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GLIM SPANKY

日本の音楽ユニット (2007-) ウィキペディアから

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GLIM SPANKY(グリムスパンキー)は、松尾レミと亀本寛貴による日本ロックユニット。所属レコードレーベルUNIVERSAL MUSIC JAPANの社内レーベルであるVirgin Records

概要 出身地, ジャンル ...
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概要

1960 - 70年代のロックブルースを基調にしながら、独自の感性と現代的な感覚で昇華させたナンバーによって新しさを感じさせるサウンドを鳴らし、幅広い世代を唸らせる男女2人組ロックユニット[4][5][6][7]。デビューしてすぐにテレビ局プロデューサーのYOU-DIE、いとうせいこうリリー・フランキーみうらじゅんといった音楽好きの業界人に絶賛される[6]。また、松任谷由実野宮真貴佐野元春桑田佳祐[7]加山雄三[8]といったミュージシャンからも絶賛された。

クラシック・ロックを軸としているが決して現代のシーンに背を向けているわけでも単純に昔の音楽の再現をしているわけでもない[9]。単に古いブルージーなサウンドにしても逆に今風のサウンドに迎合しても仕方ないので、自分たちにしか出せない音を目指している[9]。レコーディング機材もヴィンテージなどに拘ることはなく、むしろ最新機器を使って現代に生きている人が聴いてぞくっとくる音を探して作っている[10]

2人の野望は「日本語の楽曲で世界に打って出ること」[11]洋楽にルーツを持ちながら日本語で歌うのは、自分たちの音楽を世界に発信するにあたって「日本人なので日本語で表現したい」という思いと海外の人に聞かせるには彼らに出来ないこと、つまり日本のエッセンスを打ち出していかなければいけないという考えからで、その上で世界に通用するロックサウンドやワールドワイドなリズム、現在の日本で流行しているものといったそれぞれ関係ない文脈を合体させるようにしている[12]

バンド名は松尾が好きだったケルト文化の伝説や幻想文学に由来するもので、ゴブリンのような鬼の持つ“GLIM”(グリム=灯火、かすかな光り)という幻想的なイメージの言葉と、これから音楽業界に一発殴りこんでやるという意味で“SPANK”(スパンク=平手打ち)という攻撃的な要素を持った言葉を掛け合わせて名付けた[4][13]。そしてこの名前が「幻想的な曲もあれば攻撃的な曲もある」という音楽性も表現し、バンドの方向性を決定づけた。

楽曲の多くは松尾による作詞作曲で、まず松尾が歌詞と短い弾き語りのデモを作り、亀本と一緒にそれをブラッシュアップして行く[14]。大まかなメロディーとコード進行がある程度決まったら、亀本がサウンドの方向性やギターリフ、ベースやドラムのフレージング、ビート感などを細かく詰める作業に入る[11]。あるいは簡単なギターコードだけを決めておいて、それぞれ松尾は曲を、亀本はリフを考えて、お互いに出来上がったところで合体させるという方法もある[14]

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メンバー

元メンバー

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来歴

要約
視点

結成、メジャーデビュー前

長野県松川高等学校1年生の時(2007年)、文化祭でコピーバンドをやりたかった松尾レミが中心となってGLIM SPANKYを結成[注 1][13]軽音楽部が禁止されている学校だったためか楽器をやっている人間はほとんどおらず、ドラマー以外は全員初心者だった[19]。文化祭が終わって半年ほどするとギターとベースのメンバーが辞めてしまい、代わりに1学年上の亀本寛貴を含む先輩2人が加入[5][13][16]。最初はELLEGARDEN、BUMP OF CHICEKEN、ASIAN KUNGFU GENERATIONなどをコピーしていたがすぐにオリジナル曲を作り始め、その4人で本格的に活動を開始[5][13]。その頃からすでに松尾がソングライティングを手掛けていた[12]

2008年12月、ソニーミュージック主催の「ロック番長」で優勝[19]

