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神様のくれた赤ん坊
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『神様のくれた赤ん坊』(かみさまのくれたあかんぼう)は、1979年に公開された松竹製作の日本映画[1]。主演は桃井かおり、渡瀬恒彦[2]、監督は前田陽一。同時上映は『男はつらいよ 寅次郎春の夢』[3]。1957年の『集金旅行』のリメイク[1]。
あらすじ
森崎小夜子と三浦晋作の暮らすアパートに見知らぬ女が現れ、「この子の母親に頼まれて連れてきた」と男の子を置いて帰ってしまう。手紙には晋作を含めて5人の男の名前と住所が記されており、「新一は、この5人の男性の誰かの子供。父親に新一を引き取って欲しい」と書かれていた。突然男の子の父親候補となった晋作は、新一を引き取ってくれる父親を探すため、彼らが住んでいる西日本を巡ることとなる。小夜子も、上京前に住んでいた尾道の町や母の故郷を訪れるため、旅に同行する。
キャスト
- 森崎小夜子- 桃井かおり
- 三浦晋作 - 渡瀬恒彦
- 田中新一 - 鈴木伊織(子役)
- 田島の秘書 - 河原崎長一郎
- 福田邦彦 - 吉幾三
- 福田の父親 - 天草四郎
- 桑野弘 - 小島三児
- 芸能社の社員 - 成瀬正(現:成瀬正孝)
- 達夫 - 森本レオ
- お好み焼き屋の女将 - 武知杜代子
- おでん屋の女将 - 伊藤昌子
- サラリーマン風の男 - 横山あきお
- 天草の老人 - 日野道夫
- クラブの客 - 片桐竜次
- 童貞の青年 - 志麻哲也
- 大津 - 泉谷しげる
- 果物屋 - 小松政夫
- 房江 - 正司歌江
- 旅館の女中 - 小林トシ江
- 小夜子の母 - 楠トシエ
- 高田まさ - 吉行和子
- 新一を連れてくる女 - 樹木希林
- 田島啓一郎 - 曽我廼家明蝶
- 高田幾松 - 嵐寛寿郎
スタッフ
主題歌
備考
『シティロード』1979年11月号に「完成しながら公開のメドがたたなかった前田陽一監督、桃井かおり、渡瀬恒彦主演の『神様のくれた赤ん坊』が『男はつらいよ 寅次郎春の夢』の併映作品に決定した」と書かれている[2]。松竹系としては最大級の全国221館で拡大公開され[3]、7週と2日間(51日)の上映[3]となり、興行的にも成功した[3]。『年鑑代表シナリオ集'79』には「この年、松竹が自社製作した12本のうち健闘した一本」と書かれている[4]。
1980年に逝去した嵐寛寿郎の最後の出演映画となった。
受賞
- 第22回ブルーリボン賞主演女優賞/桃井かおり(『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』『もう頬づえはつかない』を合わせ)
- 第3回日本アカデミー賞主演女優賞/桃井かおり(『もう頬づえはつかない』と合わせ)
脚注
外部リンク
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