と語っている[34]。細美のラジオ番組に出演した際に自身の楽曲「煙たい」を弾き語りでセッションしてその音源をYouTubeで公開したこともある。ミュージシャン以外では写真家の石井麻木と親交が深く、2人でのトークイベントも開催やコラボグッズの発売などもしている。

中学生の時より一貫してロングヘアだった。2017年時のインタビューでは、音楽活動の時は飾らずナチュラルでいたいと考えているので、持ち前の髪は大事にしたいと語っている。しかし、2018年2月、自身の5周年記念ライブ発表後、ショートカットにする[33]

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ディスコグラフィ

シングル

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アルバム

オリジナル・アルバム

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ベスト・アルバム

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映像作品

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参加作品

シングル

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アルバム

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タイアップ

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ライブ

ライブツアー

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参加ライブ

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出演

テレビ

映画

CM

  • SONY Sound Premium 「始まりに」篇
  • サントリー 「ほろよい」(2015年3月 - )

ラジオ

  • YOKOHAMA RADIO APARTMENT 「カタコトラジオ」(2014年4月3日 - 2016年3月30日、 FMヨコハマ[83]
  • FLiPLiPS 「内田マンション」(2016年2月6日 - 2018年3月19日、 FM802
  • FM福島 「片平里菜 Come Back Home」(2023年4月1日 - (予定))

インターネットラジオ

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脚注

外部リンク

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