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皇后盃全日本女子柔道選手権大会

毎年開催される女子柔道の無差別級日本一を決める大会 ウィキペディアから

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皇后盃全日本女子柔道選手権大会(こうごうはいぜんにほんじょしじゅうどうせんしゅけんたいかい)は、毎年開催される女子柔道無差別級日本一を決める大会。後援スポーツ庁、NHK、中日新聞東京本社東京新聞東京中日スポーツ)、上月財団他。

概要 開始年, 主催 ...

概要

オリンピック世界選手権の開催年には体重の重い階級の代表選考会となる[注釈 1]。毎年4月に開催。優勝者には皇后杯が贈られる。大会の模様はNHK総合テレビで中継されている。2014年の大会では史上初めて女性の審判のみで試合が行われた[1]。2015年には畳の上の審判員15名のみならず、畳のそばで映像チェックするジュリー2名も全員女性が担当した。また、2015年には30回大会を記念して、今大会9連覇を達成した塚田真希を始めとした歴代優勝者全員が会場で紹介された [2][3]。2017年からは審判員15名のうち、男性を3名、女性を12名登用することに決まった[4]。2018年から白線入り黒帯は使用されず、男子と同じ黒帯のみとなった[5]。2019年現在、今大会を制した女子選手は11名いるが、全員がオリンピックや世界選手権などの世界大会でメダルを獲得している[6]

2020年の大会ではオリンピック代表の選考対象から外されることになった。また、従来は前回大会の決勝進出者や前年のオリンピック、世界選手権の各階級優勝者、最重量級のメダリストらが推薦で大会に出場できたが、今大会では大会の価値を維持するために、それらに加えてオリンピック各階級の代表及び補欠選手、さらにはグランドスラム・大阪2019の各階級優勝者にも出場資格が与えられることになった[7][8]

2020年の大会は新型コロナウイルスの影響により、4月に開催予定だった今大会を史上初めて延期することになった[9]。その後、12月27日に講道館の大道場において無観客で実施されることに決まった[10]

2021年の大会は新型コロナウイルスの影響で地区予選の実施が困難となったために、通常の4月開催から前年同様12月25日に延期されることとなった[11]

日本人柔道家にはオリンピック柔道競技世界柔道選手権大会と共に柔道三冠の1つとされている[12]

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ルール

  • 国際柔道連盟試合審判規定に基づいて行う。
  • 2016年までは試合時間は6分、同点の場合は延長は行わず旗判定を行っていた。
  • 2017年は大会規定が一部変更され、旗判定を廃止しゴールデンスコア方式による時間無制限の延長戦を採用するとともに、試合時間を6分から5分に短縮した[13]。一方、2017年の国際柔道連盟試合審判規定で「有効」と「合わせ技一本」が廃止されたが[14]、本大会においてはこれらの規定は存続することになった[13]。しかし2024年大会から再び旗判定復活[15]
  • 2018年以降試合時間を4分に短縮[16]。2024年の大会から試合時間を5分、決勝のみ8分に変更した[15]。さらに指導4回で反則負けとなった。
  • 2025年には相手の上衣を掴んでいる状態からの相手の帯より下へ触ること「脚掴み」が解禁となった。上衣掴みと脚掴みがほぼ同時の場合は指導のままとなった。ただし、外無双を使った背負落など直接的でない場合や補助的に掴む(触る)場合は反則とはならない。攻撃をされた受の者も脚掴みは許されることになった[17]
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過去の大会

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記録

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脚注

関連項目

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