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藤本拓
日本の長距離走者(陸上競技) ウィキペディアから
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藤本 拓 (ふじもと たく、1989年9月11日 - ) は、山口県周南市出身の元陸上競技選手。専門は長距離走・マラソン。高水高校、国士舘大学卒。トヨタ自動車に所属した。
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経歴
要約
視点
学生時代
小学6年生の時、地元のスポーツ少年団で陸上を始める。高校時代は故障がちであったが、3年時にはインターハイ5000mに出場している[1]。
大学入学後も故障が相次いだが、2年時の秋から急成長。3年時の関東インカレ1部5000mでは、村澤明伸や鎧坂哲哉といった大学陸上界のエースたちを破り優勝。4年時も同種目で村澤・鎧坂や大迫傑などを抑えて2連覇を達成した[2]。上記のようにトラック種目では好成績を残したが、ロードレースは苦手としており、駅伝は3年時の第42回全日本大学駅伝に出場したのみ(1区区間8位)で、箱根駅伝は3年時まで予選会すら未経験であった。
4年時の夏合宿からロード練習に取り組み、人生初の30km走も完走した。第88回箱根駅伝予選会では、チーム内3番手の個人22位と好走。母校の3年ぶりの予選通過に貢献した。本戦では3区を担当し、区間3位の好走を見せた。
実業団時代
大学卒業後はトヨタ自動車に入社。ニューイヤー駅伝では主に1区を担当し、2014年の第58回大会は区間3位。翌2015年の第59回大会では区間4位の走りでトヨタ自動車の4年ぶり2回目の優勝に貢献した。
苦手としていたロードレースにも徐々に対応し、2017年の全日本実業団ハーフマラソンでは1時間01分53秒で日本人トップの4位入賞[3]。
2018年3月の第73回びわ湖毎日マラソンで初マラソンに挑戦。25Km過ぎまで先頭集団についたがその後は大きくペースを落とし、2時間15分台の15位(日本人7番手)に留まった[4]。
しかし同年10月のシカゴマラソン2018では、30Kmまで大迫傑らの先頭集団に食らいつき、2時間07分57秒の8位でフィニッシュ。ワイルドカードでマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得した[5]。2019年9月のMGC本戦では38Km手前で先頭集団から脱落し、9位に終わった[6]。
同年12月、MGCファイナルチャレンジとなる第73回福岡国際マラソンに出場。日本記録を上回るペースでレースを進め、25km以降はエルマハジューブ・ダザ(モロッコ)との一騎打ちとなったが、30Kmでダザがスパート。終盤はずるずるとペースが落ち、日本人トップの2位に入ったもののタイムは2時間09分36秒に留まった[7][8]。大会翌年の2020年夏、ワールドアスレティックスの独立監視機関「インテグリティー・ユニット」は、ダザにドーピング違反があったことを認定。大会事務局は2021年5月11日、第73回大会におけるダザの優勝を取り消し、2位以下で完走した選手の順位を1つずつ繰り上げると発表。改めて優勝者に認定され、マラソン初優勝となった。
2020年2月の丸亀ハーフマラソンでは、従来の日本記録を11秒上回る1時間00分06秒で日本人2番手の4位入賞を果たす。
2021年6月の第105回日本選手権5000mでは13分38秒74で7位入賞。
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主な戦績
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マラソン全成績
関連項目
出典
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