トップQs
タイムライン
チャット
視点

突光力和樹

ウィキペディアから

Remove ads

突光力 和樹(とっこうりき かずき、1986年2月17日 - )は、石川県金沢市出身で荒汐部屋に所属していた元大相撲力士。本名は吉田 和樹(よしだ かずき)、愛称はヨシダ。現役時代の体格は身長175cm、体重110kg。最高位は西三段目62枚目(2015年9月場所)。好きなおでんの具はこんにゃく[1]。部屋ホームページの記事では語尾に「じゃい!」を付けることがあった[2][1]

概要 突光力 和樹, 基礎情報 ...
Remove ads

来歴

初恋は小学6年生の頃であり、これは2017年7月場所の報告で答えられた[3]金沢高校では柔道部に所属し、県大会で3位という記録を残している。高校卒業後は金沢福祉専門学校介護福祉学科に進み、卒業後は金沢市の特別養護老人ホーム「千木園」で介護福祉士として勤務していた。しかし、小学生時代からの夢であった、角界入りへの未練が断ち切れなかったため2年半で退職し、荒汐部屋小結大豊)へ入門。年齢制限が3ヵ月後に迫っていた2008年11月場所で初土俵を踏む。[4]この場所初土俵の力士は2人しかおらず、もう1人は蒼天龍(錣山部屋)である。初土俵時は本名であったが、初めて番付に名前が載った2009年1月場所からは四股名を「鴜洲」に改めた。この四股名は実家のある金沢市南四十万(みなみしじま)に由来しており、「鴜」の字には雌鳥という意味がある。

序ノ口は1場所で通過したが、2009年3月場所からはずっと序二段で、三段目に上がれぬままとなっていた。2010年11月場所からは「前に前にひたすら突き進む」という意味を込めた「突光力」に改名した。改名3場所目の2011年5月技量審査場所では序二段で土つかずの5連勝と好成績をあげていた。しかし6番相撲で、同期生である蒼天龍に破れ、序二段優勝と三段目昇進のチャンスを失った。同年9月場所では、華吹を破って5勝2敗としたことにより、翌11月場所でようやく三段目に昇進した。しかし1場所で跳ね返され、陥落場所の2012年1月場所の1番相撲では左肘を脱臼して途中休場。全治3ヶ月の診断で3月場所も全休。序ノ口へ落ちた5月場所も本調子で無かった為、7番相撲だけの出場になり、本格復帰は7月場所になった。

その後、序二段だった2013年9月場所で左膝を負傷して途中休場。次の場所も全休して序ノ口へ落ちた2014年1月場所で復帰した。最初の相撲は与那嶺に敗れて黒星だったが、その後は6連勝で6勝1敗。全勝者がいなかったため優勝決定戦へと進出して与那嶺と再戦。今度は勝利して序ノ口優勝となった。6勝1敗での序ノ口優勝を本人は「運」と言い切っていた[5]2015年9月場所で最高位となる西三段目62枚目まで番付を伸ばした。2016年1月場所は東序二段26枚目で5勝2敗であったが、「この地位では勝って当然」と千秋楽打ち上げパーティーで多くの参列者から叱咤激励を受け、これは本人にとっては「もっと頑張ろう」と嬉しい気持ちになる言葉であった[6]。2017年5月場所は番付に名前が載ってから3場所目でまだ鬢付油すら付けられない若一郎健(武蔵川部屋)が初日の相手であり、闘志を燃やしており内掛けで勝利。西序二段66枚目で4勝3敗と勝ち越した2018年1月場所で現役引退。[1]

Remove ads

主な成績

  • 通算成績:173勝166敗39休(55場所)
  • 序ノ口優勝:1回(2014年1月場所)

場所別成績

さらに見る 一月場所 初場所(東京), 三月場所 春場所(大阪) ...
Remove ads

改名歴

  • 吉田 和樹(よしだ かずき)2008年11月場所
  • 鴜洲 和樹(しじま - )2009年1月場所 - 2010年9月場所
  • 突光力 和樹(とっこうりき - )2010年11月場所 – 2018年1月場所

関連項目

脚注

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads