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2024年のJ3リーグ
2024年に行われたサッカーJ3リーグ戦 ウィキペディアから
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この項目では、2024年シーズンのJ3リーグについて述べる。
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概要
J3リーグとして11年目のシーズン。明治安田生命保険相互会社をタイトルパートナー (冠スポンサー) とする(4年契約の2年目[1])が、この年から大会名を変更し、「2024明治安田J3リーグ」 の名称で行う[2]。
レギュレーションの変更点
今シーズンからJ2とJ3の入れ替えについては、前年に引き続き上位2クラブがJ2に自動昇格するのに加え、新たに年間順位3位から6位のクラブにより争われるJ2昇格プレーオフを導入し、勝者が昇格することとなった[3]。
なお、J3と日本フットボールリーグ (JFL) の入れ替えについては前年同様とし、第26回JFL優勝クラブがJリーグ入会資格を有する場合は自動的にJ3参入(J3最下位が退会並びに翌年のJFLへ加盟)、2位のクラブがJリーグ入会参加資格を有する場合はJ3・JFL入れ替え戦を行う[4]。
スケジュール
2023年12月19日に大会方式および試合方式が発表された[5]。2月23日開幕・11月24日閉幕の全38節・合計380試合で行われる。
なお、J2昇格プレーオフは12月1日に準決勝、12月7日に決勝を行う[3]。また、J3・JFL入れ替え戦を行う場合は、第1戦がJFLクラブのホームスタジアムで12月1日に、第2戦がJ3クラブのホームスタジアムで12月7日にホーム・アンド・アウェー方式で開催される予定とされている[4]。
2024年シーズンのJ3クラブ
要約
視点
2024年シーズンのJ3のクラブ数は前年と同じく20。2023年のJ2リーグ21位の大宮アルディージャは初のJ3降格、同22位のツエーゲン金沢は2014年シーズン以来10年振りのJ3参戦となる。なお、2018年シーズン以来6シーズンぶり、J3史上2度目のJFLからの新入会クラブのないシーズンとなった。
監督交代
特記なき場合、監督代行はトップチームのヘッドコーチが務めている。
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リーグ概要
要約
視点
スポーツ振興くじ「WINNER」におけるJ3優勝予想の投票状況では、前年J2から降格しながらも戦力の維持に成功した大宮が最も人気を集め、次いで中山雅史が率いて2年目となる沼津、J3参入5年目で引き続き実力者を補強した今治、J3降格3年目で捲土重来を期す松本、前年自動昇格した鹿児島と同勝ち点ながら惜しくもJ2昇格を逃した富山が払戻倍率(オッズ)10倍以内と人気を集める状況であった[35]。シーズン序盤は毎節首位が入れ替わる混戦模様となるが、第8節で大宮が首位に立つと、第13節で松本に敗れるまで無敗を続け、前半戦はわずかに1敗(14勝4分)[36]。後半戦に入っても勢いは衰えず、大きな連勝こそ少ないものの負けない戦いで着実に勝ち点を積み上げて他クラブを圧倒、第32節終了時点で2位以内を確定させて1年でのJ2復帰を果たし[37]、続く第33節では2位今治との直接対決に引き分け、5試合を残してJ3優勝も決めた[38]。
大宮に続く自動昇格争いは前半戦折り返しの時点で沼津・FC大阪・金沢・今治・福島・富山・相模原が勝ち点差2の中にひしめく混戦模様となるが、第17節から12戦無敗の今治が一歩抜けだし、それを富山が追走する形となる[39]。しかし第31節の直接対決でのスコアレスドローを含め、富山は第30節から6分1敗と一歩後退。逆に今治は第32節から2勝1分1敗で勝ち点を確実に積み上げ、第36節にアウェイで鳥取に勝利し2位を確定させ、初のJ2昇格を決めた[40]。
