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神戸市立医療センター中央市民病院
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神戸市立医療センター中央市民病院(こうべしりついりょうセンターちゅうおうしみんびょういん)は、兵庫県神戸市中央区に所在する医療機関。神戸市が設置する地方独立行政法人神戸市民病院機構が運営する病院である。
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概要
兵庫県内の感染症指定医療機関の1つで、「重症等指定病院」に位置づけられる。救命救急センターでは24時間365日体制で救急医療を提供し、脳卒中、急性心筋梗塞、交通外傷など、生命に関わる重篤な患者を中心に幅広く受け入れを行っている[1]。厚生労働省から全国の救命救急センターの中で最も診療体制が充実しているとして10年連続(2024年現在)で日本一と評価されるなど、神戸市の「救急医療の最後の砦」として知られる[2]。
沿革
- 1924年(大正13年)3月 - 前身の市立神戸診療所を神戸市長田区三番町に開院。
- 1928年(昭和3年)4月 - 市立神戸診療所を市立神戸市民病院に改称。
- 1950年(昭和25年)12月 - 市立神戸市民病院を神戸市立中央市民病院に改称。
- 1953年(昭和28年)10月 - 神戸市生田区加納町に本院を新築移転(現在の新神戸オリエンタルシティの位置)。
- 1965年(昭和40年)11月 - 救急病院告示。
- 1967年(昭和42年)1月 - 病院管理センター中央市民病院に改称。
- 1968年(昭和43年)7月 - 臨床研修指定病院に。
- 1976年(昭和51年)11月 - 救命救急センターに指定。
- 1981年(昭和56年)
- 1982年(昭和57年) - 新病院が一般社団法人日本建設業連合会(旧:社団法人建築業協会 日本建設業団体連合会 日本土木工業協会)第23回BCS賞に選ばれる[3]。
- 1984年(昭和59年)4月 - 中央市民病院に改称。
- 1996年(平成8年)1月
- 1997年(平成9年)4月 - 臨床歯科研修指定病院に。
- 2004年(平成16年)1月 - 財団法人日本医療機能評価機構の病院機能評価取得。
- 2005年(平成17年)3月 - 同上の救急病院機能評価取得。
- 2007年(平成19年)
- 1月 - 地域がん診療連携拠点病院に指定。
- 4月 - 神戸市立医療センター中央市民病院に改称。
- 2009年(平成21年)4月 - 地方独立行政法人神戸市民病院機構へと移行。
- 2011年(平成23年)7月 - ポートアイランド第2期へ新築移転。旧病院は2012年3月1日に神戸マリナーズ厚生会ポートアイランド病院に転換。
- 2013年(平成25年)4月 - 総合周産期母子医療センターに指定[4]。
- 2017年(平成29年)
- 11月 - 先端医療センター病院を統合し、当院南館とする[4]。
- 12月 - 眼科機能を開院した神戸市立神戸アイセンター病院に集約・拡充[4]。
- 2024年(令和6年)3月 - 開院100周年。
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診療科
アクセス
- 神戸新交通ポートアイランド線医療センター駅から北へ100m。
- ポートアイランド第1期にあった頃には、市民病院前駅(現:みなとじま駅)直結であった。
新型コロナウイルス感染
- 2020年(令和2年)
- 4月11日、神戸市は、市立医療センター中央市民病院で、入院患者と看護師ら計14人の新型コロナウイルスの集団感染が判明したと発表した。市は院内感染と判断、新規の外来診療を休止し、一般の入院患者の受け入れを停止した[5]。
- 4月17日、神戸市は、集団感染が起きている神戸市立医療センター中央市民病院で新たに看護師ら計6人の感染を確認したと発表した。これで感染者は計23人となった[6]。
- 5月2日、4月7日までの8日間に同病院を受診した外来患者1000人の血液を検査したところ、33人(3.3%)から新型コロナウイルス感染後にできる抗体が検出されたと発表された。男性489人、女性511人の無作為抽出で、内訳は30代から80代の男性16人、女性17人であった。同病院の研究チームはこの結果から、緊急事態宣言が出る4月7日以前に、神戸市内ですでに2.7%に当たる約4万人に感染歴があったと推定し、PCR検査によって発表された感染者数の数百倍が感染していた可能性があるとしている[7]。
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ドキュメンタリー
参考文献
- 病院機能案内 2010 地方独立行政法人 神戸市民病院機構 神戸市立医療センター中央市民病院
関連項目
脚注
外部リンク
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