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長野智子

日本の女性キャスター、アナウンサー (1962-) ウィキペディアから

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長野 智子(ながの ともこ、1962年[2]12月24日[1] - )は、日本ニュースキャスターフリーアナウンサージャーナリスト[4]。元専修大学特任教授。元フジテレビアナウンサー[1]

概要 ながの ともこ長野 智子, プロフィール ...

所属事務所は古舘プロジェクトで、2014年1月から2021年4月までハフポスト日本版の編集主幹を務めた[5][4]

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来歴

要約
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アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれ[1]。ただし、物心ついてから後述の渡米までは、2回程度旅行での渡米経験があるのみだった[6]

日本への帰国後、田園調布雙葉中学校・高等学校上智大学外国語学部英語学科卒業。ユタ州に3か月のホームステイ経験がある[6]。同大学への在学中、文化放送ミスDJリクエストパレード月曜日のパーソナリティーを担当(1982年12月 - 1983年6月)。1985年フジテレビに入社[1]。同期アナウンサー三宅正治軽部真一松田朋恵永麻理小田多恵子(新人研修中に本人の希望により一般職転向)。入社後は数々の人気番組に出演。1990年、28歳の時に商社マン[7]と結婚し退社[1]。子はいない。その後、フリーアナウンサーとなる[1]1995年、夫のアメリカ赴任に伴い渡米[1]ニューヨーク大学大学院メディアエコロジー専攻で学びながら、フジテレビの現地リポーターなどをした。1999年、同大学院修士課程を修了[1]

2000年テレビ朝日の報道番組『ザ・スクープ』のキャスターの話が舞い込む。一人で帰国することにとまどいを感じたが、夫から「報道番組はあなたの夢でしょ。なんのために大学院で苦労してジャーナリズムを学んだの」と背中を押され、同年4月から鳥越俊太郎[8]と共に同番組のキャスターを担当した[9][10]

2001年9月11日、同時多発テロ事件が発生。日本のテレビ報道では米国発のニュースを主に流し、報復攻撃やむなしとの機運が高まるが、「米国だけが正義なのか」という疑問を抱いた鳥越は、長野に中東に飛ぶよう指示[11][12]。 同月、イスラエルパレスチナ自治区に入った。現地からの中継で「米国が武力行使しても何の解決にもならない」と言い切り、注目を集める。アフガニスタン空爆開始(10月7日)[13]の前週にパキスタン入りし、現地取材を続けた[11]

『ザ・スクープ』のほか、テレビ朝日の各報道番組『報道ステーション』、『Sunday!スクランブル』、『報道ステーション SUNDAY』、『サンデーステーション』で活躍した[14]

TBSラジオなど他局も出演していたものの、2004年から2020年まで、テレビ朝日専属扱いで、同局系の報道番組に数多く出演していた。2014年1月、朝日新聞社の提携によって運営するハフポスト日本版の編集主幹に就任した[5]2019年6月、国連UNHCR協会の報道ディレクターに就任[15][16]。2020年9月27日放送の『サンデーステーション』を最後に、テレビ朝日で20年半務めた報道番組のキャスターを卒業した[17]。同年10月1日からは、かつて所属していたフジテレビ『情報プレゼンター とくダネ!』でコメンテーターとして出演[10]。フリー転身後にフジテレビの番組にレギュラー出演するのは、ニューヨーク中継として出演していた『めざましテレビ』以来、20年ぶりとなる[17]

2021年4月末、ハフポスト日本版の編集主幹を退任[4]。同年3月、世界経済フォーラムジェンダー・ギャップ指数の国別順位を発表。日本は156カ国中120位で、中でも政治分野は147位に沈んだ。日本における長年の「ジェンダー不平等」の原因を知りたいと思った長野は、同年5月12日、田原総一朗とともに超党派の女性議員による「クオータ制実現に向けての勉強会」を立ち上げた[18][19][4]。事務局長を務め、第1回の会合には7つの政党から計7人の国会議員が参加した[注 1]

同年6月22日、ニュースサイト「朝日新聞デジタル」は、ニュースへのコメントを閲覧できる新機能「コメントプラス」を本格スタート。長野は、朝日新聞社が社外から迎えたコメンテーター27人の中のひとりに選ばれた[4]

2024年3月18日、特定非営利活動法人国連UNHCR協会の理事に就任[20]

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人物

出演

要約
視点

レギュラー出演

連載

テレビ番組

フジテレビアナウンサー時代

報道・情報番組の出演経歴

さらに見る 期間, 番組名 ...

バラエティ番組の出演経歴

フリー転身後

報道・情報番組の出演経歴

さらに見る 期間, 番組名 ...

報道・情報番組以外の出演経歴

ラジオ

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著書

  • 『運命を感じる瞬間』扶桑社、1994年5月。ISBN 9784594013905
  • 『デリシャスな結婚』世界文化社、1995年7月。ISBN 9784418955107
  • 『普段着のニューヨーク』扶桑社、1997年5月。ISBN 9784594022396
  • 『可笑しなアメリカ不思議なニホン NYのメディアを通して見えてきた新しい世界感覚』青春出版社、2001年2月。ISBN 9784413032469
  • 『ニュースの現場から』NTT出版、2002年10月。ISBN 9784757140455
  • 『麻薬の運び屋にされて』扶桑社、2003年8月。ISBN 9784594041526
  • 『踏みにじられた未来 御殿場事件、親と子の10年闘争』幻冬舎、2011年12月。ISBN 9784344021136
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レコード

  • 「気分は、はじけるピーチ」(1986年)
    • 『FNNモーニングコール』の初代テーマソングで、当時の同僚アナウンサー・川端健嗣とのデュエット曲。
    • 既に廃盤になっており、リリース枚数も非常に少なかったために現在では入手困難。
    • 東海テレビでは、同局ローカル版の司会者(アナウンサー・タレント)が歌ったバージョンがオンエアされていた(非売品)。

脚注

外部リンク

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