この年から導入されるJ2昇格プレーオフ出場を巡る6位以内の争いは、残り3節となる第35節終了時点でも4位沼津から松本・FC大阪・福島・相模原・北九州・岐阜・八戸・金沢・鳥取を挟んで14位琉球までの11チームが勝ち点差6の間にひしめく混戦模様が続いていたが、続く第36節終了の時点で金沢・琉球・鳥取のプレーオフ進出の可能性が消滅し、富山を加えた9チームで4枠を争う構図となる[41]。更に上位直接対決が相次いだ第37節では勝利した富山・松本・FC大阪のプレーオフ進出が決定する一方で、2節前には4位だったものの福島との直接対決に敗れた沼津を始め、八戸・岐阜・相模原のプレーオフ進出の可能性が消滅。残る1つの椅子を福島と北九州で争う構図となった[42]。迎えた最終節、勝ち点差3で得失点差が11あり有利な状況の福島であったが、アウェーで岩手を下し、八戸と引き分けたFC大阪を躱して5位でプレーオフ進出を決めた一方、北九州は後半アディショナルタイムの決勝点でYS横浜を下すも、あと一歩及ばなかった[43]。
J3残留争いでは第35節終了時点で岩手の最下位が決定し[44]、JFL第29節の結果により栃木シティの優勝が決定。観客動員数等の基準もクリアしたため、翌年からJ3への入会が決定[45]。岩手のJ3資格喪失による退会並びに翌年のJFL加盟が確定した[46]。また、第37節の結果、YS横浜の19位が確定し[42]、JFL第29節の結果により2位が確定しJ3参入基準を満たした高知ユナイテッドSCとのJ3・JFL入れ替え戦の実施が決定した[47]。ホームアンドアウェー方式で行われた入れ替え戦の結果、勝利した高知の翌年J3入会と敗退したYS横浜のJ3資格喪失による退会並びに翌年のJFL加盟が決定した[48]。
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結果
要約
視点
順位表
出典: J.LEAGUE Data Site
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (O) プレーオフ勝者; (P) 昇格; (R) 降格; (X) 入れ替え戦出場.
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7) 反則ポイント、8)抽選
(C) 優勝; (O) プレーオフ勝者; (P) 昇格; (R) 降格; (X) 入れ替え戦出場.
順位推移表
1節-19節
20節-38節
戦績表
J2昇格プレーオフ
→詳細は「2024年のJリーグ § J2昇格プレーオフ」を参照
準決勝 | 決勝 | |||||
12月1日・富山 | ||||||
3位 カターレ富山 | 1 | |||||
12月7日・富山 | ||||||
6位 FC大阪 | 1 | |||||
3位 カターレ富山 | 2 | |||||
12月1日・サンアル | ||||||
4位 松本山雅FC | 2 | |||||
4位 松本山雅FC | 1 | |||||
5位 福島ユナイテッドFC | 1 | |||||
J3・JFL入れ替え戦
→詳細は「2024年のJリーグ § J3・JFL入れ替え戦」を参照
2024年12月1日 第1戦 | 高知ユナイテッドSC (JFL・2位) | 1 - 1 | Y.S.C.C.横浜 (J3・19位) | 香川県丸亀市 |
13:03 | 上月翔聖 ![]() |
レポート | 冨士田康人 ![]() |
競技場: Pikaraスタジアム 観客数: 3,056 人 主審: 井上知大 |
2024年12月7日 第2戦 | Y.S.C.C.横浜 | 0 - 2 | 高知ユナイテッドSC | 横浜市 |
15:03 | レポート | 競技場: ニッパツ三ツ沢球技場 観客数: 5,101人 主審: 上原直人 |
高知ユナイテッドSCの1勝1分により、高知がJリーグ入会(J3参入)、YS横浜はJリーグ退会(JFL参入)。
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表彰
要約
視点
得点ランキング
アシストランキング
出典: J.LEAGUE.jp
ハットトリック
- (H) – ホーム (A) – アウェイ
月間MVP
月間ベストゴール
月間優秀監督賞
月間ヤングプレーヤー賞
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観客動員
出典: J.LEAGUE Data Site
註記:
†:前シーズンはJ2
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脚注
関連項目
外部リンク
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