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舟入南停留場

広島市中区にある広島電鉄の路面電車停留場 ウィキペディアから

舟入南停留場
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舟入南停留場(ふないりみなみていりゅうじょう、舟入南電停)は、広島市中区舟入南にある広島電鉄江波線停留場である。駅番号E05

概要 舟入南停留場*, 所在地 ...
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歴史

1943年昭和18年)12月に土橋から舟入本町までの区間が開通した江波線は、その半年後の1944年(昭和19年)6月に舟入本町から延伸[2]、当停留場はこのとき路線の終点として開業した[3]。開業時の停留場名は舟入南町停留場(ふないりみなみまちていりゅうじょう)である[3]。しかしその翌年の1945年(昭和20年)8月6日には広島市に原爆が投下され、江波線をはじめとして広島電鉄の市内電車は全線が不通となる[4]

江波線が被爆から復旧したのは1947年(昭和22年)11月のことである[4]、このとき停留場名は江波口停留場(えばぐちていりゅうじょう)へと改称された[3]。路線はその後1954年(昭和29年)には当停留場から延長され、新たに江波口停留場(現在の江波停留場)が開業、このころ当停留場はグランド口停留場(ぐらんどぐちていりゅうじょう)へと改称された[3][4]。この「グランド」は西区観音新町にある広島県総合グランドを指す。その後、1960年(昭和35年)ころには開業時の舟入南町へと再改称された[3]。舟入南停留場に改称したのは2019年(改称当時は平成31年)のことで、広島電鉄は改称の理由を「名称の由来となった所在町名の変更のため」としている[注釈 1][6]

年表

  • 1944年昭和19年)6月20日:江波線が舟入本町から延伸、舟入南町停留場として開業[4]
  • 1945年(昭和20年)8月6日:原爆投下により、市内電車は全線不通となる[4]
  • 1947年(昭和22年)11月1日:江波線が運転再開、江波口停留場に改称[4]
  • 1954年(昭和29年)1月[7]:軌道が延長され、新たに江波口停留場が開業[3][4]。このころ、代わってグランド口停留場に改称[4]
  • 1960年(昭和35年)頃:舟入南町停留場に再改称[4]
  • 2002年平成14年):舟入南6丁目交差点の改修工事に伴い、上りホームが広島市道霞庚午線北側に移設、下りホームは拡張され上屋が設置された。
  • 2013年(平成25年)2月15日:9号線の運行が八丁堀から江波まで延長され、当停留場にも乗り入れる。
  • 2014年(平成26年)2月:舟入南6丁目交差点 - 広電江波終点前交差点間の道路拡幅工事に伴い、下りホームがリニューアル。ホームが拡張され、上屋がホーム全体に延長された。
  • 2019年(平成31年)4月1日舟入南停留場に改称[6]
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停留場構造

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リニューアル前の江波方面行きホーム(2007年)

江波線の軌道は道路上に敷かれた併用軌道であり、当停留場も道路上にホームが設けられている。ホームは低床式[8]で2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟んで配置されている[9]。ただし互いのホームは斜向かいに位置していて、北に土橋方面へ向かう上りホームが、南に江波方面へ向かう下りホームがある[9]。かつては両ホームが線路を挟んで向かい合う相対式ホームであった[8]

両ホームともに、連接車両に対応した長さを持つ。

運行系統

当停留場には広島電鉄で運行されている系統のうち、6号線、8号線、9号線が乗り入れている。

さらに見る 上りホーム (土橋方面), 下りホーム ...

停留場周辺

バス路線

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舟入南停留場とバス停

周辺には「舟入南」バス停があり、広電バス[10]広島バス[11]が停車する。

舟入南バス停(舟入通り南行き 江波方面)
  • 6(広電バス) 江波営業所・江波三菱前方面
舟入南バス停(舟入通り北行き 舟入本町方面)
舟入南バス停(西行き 観音新町1丁目方面)
舟入南バス停(東行き 吉島西方面)

隣の停留場

広島電鉄
江波線
舟入川口町停留場 (E04) - 舟入南停留場 (E05) - 江波停留場 (E06)

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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