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石川県道・富山県道27号金沢井波線

石川県と富山県の道路 ウィキペディアから

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石川県道・富山県道27号金沢井波線(いしかわけんどう・とやまけんどう27ごう かなざわいなみせん)は、石川県金沢市富山県南砺市を結ぶ県道主要地方道)である。

概要 主要地方道, 実延長 ...
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概要

当路線は、石川県金沢市と富山県南砺市(県南西部)及び東海北陸自動車道福光ICを相互に結ぶ上で重要な道路となっている[注 1]。しかしながら、石川県金沢市の角間 - 県境付近は車のすれ違いが困難な箇所や急カーブ・急勾配が多く、大雨や積雪に伴う通行規制[1]が行われることがあったほか、県境付近では冬季は通行止となっていた。これらを解消すべく、石川県は1992年(平成4年)[2]から改良事業を開始し、20年の歳月を経て2013年にはすべて完了した。

路線データ

概要 全ての座標を示した地図 - OSM ...

歴史

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清水田島トンネル(清水・角間側/田島・南砺市福光側)
  • 藩政期は「二俣越」や「殿様街道」と呼ばれ、金沢 - 越中間の最短ルートとして重要な役割を担った。
  • 1972年昭和47年)3月31日:路線認定。
  • 1982年(昭和57年)6月:医王ダム建設に伴う道路付け替えにより二俣隧道(金沢市)開通。
  • 1986年(昭和61年)5月7日:医王トンネル(西礪波郡福光町 / 現・南砺市、延長912m、幅9.2m(車道6m[3]))開通[4]。このトンネルの完成で金沢 - 福光間の所要時間が約20分短縮された[3]
  • 1993年平成5年)頃:金沢大学が金沢城キャンパスから、角間キャンパスへと移転開始。金沢市旭町 - 若松(現・もりの里) - 金沢大学付近の改良が漸次完了。
  • 1993年平成5年)5月11日 - 建設省から、県道金沢井波線が金沢井波線として主要地方道に指定される[5]
  • 2001年(平成13年)9月:小立野トンネル(金沢市)が開通。これに伴い、起点を大学病院前交差点(金沢市石引)から石引1丁目交差点に移動。
  • 2003年(平成15年)3月:二俣バイパス(金沢市)が開通。
  • 2004年(平成16年)6月:角間 - 小二又(金沢市)までの1.3 kmが2車線(片側1車線)化。
  • 2006年(平成18年)9月:小二又 - 清水(金沢市)までの1.0 kmが2車線(片側1車線)化。
  • 2008年(平成20年)3月:田島(たのしま)バイパス(金沢市)が開通。
  • 2011年(平成23年)4月:荒山トンネル及び荒山大橋(金沢市)が開通し、狭隘区間が解消されると共に全線で通年往来が可能になる。
  • 2013年(平成25年)2月:金沢市と南砺市が共同で金沢井波線の「二俣越」区間について、国史跡指定を目指して発掘調査に乗り出すことを表明[6]
  • 2013年(平成25年)11月:清水 - 田島(金沢市)までの1.4 km間及び清水田島トンネルが開通。予定より1年前倒し[7]で開通となり、石川県内における改良事業がすべて完了。
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路線状況

道路の通称

橋梁

トンネル

  • 小立野トンネル(石川県金沢市・158 m[注 2]
  • 清水田島トンネル(石川県金沢市・475 m)
  • 二俣隧道(石川県金沢市・145 m)
  • 荒山トンネル(石川県金沢市・89 m)
  • 医王トンネル(富山県南砺市・912 m)[4]

重複区間

  • 石川県道22号金沢小松線・金沢外環状道路山側幹線(石川県金沢市もりの里2丁目・若松橋詰交差点 - 石川県金沢市もりの里1丁目・もりの里1丁目交差点)
  • 国道304号(富山県南砺市福光 - 富山県南砺市荒木・福光駅前交差点)
  • 富山県道20号砺波福光線(富山県南砺市荒木・福光駅前交差点 - 富山県南砺市田中・角田(つのだ)交差点)
  • 富山県道21号井波城端線(富山県南砺市井波・五領島交差点 - 富山県南砺市本町1丁目)

地理

通過する自治体

交差する道路

沿線にある施設など

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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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