2009年5月、長野県飯田市で開催された野外フェス「Famers' Heaven09」に出演。8月に行われた「閃光ライオット」では全国5500組の中から14組のファイナリストに選ばれる[注 2]。当時、亀本は愛知学院大学に進学していた[22]が、バンド活動のために週1回長野に帰っていた[19]

2010年2月、地元に残るドラムとベースが脱退。松尾は東京でのバンド活動のために日本大学芸術学部への進学を決め、松尾の誘いにのった亀本も埼玉県の大学を受け直して上京[6][13]。4月にサポートメンバーを加えてバンド活動を再開した。同年11月には渋谷芸術祭にて上映された諸沢利彦監督[注 3]のドキュメンタリー映画「ROAD SIDE#2010」に出演。2011年の「ROAD SIDE#2011」にも出演している。

2012年7月に下北沢GARAGEにて行われたFoZZtoneの「REC OK! TOUR」追加公演のオープニングアクトとして出演。同年12月亀田誠治主催の「子亀祭」に出演。

2013年4月に新宿紅布にて行われた友川カズキ騒音寺のツーマンLIVEにオープニングアクトとして出演。12月4日に初の全国流通盤「MUSIC FREAK」をSPACE SHOWER MUSICからリリース。

2014年3月にツアー「FREAK ON THE HILL」を開催。

メジャーデビュー後

2014年6月11日、ユニバーサルミュージックジャパン内のレーベルEMI R(現・Virgin Music)より1stミニアルバム「焦燥」でメジャーデビュー[23]

2015年2月18日に1stシングル「褒めろよ」を発売。テレビ東京系ドラマ「太鼓持ちの達人〜正しい××のほめ方〜」の主題歌に採用される。7月よりNHK Eテレビットワールド」内でオンエアのアニメ「秘密結社 鷹の爪 DO」のエンディング曲として「WONDER ALONE」が流れ、9月25日放送回にはそれぞれ架空ユニット「グリグリスパパンキー」のメンバー“ルミ”と“メカ本”としてアニメに出演してアフレコも行った[24]。7月22日に1stアルバム「SUNRISE JOURNEY」をリリース。7月から8月にかけて、JOIN ALIVEFUJI ROCK FESTIVALSWEET LOVE SHOWERなどの野外音楽フェスティバルに出演。10月には東京・赤坂BLITZにてワンマンライブを実施。

2016年1月に2ndミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』を発表する。3月21日、渋谷eggmanにて開催されたイベント「第1回Virgin Rocks」[注 4]でホストを務める。4月7日よりLINE LIVEで配信されるアニメ「秘密結社 鷹の爪 GT」のエンディングテーマに「夜明けのフォーク」が選ばれ、実写パートに当人たちも出演[26]

2017年9月13日に3rdアルバム『BIZARRE CARNIVAL』をリリースし、同年10月14日からワンマンツアー『BIZARRE CARNIVAL Tour 2017-2018』を開催する[27][28]

202010月18日、第25回「信毎選賞」受賞[29][30]

ディスコグラフィ

シングル

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アルバム

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ミニアルバム

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ベストアルバム

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参加作品

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楽曲提供

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収録作品

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ミュージックビデオ

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タイアップ一覧

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主なライブ

要約
視点

ツアー

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出演イベント

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出演

テレビ

ラジオ

  • GLIM SPANKY RADIO INSTANT NATION(2017年10月 - 2020年6月、JFN系)[88][89]
  • MAGIC HOUR内 GLIM SPANKY RADIO Gloaming Nation(2020年10月 - 、FM長野[90]
  • GLIM SPANKY RADIO MIDNIGHT NATION (InterFM897、2020年10月 - 2020年12月)[88][89]
  • 今日は一日○○三昧 (NHK-FM)
    • 今日は一日“アナログ・レコード”三昧(2018年2月12日)
    • 今日は一日“サッカー音楽”三昧 2018(2018年6月10日) - 亀本のみ

MV

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脚注

外部リンク

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