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2023年のJ2リーグ
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この項目では、2023年シーズンのJ2リーグについて述べる。
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概要
J2リーグとして25年目のシーズン。2022年12月20日付で明治安田生命保険相互会社との間でタイトルパートナー(冠スポンサー)契約を更新し(2026年シーズンまで)[1]、「2023明治安田生命J2リーグ」 の名称で行う。
このシーズンについては、翌2024年度からJ1/J2/J3のクラブ数を20クラブに揃える(J2は2クラブ減)ことが決まっていることから、その過渡期に当たるシーズンとして、J1自動昇格・J3自動降格を従来通り2クラブずつとした上で、3位から6位までのクラブでJ1昇格プレーオフを実施し(6年ぶりの開催)優勝クラブがJ1昇格となることが決まっている[2]。
スケジュール
2022年12月20日に大会方式および試合方式が発表された。2月18日開幕・11月12日最終節のホーム・アンド・アウェー2回戦総当たり全42節・合計462試合で行われる[3]。
J1昇格プレーオフは準決勝が11月25日・26日、決勝が12月2日のシングルエリミネーショントーナメントで実施される[4]。
2023年シーズンのJ2クラブ
要約
視点
2023年シーズンのJ2のクラブ数は前年まで同様の22。
2022年のJ1リーグ17位の清水エスパルスは2016年シーズン以来7年振り、同18位のジュビロ磐田は2021年シーズン以来2年振り、2022年のJ3リーグ優勝のいわきFC及び同2位の藤枝MYFCは初のJ2参戦。
- 監督は開幕時点のもの
- ホームスタジアムについては2023年1月30日時点でJリーグコーポレートサイトにおいて示されているスタジアム[27] について記す
監督交代
特記なき場合、監督代行はトップチームのヘッドコーチが務めている。
リーグ概要
要約
視点
→「2023年J2最終節」も参照
開幕前にはJ1から降格しつつも戦力を維持した清水・磐田の静岡勢に前年上位争いを繰り広げた仙台・山形・岡山・大分・長崎などが上位争いをするとみられていた[38][39] が、シーズンが始まると、監督に元青森山田高校監督の黒田剛を招聘し、更に豊富な資金力でエリキとミッチェル・デュークというJリーグ経験のある外国籍アタッカーや若手有望株を数多く獲得した町田[40] がリーグを牽引する。黒田は前半に先制しそのまま逃げ切る形を理想とする「原理原則」にこだわった戦い方を貫き[41][42]、第4節で首位に立つと、第9節で首位を一度明け渡したのみで第10節以降は首位を快走。第39節で熊本に勝利してクラブ初のJ1昇格を確定させ[42][43]、第40節で2位清水が敗れたことでJ2優勝が決定した[44]。
一方、J1自動昇格となる2位を巡っては町田に加えて清水・磐田・東京Vの3クラブが激しく競い、さらに昇格プレーオフ進出の6位以内を巡っては、第31節終了時点で5位大分・6位山形・7位長崎・8位群馬・9位甲府・10位岡山・11位千葉の7クラブが勝ち点7の中にひしめく大混戦となる[45]。このうち第41節で群馬・岡山・大分の3クラブがプレーオフ進出の可能性を失う一方、シーズン序盤は低迷した千葉が第31節から7連勝を飾るなど後半戦で勢いを増し、第41節で群馬に勝利しプレーオフ進出をいち早く確定させる[46]。この結果、最終節で清水・磐田・東京Vの3クラブが自動昇格を、甲府・山形・長崎の3クラブがプレーオフ進出を賭けて戦うこととなった[47]。
迎えた11月12日の最終節、自動昇格争いの3クラブは清水が水戸と、磐田が栃木と、東京Vが大宮と、いずれもアウェーで対戦。清水が水戸に追いつくのがやっとの一方で、磐田・東京Vが勝利し清水を逆転、得失点差で磐田が上回り自動昇格を確定させる[48]。一方、プレーオフ進出争いは最終節に甲府と山形の直接対決が組まれ、勝った方が6位以内を確保する一方、両者が引き分けてアウェーで5位千葉と戦う8位長崎が勝つと長崎が両者を上回ってプレーオフに出場できるという状況となり[47]、試合終盤には山形が甲府に追いつき、長崎がリードの状況となって長崎の逆転プレーオフ進出の可能性が高まったアディショナルタイム2分(90+2分)、山形FWデラトーレの逆転ゴールが決まって土壇場で勝ち越しに成功、長崎に敗れた千葉を交わして5位に浮上し逆転でプレーオフ進出を決めた[48][49]。
残留争いも、第31節終了時点で12位の秋田から藤枝・仙台・栃木・水戸・熊本・いわき・徳島・金沢を挟んで21位の山口までの10クラブが勝ち点差5にひしめく混戦模様となる[45]。その中で、柳下正明が率いて7季目となった金沢は第10節終了時までに5勝(5敗)を挙げるなど序盤は好調だったもののその後に失速し復調のきっかけを最後まで掴むことができず、終盤には最終節までの13試合を勝ち無し(4分9敗)で終わり、第41節終了時点で最下位が確定しJ3降格が決定した[50]。一方、J1在籍経験もある大宮は試合終盤の失点の多さが響き、序盤から下位に低迷する[51]。第16節終了時に監督の相馬直樹が退任、後任に昨季途中まで仙台を率いた原崎政人ヘッドコーチが就任、夏にはシュヴィルツォクなどの実力者を補強し、終盤には4連勝を挙げるなどの粘りも見せ最下位こそ免れたものの、第41節終了時点でJ3降格圏内の21位でシーズンを終えることが確定した[52]。シーズン終了時点では、J2ライセンスを持たないFC大阪が2位となる可能性が残っていたため降格は決まっていなかったものの、シーズン終了から2週間後の11月25日に行われたJ3第37節の結果によりFC大阪の2位以内の可能性が消滅したことから、大宮のJ3降格も確定した[53]。
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結果
要約
視点
順位表
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (O) プレーオフ勝者; (P) 昇格; (R) 降格.
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (O) プレーオフ勝者; (P) 昇格; (R) 降格.
順位推移表
1節-21節
22節-42節
戦績表
J1昇格プレーオフ
→詳細は「2023年のJリーグ § J1昇格プレーオフ」を参照
準決勝 | 決勝 | |||||
11月26日・味スタ | ||||||
3位 東京ヴェルディ | 2 | |||||
12月2日・国立 | ||||||
6位 ジェフユナイテッド千葉 | 1 | |||||
3位 東京ヴェルディ | 1 | |||||
11月25日・アイスタ | ||||||
4位 清水エスパルス | 1 | |||||
4位 清水エスパルス | 0 | |||||
5位 モンテディオ山形 | 0 | |||||
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表彰
要約
視点
得点ランキング
移籍によりシーズン途中でリーグを離れた選手(所属は移籍前のクラブ)
ハットトリック
- Note: 4 1試合4得点
- (H) – ホーム (A) – アウェイ
月間MVP
月間ベストゴール
月間優秀監督賞
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観客動員
出典: J.LEAGUE Data Site
註記:
†:前シーズンはJ1、‡:前シーズンはJ3
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脚注
関連項目
外部リンク
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