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甚目寺町

日本の愛知県海部郡にかつてあった町 ウィキペディアから

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甚目寺町(じもくじちょう)は、かつて愛知県海部郡にあった

概要 じもくじちょう 甚目寺町, 廃止日 ...

2010年(平成22年)3月22日に海部郡美和町七宝町と合併してあま市となり、甚目寺町は廃止された。

尾張四観音の一つである甚目寺観音が名称の由来であり、地名になったのは鎌倉時代からと伝えられる。

名古屋市の西側に隣接しており、名古屋市のベッドタウンとして発展してきた。あま市発足時点の人口は約4万人であり、合併前までは日本で5番目に人口密度が高い町であった。

市外局番は「052」であるが、かつては「0560」であった[1]

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地理

隣接している自治体・行政区

地名

歴史

甚目寺の始まりは推古天皇5年(597年)。地名になったのは鎌倉時代からと言われている。

海道記』に萱津とある。

渡りはつれば尾張の國に移りぬ。(中略)萱津の宿に泊りぬ。

沿革

  • 1552年9月4日 - 萱津の戦いが起こる。
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行により、甚目寺村、坂巻村、本郷村が合併し、甚目寺村が発足。
  • 1906年(明治39年)7月1日 -甚目寺村、萱津村春富村白鷹村森村新居屋村東今宿村が合併し、甚目寺村発足
  • 1919年(大正8年)10月 - 廻間地区を清洲町に編入する。
  • 1933年(昭和8年)8月1日 - 町制施行をし甚目寺町となる。
  • 1943年(昭和18年)1月1日 - 土田・上条地区を清洲町に編入する。
  • 2008年(平成20年)[2]
    • 5月1日 - 美和町七宝町大治町との間に、東部四町合併研究会設置。
    • 11月5日 - 大治町の離脱により研究会を解散、七宝・美和・甚目寺町合併研究会設置。
  • 2009年(平成21年)
    • 2月 - 住民に対して合併に関するアンケートを実施。甚目寺町では「賛成」が41.5%、「どちらかといえば賛成」が23.9%であった[3]
    • 4月 - アンケート結果を受け、七宝・美和・甚目寺町合併協議会を設置[4]
    • 7月24日 - 新設される市名として公募多数と委員会選出の計6つを候補とし、協議会での投票の結果「あま市」と決定された。同時に美和町役場を市役所の本庁舎とし、七宝と甚目寺の各町役場を分庁舎とすることが決定された[5]
  • 2010年(平成22年)3月22日 - 同郡美和町七宝町と合併しあま市誕生。同日甚目寺町は廃止。
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行政

町長

公共施設

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海部東部消防組合北分署
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公立尾陽病院
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甚目寺町中央公民館
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甚目寺町総合体育館
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甚目寺郵便局

警察

  • 津島警察署(津島市)が管轄。
    • 甚目寺幹部交番
    • 甚目寺南交番

消防

医療

公立尾陽病院

文化・体育施設

  • 甚目寺町中央公民館 - 大ホール 収容人員805人(固定席802席、車イス用席3席)。
  • 甚目寺町総合体育館
  • 甚目寺総合福祉会館
  • 甚目寺老人福祉センター
  • 甚目寺高齢者生きがい活動センター
  • 人権ふれあいセンター
  • 新居屋憩の家
  • 森憩の家
  • 本郷憩の家
  • くすのきの家
  • くすのきの家(西館)

郵便局

その他の機関

  • 名古屋市環境局 五条川工場

経済

特産品

  • 刷毛 - 昭和48年、刷毛生産量は全国の7割を占め、国内生産量は同48年以降日本一を守り続けている。
  • 方領大根 - 尾張大根
  • 小松菜

企業

商業

金融機関

農業

『大日本篤農家名鑑』によれば、甚目寺村の篤農家は「水野悦太郎、林由太郎、岡戸清秀、近藤元次郎、田中正一、山田義三郎」などがいた[8]

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教育

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愛知県立五条高等学校

高等学校

中学校

小学校

自動車学校

  • 名古屋西自動車学校(2004年に廃校)

姉妹都市・提携都市

国外

フレンドシップ相手国

2005年に開催された愛知万博では、「一市町村一国フレンドシップ事業」が行われた。名古屋市を除く愛知県内の市町村が、120の万博公式参加国をフレンドシップ相手国として迎え入れた[9]

交通

鉄道

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名鉄津島線甚目寺駅

廃止駅

甚目寺駅と七宝駅との間にあった駅。1944年に休止し、1969年に廃止された。

道路

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甚目寺村道路元標

高速道路

一般国道

主要地方道

一般県道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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甚目寺観音

寺社

史跡

  • 阿弥陀寺遺跡
  • 森南遺跡
  • 大渕遺跡
  • 甚目寺遺跡
  • 法性寺跡
  • 清林寺遺跡
  • 萱津古戦場跡

その他の名所

  • 津島街道(津島上街道)
  • 鎌倉街道
  • 小町塚 - 小野小町関東へ向かう途中、新居屋で亡くなったという伝説がある。
  • 清洲飛行場(通称:甚目寺飛行場) - 町内に当時の壕などが残る。甚目寺公民館の敷地内に開拓記念碑が建てられている。1995年に甚目寺町教育委員会が「甚目寺飛行場」という冊子を作成した。
  • 甚目寺町歴史民俗資料館 - 1986年に開館した歴史資料館。
  • 部落解放同盟甚目寺支部 -(旧東今宿村周辺)の部落問題解決の為に設立[10]

祭事・イベント

  • 甚目寺観音節分会(2月)
  • 町民まつり(8月)
  • 甚目寺観音桃十日祭(8月)
  • 萱津神社香の物祭(8月)

甚目寺町出身の有名人

政治

  • 丹波正史(部落解放運動家、甚目寺町会議員)

学術

芸能・文化

スポーツ選手

歴史上の人物

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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