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2024年立憲民主党代表選挙
立憲民主党代表選挙 ウィキペディアから
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2024年立憲民主党代表選挙(2024ねんりっけんみんしゅとうだいひょうせんきょ)は、2024年9月23日に実施された立憲民主党代表を選出するための選挙である。
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概説
2021年立憲民主党代表選挙により代表に選出された現職の泉健太の任期満了に伴い実施された。党勢立て直しに向けて、野党連携のあり方や、泉が掲げる安全保障、エネルギーなど根幹政策の「現実路線」の是非が主な争点になるとされていた[3][4]。
今回の告示から投開票までの期間は、党の代表選挙の規則上、最長の17日間となり、前回2021年の代表選に比べ5日長くなる[5]。
投票の結果、1回目の投票では過半数のポイントを獲得した候補者が居らず、上位2名による決選投票となった。決選投票の結果、野田佳彦が決選投票で枝野幸男を破り当選し、3代目代表に就任した[6]。野党第一党党首に首相経験者が就くのは、2012年自民党総裁選で勝利した安倍晋三以来となる[7]。また、現職以外の首相経験者が代表に選出されたのは、前身の民主党、民進党、旧立憲民主党および旧国民民主党を含む旧民主党系では初である。
党代表選データ
代表
告示日
投開票日
有権者
日程

- 9月7日(土)
- 9月8日(日)
- 9月11日(水)
- 9月13日(金)
- 四国ブロック立会演説会(徳島県)
- 9月14日(土)
- 9月15日(日)
- 9月16日(月・祝)
- 9月18日(水)
- 9月20日(金)
- 郵便投票〆切
- 9月22日(日・祝)
- インターネット投票〆切
- 9月23日(月・休)
選挙管理委員会
- 委員長
- 委員
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候補者
要約
視点
届け出順
推薦人
衆参別。候補者提出の推薦人一覧の並び順[14]。
野田佳彦[15]
枝野幸男[16]
泉健太[17]
立候補を断念した人物
タイムライン
- 8月6日 - 小沢一郎衆議院議員が、これまでに枝野幸男前代表、野田佳彦元首相、馬淵澄夫元国土交通大臣、小川淳也前政調会長、江田憲司元代表代行、重徳和彦衆議院議員と相次いで会談したと明らかにし、代表選ではこの6人の中から推す人を決める意向を示した[27]。2021年立憲民主党代表選挙では小沢は泉健太を支援し当選に導いたが、泉は当選後、小沢が要求した人事案について他の党重鎮からの異論を理由に断念。2022年の人事では小沢と距離のある岡田克也を幹事長に据えるなどしたため関係が悪化しており、2024年7月9日には小沢が「泉氏でやったらまた沈没だ」と公然と述べ泉を支援しない意向を示していた[28]。
- 8月7日 - 両院議員総会において、代表選の日程を9月7日告示、23日投開票とすることを決定[29]。
- 8月9日 - 枝野幸男が代表選に立候補する意向を表明[30]。その後、21日に記者会見を開き正式に出馬表明[31]。
- 8月19日 - 野田佳彦が重徳和彦や党千葉県連所属の国会議員、地方議員から立候補を要請され「よく熟慮したい」と話した[32]。
- 8月20日 - 江田憲司が自身が率いるグループの議員に立候補を要請され「真摯に受け止める」と述べ、意欲を示した[33]。
- 8月21日 - 馬淵澄夫が若手・中堅議員に立候補を要請され「熟慮したい」と応じた[34]。
- 8月22日 - 菅直人元首相率いるグループ・「国のかたち研究会」(約15人)が会合を開き、菅らは代表選に同グループに所属する西村智奈美代表代行を推す意向を示した。一方で同グループではすでに枝野の支援に動いている議員もおり、西村は「泉代表が引き続き立候補を目指している状況で、代表代行の立場でどういう判断をできるのか」と述べ慎重姿勢を示した[35]。
- 8月26日 - 現職の泉健太が地方議員から代表選出馬を要請され、106人分の署名を受け取った[36]。同日、代表選の事前説明会が行われ、泉・枝野・野田・江田・馬淵・吉田晴美衆議院議員と、候補者未定の7陣営が出席した。候補者未定の陣営は西村に近い陣営とみられる[37]。吉田晴美が「立候補を考えているところだ。永田町に染まっていない1期生の視点や、生活に密着した女性の視点で論戦を喚起したい」と述べ、出馬の意向を示す[38]。
- 8月29日 - 野田佳彦が津田沼駅にて正式に出馬を表明した。また、後日改めて正式に記者会見し、具体的な政策や党運営の方針を説明することを明らかにした[39]。
- 9月5日 - 野田佳彦は代表選対を立ち上げ、記者会見を開いた。
- 9月6日 - 泉健太現代表が出馬を表明した[12]。
- 9月7日
- 9月23日
- 投開票が行われ、決選投票の結果、野田佳彦が新代表に選出された[41]。
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選挙情勢の推移
情勢報道
選挙期間中にメディアなどで発表された各候補の情勢および国会議員動向の推移は、以下のとおりである。
- 9月13日
- 読売新聞[42]
- 野田元首相が国会議員の3割弱にあたる35人(70ポイント)を固めてリード、枝野前代表24人(48ポイント)、泉代表17人(34ポイント)、吉田晴美衆議院議員15人(30ポイント)と続く。
- 9月15日
- 産経新聞[43]
- 野田元首相が国会議員136人のうち37人の支持を固め先行、枝野前代表25人、泉代表21人、吉田晴美衆議院議員17人と続く。
- 9月15、16日
- 共同通信[44]
- 野田元首相が40人超の支持を固めてリードし、枝野前代表30人程度、吉田、泉両氏はいずれも20人前後。
- 9月18日
- FNN [45]
- 野田元首相が国会議員の約40人の支持を固めトップ、枝野前代表30人近く、泉代表と吉田晴美衆議院議員は20人程度。
- 9月19日
- 時事通信[46]
- 野田元首相は国会議員のうち約40人、枝野前代表約30人、泉代表約25人、吉田衆議院議員約20人。一方、地方議員を中心とする47都道府県連幹部のアンケート調査で泉代表が9人で最多。野田、枝野両氏がともに8人で続き、吉田氏は3人だった。
- 9月20日
- 日本テレビ[47]
- 野田元首相が国会議員のおよそ40人の支持を集めリードし、枝野前代表30人、泉代表と吉田晴美衆議院議員は、20人程度。
- 9月21日
- 共同通信[48]
- 野田元首相が国会議員の3割超の43人の支持を固めてリード、枝野前代表30人、吉田晴美衆議院議員22人、泉代表21人。
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世論調査
- ( )内の数字は立憲民主党支持層の支持率
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選挙結果
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選挙後の動き
主な役員人事
投票翌日の9月24日に、国会内で両院議員総会を開き、執行役員の骨格人事を承認。代表代行に長妻昭・辻元清美・大串博志(選挙対策委員長を兼務)、幹事長に小川淳也、政務調査会長に重徳和彦、国会対策委員長に笠浩史[52][53]。
脚注
関連項目
外部リンク
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