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2025年日本グランプリ (4輪)
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2025年日本グランプリ(英: 2025 Japanese Grand Prix、正式名称: Formula 1 Lenovo Japanese Grand Prix 2025[1])は、2025年のF1世界選手権の第3戦として、2025年4月6日に鈴鹿サーキットで開催された。
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背景
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エントリー
- レギュラードライバー
- フリープラクティスドライバー
- アルピーヌ: リザーブドライバーの平川亮が、ジャック・ドゥーハンに代わってFP1を走行する[6]。
エントリーリスト
- 追記
- ^1 - 平川はFP1のみ、ドゥーハンに代わって走行
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フリー走行
要約
視点
FP1
2025年4月4日 11:30 JST(UTC+9) (特記のない出典: [9])
- 気温14度、路面温度35度、晴、ドライ
春の開催に変わって2回目の鈴鹿は好天と満開の桜に恵まれスタートした。レッドブル移籍初戦が母国グランプリとなった角田裕毅は新たなチームメイトのマックス・フェルスタッペンに続く6番手、今季はアルピーヌのリザーブドライバーに就任し、レギュラードライバーのジャック・ドゥーハンに代わって走行した平川亮は12番手でピエール・ガスリーを上回った。
FP2
2025年4月4日 15:00 JST(UTC+9) (特記のない出典: [10])
- 気温14度、路面温度35度、晴、ドライ
開始7分、FP1は平川にシートを譲ったため初走行だったドゥーハンがターン1で大クラッシュを喫した。マシンは大きく損傷したが、ドゥーハン自身は無事だった。このクラッシュによるバリアの修復のため赤旗で中断し、残り30分から再開されたが、フェルナンド・アロンソがターン7でコースをはみ出し、ターン8(デグナー)とターン9の間にあるグラベルでマシンを止めたため、2度目の赤旗が出された。残り19分で再開するが、ターン8とターン17の芝生が相次いで燃えだしたことで、さらに2度の赤旗中断となり終了した。そんな中でレーシングブルズ勢が好タイムをマークし、アイザック・ハジャーが3番手、角田と入れ替わる形で降格したリアム・ローソンが5番手に入った。角田は18番手だった。
FP3
2025年4月5日 11:30 JST(UTC+9) (特記のない出典: [11])
- 気温14度、路面温度38度、晴、ドライ
アルピーヌは前日のFP2のクラッシュで大破したドゥーハンのモノコックを夜通しで交換した[12]。そのFP2で芝生が2度も炎上したことから、夜間に芝刈りと散水を行う対策を行った。しかし、このセッションでも開始6分にターン12のコース脇、残り7分に130R入口手前右側の芝生が炎上したことで赤旗が出され、後者の赤旗では再開できないままセッションが終了する事態となった。炎上した2箇所とも先述の対策は施したが、今後のセッションにも不安を残すことになってしまった。FP1からFP3までマクラーレン勢がトップタイムを記録し、FP2とFP3はマクラーレン勢で上位を独占した。角田は9番手。
各セッションの順位
予選
要約
視点
2025年4月5日 15:00 JST(UTC+9) (特記のない出典: [16])
- 気温14度、路面温度34度、晴、ドライ
マックス・フェルスタッペンがマクラーレン勢を抑え、今季初のポールポジションを獲得した。フェルスタッペンが記録した1分26秒983は、2019年にセバスチャン・ベッテルが記録したコースレコード(1分27秒064)を6年ぶりに上回った[注 1]。一方、レッドブル移籍初戦で母国グランプリを迎える角田裕毅はQ2でタイムを伸ばせず、前戦中国GPまで在籍したレーシングブルズ勢にも及ばず15番手で敗退を喫した。レーシングブルズ勢はアイザック・ハジャーがQ1でシートベルトに問題を抱えた[20]もののQ3まで進出して7番手、リアム・ローソンは角田より1つ前の14番手であった。
フリー走行で度々発生していた芝生の火災がQ2でも発生した。今回は残り8分半に130Rのイン側の芝生が燃えて赤旗中断となった[21]。
そのQ2の終了間際にカルロス・サインツがターン1でルイス・ハミルトンのタイムアタックを妨害したため、予選終了後に3グリッド降格のペナルティが科せられた。これにより、角田は1つグリッドが繰り上がって14番手からスタートする[22]。
予選結果
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決勝
要約
視点
2025年4月6日 14:00 JST(UTC+9) (特記のない出典: [26])
- 気温14.4度、路面温度21.1度、曇、ドライ
決勝日当日の朝に雨が降ったが10時半には雨も止んで路面はほぼ乾き、曇り空のドライコンディションでレースは行われた。決勝日は11万5000人の観客が訪れ、3日間合計で26万6000人と開催地が鈴鹿に戻った2009年以来最多記録を更新した[27]。
マックス・フェルスタッペンがマクラーレン勢を最後まで抑えきり、ポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を挙げて日本GP4連勝を飾るとともに、今季でレッドブルとのパートナーシップが最終年を迎える本田技研工業(ホンダ・レーシング(HRC))に勝利を捧げた。レッドブル移籍初戦の角田裕毅は入賞に届かず12位で母国グランプリを終えたが、ファン投票による「ドライバーズ・オブ・ザ・デイ」に選ばれた[28]。レッドブルの兄弟チームであるレーシングブルズはアイザック・ハジャーが8位で初入賞を果たした。
6位入賞を果たした新人のアンドレア・キミ・アントネッリはタイヤ交換を遅らせたことで一時首位に立ち、F1史上最年少のラップリーダーを記録するとともにファステストラップも記録した[28]。
レース結果
- ラップリーダー[33]
- ※太字は最多ラップリーダー
- マックス・フェルスタッペン - 43周 (1-21, 32-53)
- アンドレア・キミ・アントネッリ - 10周 (22-31)
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主な記録
(特記のない出典: [34])
- ドライバー
- 日本GPで4連勝: マックス・フェルスタッペン - ミハエル・シューマッハの3連勝(2000年 - 2002年)を上回る史上最多記録[35]。
- 150戦目の出走: シャルル・ルクレール
- 初ファステストラップ / 初ラップリーダー: アンドレア・キミ・アントネッリ - 3戦目[36]。18歳224日での達成はいずれも史上最年少記録(過去の最年少記録はいずれもマックス・フェルスタッペン)[37][38]。
- 初入賞: アイザック・ハジャー - 2戦目[39][注 2]
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第3戦終了時点のランキング
- 注:いずれもトップ5まで掲載。
脚注
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