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眉山 (さだまさし)

さだまさしの小説作品 ウィキペディアから

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眉山』(びざん)は、徳島市の眉山をモチーフにしたさだまさし小説

2007年犬童一心監督、松嶋菜々子主演で映画化、また同年に舞台化もされ、2008年には常盤貴子主演でテレビドラマ化された。

さらに2008年には石田ゆり子主演、2009年には黒谷友香主演で舞台化もされている。

舞台化の際にさだは同名の歌を作詞作曲しており、テレビドラマでも主題歌として用いられた。

あらすじ

ふるさとの徳島県を離れて都会に出ている主人公・河野咲子は、母・河野龍子の入院先である病院から知らせを受け久々に帰郷した。医師からあと数ヶ月の命と言われ母を看取ろうと決心した矢先、咲子は母が「献体」を申し込んでいたことを知らされる。どうして献体なのかと疑問を持った咲子はある人物から呼び出され、母からの「人生が全部詰まった箱」を渡される。やがて咲子は会ったことのない父の存在と、母の想いに辿り着く。

書誌情報

単行本
文庫本

映画

要約
視点
概要 眉山, 監督 ...

2007年5月12日公開。犬童一心監督、松嶋菜々子主演。

あらすじ

キャスト

スタッフ

主題歌

受賞

    • 優秀作品賞
    • 優秀監督賞(犬童一心)
    • 優秀助演女優賞(宮本信子)
    • 優秀録音賞(志満淳一)
    • 優秀編集賞(上野聡一)

その他

Thumb
ロケ地の新町川水際公園に建つ記念のモニュメント
  • 大半の撮影は舞台となった眉山がある徳島市で行なわれた。映画がヒットしたことから常盤貴子主演でテレビドラマ化(フジテレビジョンで春季特別番組として2008年4月4日の『金曜プレステージ』内で放映)。再び徳島県ロケが行われた。
  • 宮本信子は、夫・伊丹十三の死を機に映画への出演を長らく控えていたが、本作で『マルタイの女』(1997年)以来実に10年ぶりに出演した。
  • 徳島県・徳島市は、阿波踊りが終了した後の演舞場を解体せずにそのまま撮影で使用する事を許可する等[要出典]、それまでにないバックアップをしている。近年では、美馬市(脇町)・鳴門市・阿南市等を舞台とした映画はあったが、徳島市・そして阿波踊りを舞台とした映画が無かった事から、異例とも言える全面バックアップをしたものと思われる[要出典]
  • 原作者さだまさしの本職はシンガーソングライターであり、前作『解夏』の映画化の際には主題歌を担当しているが、この作品では原作であるという以外は何も関与していない。これに対しては、さだに対して「何故?」という疑問の声もあったようだが、さだは原作者が音楽にまで関与するのは「やり過ぎ」であり、スタッフに対する枷になってしまうからあえて関与しなかったとアルバム『Mist』の解説で述べている。なお、さだは舞台版では『眉山』という歌を作っている。

テレビドラマ

キャスト(テレビドラマ)

ほか

スタッフ(テレビドラマ)

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舞台

2007年12月

キャスト(2007年の舞台)

  • 石田ゆり子
  • 宮本信子
  • 山本學
  • 石倉三郎
  • 熊谷真実
  • 高橋和也
  • 正司花江
  • 曽我廼家文童
  • 阪田瑞穂
  • 大鷹明良
  • 福本伸一
  • 木村靖司
  • 朝倉伸二

スタッフ(2007年の舞台)

  • 原作・テーマ音楽:さだまさし
  • 脚本:齋藤雅文
  • 演出:栗山民也

2009年8月

キャスト(2009年の舞台)

スタッフ(2009年の舞台)

関連書籍

フォトブック
  • 『眉山 母なる山 松嶋菜々子』(幻冬舎、2007年) ISBN 978-4-344-01322-3 映画『眉山』のオフィシャルブック
コミックス

脚注

関連項目

外部リンク

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