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荒井晴彦

1947-, 脚本家、映画監督。 ウィキペディアから

荒井晴彦
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荒井 晴彦(あらい はるひこ、1947年1月26日 - )は、日本脚本家映画監督日本映画大学教授。季刊誌『映画芸術』発行人、編集長。東京都生まれ。母方の祖父は日本画家の石井林響若松プロダクション出身。

概要 あらい はるひこ 荒井 晴彦, 生年月日 ...

来歴

東京都立立川高等学校卒業。早稲田大学第一文学部除籍。脚本家の田中陽造に師事。 若松孝二作品の脚本を出口出名義で、足立正生とともに執筆した。[1]新宿乱れ街 いくまで待って(1977年)が初脚本作品となった。その後、脚本家としてピンク映画や日活ロマンポルノなどの脚本を多数執筆している。 1997年、『身も心も』が初監督作品となった(脚本も執筆)。 「シナリオはシナリオ作家の著作物である」とのスタンスから、監督やプロデューサーが自身に無断で自作シナリオを改変したとして、『時代屋の女房』『眠らない街 新宿鮫』『KT』の公開時に、『月刊シナリオ』や『映画芸術』誌上で強い不快感を表明している。2008年川崎市市民ミュージアムで特集上映“脚本家 荒井晴彦”が開催された際も、この3作品は上映されていない。

2006年絲山秋子の小説『イッツ・オンリー・トーク』を原作とした映画『やわらかい生活』の脚本を手がけるが、荒井のシナリオの『年鑑代表シナリオ集』(荒井が運営側と深く関わりがある日本シナリオ作家協会)への収録を絲山が拒否。荒井とシナリオ作家協会が、出版妨害の禁止などを求め、東京地方裁判所に提訴した(2010年9月10日、東京地裁は荒井らの請求を棄却し、絲山の勝訴となった)。 2009年、映画『アマルフィ 女神の報酬』が脚本クレジットを無記名の状態で公開されたことに関して、シナリオ作家協会が、製作したフジテレビに「脚本家軽視の疑いがあり、これは前代未聞の異常事態」として抗議を申し入れた件で、製作者であるフジテレビのプロデューサーを招いた対談の形で、ことの経緯を問いただしている。このやりとりの模様は作協ニュースにまとめられ、『月刊シナリオ』2009年11月号に掲載された。 2019年、監督脚本を手掛けた『火口のふたり[2]第93回キネマ旬報ベスト・テンで初めて日本映画ベストテン第1位を獲得した。2023年の花腐しも話題となった。[3]

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訴訟トラブル

2022年、荒井の弟子であり、2022年12月9日公開の映画『天上の花』のメインライターである脚本家の五藤さや香から、自身がメインライターとして2年の歳月をかけて書き上げていた脚本を共同脚本家である荒井から撮影開始直前になって自身に相談もなく無断でシーンをカット、及び大幅にシーンを付け足すなどの改変をされ、主演俳優も勝手に変えられた上に脚本執筆料も「(荒井自身が運営側と深い関わりがある)日本シナリオ作家協会が推奨する脚本料である製作費の5%」に到底及ばない金額を支払われるなどの行為をされたとして、五藤から自身への説明責任、及び謝罪と正式なルールに則った脚本執筆料を支払うよう要求され、訴訟トラブルとなった[4]

受賞

主な作品

特記の無い物は脚本担当。

映画

テレビドラマ

オリジナルビデオ

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著作

脚注

関連人物

関連項目

外部リンク

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