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犀川大橋

石川県金沢市の橋 ウィキペディアから

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犀川大橋(さいがわおおはし)は、石川県金沢市犀川中流に架かる道路である。同市の千日町と片町一丁目を結んでおり、国の登録有形文化財に登録されている[1][2][3][4][5][7]

概要 犀川大橋, 基本情報 ...
国道157号標識
国道157号標識
国道305号標識
国道305号標識
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概要

車道は4車線(片側2車線)あり、橋の両側には歩道が設けられている。国道157号国道305号重複)に指定されており[1]、金沢市中心部と同市南部を結んでいる。かつては、北陸鉄道金沢市内線との併用橋であったが[8]、市内線の廃止に伴い単独の道路橋となった。

車道上部のには金箔で彩られた橋名板が掛けられている[1]。これは現在の犀川大橋が完成した1924年大正13年)当時の石川県知事であった長谷川久一が記したものである。犀川大橋の完成当時は鋼材が関東大震災の影響もあり入手しにくく、英国産を一部使用している(橋脚鋼材の銘板には原産地であるMiddlesbroughという文字が見受けられる)。

構造

  • 形式:単径間曲弦ワーレントラス橋[7][9](有形文化財の登録形式は曲弦トラス単鋼橋)[5]
  • 橋長:62.3 m
  • 幅員:18.7 m(完成当時の幅員は車道12.5m、歩道1.8mX2)

歴史

2008年の塗替工事

2008年度(平成20年度)に行われた塗り替え工事は、サンドブラスト工法により、塗装を一旦剥がしてから塗りなおすものであった。架橋からこれまで5回塗り替えが行われており[1]、2008年度の工事ではをイメージした青緑色グラデーションが採用された[1]。これ以外の塗り替えは以下のとおり。

その他

  • 松尾芭蕉の「あかあかと 日は難面(つれなく)も 秋の風」の句は、橋上で詠まれたという説がある[11]

ギャラリー

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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