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自衛隊海上輸送群
共同の部隊として新編された海上輸送部隊 ウィキペディアから
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自衛隊海上輸送群(じえいたいかいじょうゆそうぐん、英語: SDF Maritime Transport Group[3])は、自衛隊が2025年(令和7年)3月24日に共同の部隊として新編された海上輸送部隊である[4][5]。
本部隊は、海上自衛隊呉基地に100人ほどの規模で発足し、2027年(令和9年)度には数百人規模に増員するとされる[1][2]。
概要・任務

中期防衛力整備計画(平成31年度~令和5年度)(31中期防)で新編が示された部隊である[6][7]。
日本において、有事の際の離島防衛や、占拠を許してしまった場合の奪還には、水陸機動団の迅速な展開が必要となる。しかし、海上自衛隊が2025年(令和7年)1月時点で保有する輸送艦は3隻[注釈 1]のみであり、防衛省幹部によると「部隊の輸送に加え補給物資などを運ぶことを考えると数が足りない」としていた。また、海上自衛官は自衛官全体からみて2割弱に過ぎず、人手不足が原因で特定秘密の不適切取り扱い問題も発生していた[2][8]。
そこで、防衛省は2025年(令和7年)3月、海上輸送に特化した部隊として本部隊を創設するが、先だって2022年(令和4年)夏頃より、陸上自衛隊員を海上自衛隊の輸送艦くにさきなどに配属しての訓練が開始された[9]。
既存の海自輸送艦や空自輸送機、民間船舶のPFIなどと組み合わせて統合運用することで、海上輸送力を強化。南西諸島の防衛力強化を進めるうえで、部隊や装備品を運ぶ能力が不足している現状の改善を図る[2][5][10][11]。
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運用
広島県呉基地に司令部および各輸送隊が置かれている。このうち、LCUを運用する第2海上輸送隊については、2025年(令和7年)度末までに兵庫県神戸市にある阪神基地に移転する[2][12][13]。
また、本部隊は、統合運用の観点から共同の部隊として発足するが、部隊の構成や運用については、陸上自衛隊が主体となって行う[2][10]。ただし艦長については、当面の間海上自衛官が務める[14]。
沿革
- 2018年(平成30年)12月18日:31中期防において、共同の部隊として海上輸送部隊1個群を新編する計画と、中型級船舶(LSV)および小型級船舶(LCU)を導入する計画が示された[6]。
- 2021年(令和 3年)2月16日:防衛大臣記者会見において、2023年(令和5年)度末に向けた海上輸送部隊新編及びLSV1隻とLCU3隻の配備計画が示された。またこの時、これらの船舶の保有先は未定とされた[15]。
- 2022年(令和 4年)夏頃:海上自衛隊輸送艦において、陸上自衛隊員の訓練が開始された[9]。
- 2023年(令和 5年)8月:2024年(令和6年)度概算要求において、「自衛隊海上輸送群(仮称)」の新編が示された[5]。
- 2024年(令和 6年)12月27日:防衛省の令和7年度予算案において、2027年(令和7年)度までにLSV2隻、LCU4隻、機動舟艇4隻の取得予定が示された[16]。
- 2025年(令和 7年)
自衛隊海上輸送群
部隊編成
主要幹部
艦艇一覧
島嶼部への輸送機能を強化するため、2027年(令和9年)度までに中型級船舶(LSV)2隻、小型級船舶(LCU)4隻、機動舟艇(MSV)4隻を取得する計画である[16][25]。
輸送艦艇
輸送艦(LSV)
輸送艦(LCU)
機動舟艇(MSV)
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脚注
参考文献
関連項目
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