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長野県野沢北高等学校
長野県佐久市にある高等学校 ウィキペディアから
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長野県野沢北高等学校(ながのけん のざわきたこうとうがっこう)は、長野県佐久市野沢に所在する公立高等学校。通称「野北(のきた)」、「北高(きたこう)」。
概要

1901年に長野県立上田中学校野沢分校として創立した。全日制課程で普通科、理数科設置。2013年度より55分間授業となっている。クラブ活動は「班」をもって行われ、「班活」と呼ばれる。近年、進学を優先させるために班活動の時間を削減している。
県内の旧制中学校をルーツとする公立高校によくある伝統として、新入生は入学直後に応援団から応援練習を受けるのが恒例となっている。
2020年3月24日、長野県の少子高齢化に伴う県立高等学校再編計画により野沢南高等学校と再編統合されることが決定した[1]。
教育目標
- 教養を高め、知性を磨き、心身を鍛え、平和な世界を希求し、社会の有為な形成者となる資質を培う
沿革
基礎データ
アクセス
象徴
校章
桜花と光芒の組み合わせ。
本居宣長の「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山ざくら花」の歌から取られたものである。
校歌・応援歌
学校行事
文化祭は「日輪祭」と称し、毎年6月下旬から7月上旬に行われている。4日間にわたって行われ、1日目には各種準備と前夜祭が行われる。2・3日目は1・2学年によるクラス展、3学年による模擬店、吹奏楽班・軽音楽班・音楽班などによる発表、地学班・科学班・生物班などの研究成果の展示、美術班・写真班による作品展示、また「青空ステージ」と呼ばれる生徒参加型の企画が行われる。4日目には合唱コンクールと後夜祭が行われる。合唱コンクール終了後に全校で、ベートーヴェンの交響曲第9番のドイツ語による合唱が行われていた。(1988(昭和63)年から2019(令和元)年までの間)[4]後夜祭ではミニ運動会を行い、ファイヤーストームでは弓道班が火矢を射る。そして告白ステージや水掛けといったイベントが毎年行われている。
部活動(班活動)
高冷地に位置するためスピードスケートが盛んで、かつては高校総体で何度も上位入賞を果たしている。2008年度にはショートトラックの世界ジュニア選手権代表を輩出した。高校総体にも出場し、2種目で優勝と準優勝を達成した。
野球班は1974年、第56回全国高等学校野球選手権大会に出場した[5]。
陸上班は2007年度秋田わか杉国体少年男子A100メートル、2012年度高校総体女子走高跳に出場した。
学芸班では、将棋・囲碁班が毎年全国大会へ出場し、2008年に準優勝した。
高校関係者と組織
高校関係者組織

- 岳南会 - 旧制野沢中学、野沢北高校の同窓会組織。1906年(明治39年)、第1回卒業生を送り出した直後の4月に発足した。2000年(平成12年)には創立100周年事業として岳南会館を建設した[6]。
著名な出身者
政界
官界
学界
財界・経営者
軍人・自衛官
文化・芸術
- 青木理 - ジャーナリスト[14]
- いではく - 作詞家、JASRAC会長(56回昭和35年卒)[10]
- 井出孫六 - 直木賞作家
- 上原恭子 - ヴィオラ奏者
- 木内高音 - 童話作家、編集者[17]
- 神津港人 - 洋画家[18]
- 倉石真 - テノール歌手[19]
- 小林亜星 - 作曲家、疎開して野沢中学に通学[20]
- 新海誠 - 映像作家、弓道班出身[21][22][16]
- 瀧澤美奈子 - 科学ジャーナリスト
- 田口計 - 俳優
- ハタタケル - 作家
- 御影倫代 - 元長野放送アナウンサー
- 山室静 - 北欧文学翻訳家、評論家[23]
- 山本文彦 - 洋画家、筑波大学名誉教授、日本芸術院賞・恩賜賞受賞
- 尹美亜 - 映画監督[24]
- 吉岡忍 - 作家(63回昭和42年卒)[10][14]
スポーツ
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記念物

創立100周年記念事業として、2001年(平成13年)10月、同窓生戦没者等慰霊記念碑が母校と浅間山を望む貞祥寺境内に建立され、岳南会戦没者等慰霊祭が執り行われている[27]。
脚注
関連項目
外部リンク
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