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PRIDE (CHAGE and ASKAのアルバム)

CHAGE and ASKAの12枚目アルバム ウィキペディアから

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PRIDE』(プライド)は、CHAGE&ASUKA(現:CHAGE and ASKA)の12作目のオリジナル・アルバムで、本作のDISC1の2曲目の楽曲名である。ちょうどデビュー10周年である1989年8月25日に発売された。発売元はポニーキャニオン

概要 CHAGE&ASUKA の スタジオ・アルバム, リリース ...

1993年12月17日はAPO-CDとして、1999年12月16日2001年7月18日はCD、2009年10月21日SHM-CDとして再発売している。

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背景

CHAGE&ASUKAがちょうどデビュー10周年となる日に発売された2枚組アルバム。DISC1がオリジナル・アルバム、DISC2が過去の楽曲をアレンジして再収録したアルバムとなっている[3][注 2]

本作が発売された後にCHAGE(現:Chage)は新しいバンド "MULTI MAX" を結成を行い、ASUKA(現:ASKA)は渡英することになっていた。このため世間に「チャゲアス解散か?」という噂が広まったが、彼らはコンサートツアー『CONCERT TOUR '89 〜10 years after〜』のMCで、「これがチャゲ&飛鳥の見納めになると思った皆さん、誠にすみません。僕らは解散しません!」と宣言した[4]

リリース・アートワーク

本作のジャケットは西本和民が手がけている[5]

初回限定盤はブックレット付特殊パッケージ仕様。また通常盤及び1993年APO-CD盤はDUOケース仕様でスリーブケース、ブックレットが封入されていたが、1999年盤及び2001年盤は厚さ12mmの通常プラケース仕様となっている。

また、本作は表記名を「CHAGE&ASUKA」としていたが、1990年に表記を「CHAGE&ASKA」と変更したため、本作のジャケットもその後差し替えられた。

2009年10月21日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。

ツアー

1988年4月30日から9月15日まで行われたツアー『CONCERT TOUR'89 〜10 years after〜』の開催中に発売されている[3]。このツアーでは東京都新宿厚生年金会館にて10日間の日程で組まれていた[3]

チャート成績

本作は1981年に発売された2枚目アルバム『熱風』以来となるオリコン週間ランキング1位を獲得した[3]。前回の首位から本作の首位獲得までのインターバル期間は8年6か月であり、2009年にユニコーン(14年10か月)が記録を更新するまでは、CHAGE&ASUKAが最長記録を保持していた[1]

収録曲

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楽曲解説

DISC 1

  1. LOVE SONG
    1989年6月21日に発売されたシングル曲。
  2. PRIDE
    東宝系映画『ヒーローインタビュー』挿入歌[注 3]
  3. SHINING DANCE
    歌詞は全編カタカナと英語で記載されている。「MOON LIGHT BLUES」のサビ部分の歌詞が挿入されている。
    踊れる楽曲をコンセプトに制作した楽曲で、当時の最新の機材を使って制作されており、アレンジに関しては凝ったことをやっている[6]
    エンディングには、「Break an egg」「Don't Cry, Dont Touch」他、 DISC 2に収められている4曲のボーカル部分が聴こえてくる。
  4. HOTEL
    この楽曲から「さよならは踊る」までは、曲間を風のSEで繋いでいる。
    楽曲は頭がマイナーコードで、サビからメジャーコードに展開する構成になっている[6]
  5. Break an egg
    1989年6月21日に発売されたシングル「LOVE SONG」のカップリング曲。シングル盤とは異なるホロフォニクスミックスである。
  6. さよならは踊る
    全編にわたってCHAGEがソロで歌っている。
    曲調は、レゲエをアレンジしたリズムとなっている[6]
  7. 砂時計のくびれた場所
    楽曲のテーマに関してASKAは「WALK」に続くものだと公言している[6]
  8. 天気予報の恋人
    SUBARUVIVIO」CMソング[注 4]。また、フジテレビ月9ドラマ天気予報の恋人』挿入歌[3][注 5]
    イントロはASUKAのお気に入りであり、当時「LOVE SONG」とともにシングル候補に挙がっていた[6]
    キャシー・デニスが英語版の「Love's A Cradle」としてカバーし、1995年にシングルが発売された。デニスのカバーは翌年に発売されたトリビュート・アルバム『one voice THE SONGS OF CHAGE&ASKA』にも収録されている。英語詞はASKAの原詞をもとに新たにデニスが書き下ろした。デニスのカバー・ヴァージョンもVIVIOのCMソングに使用された。
    後にベスト盤に収録されるなど、シングルではないアルバム収録曲の中で屈指の人気曲である。
  9. Don't Cry, Don't Touch
  10. 絶対的関係
    CHAGEはツイストのリズムを使いたく、ザ・ピーナッツのイメージを意識して作ったという[6]
  11. 流れ星のゆくえ
    コンサートのエンディングをイメージして作った楽曲[6]
    ホロフォニクスの技術を独自に取り入れており、音が立体的に聴こえるような趣向を凝らしている[6]
  12. WALK
    1989年3月8日に発売されたシングル曲。

DISC 2

  1. MOON LIGHT BLUES
    原曲は、1984年2月22日に発売された10枚目シングル。
    新たにメロディと歌詞が追加され、曲調もよりブルージーな感じにアレンジしている[3][6]
  2. 原曲は、1981年発売のアルバム『熱風』に収録されている。
  3. 終章(エピローグ)〜追想の主題
    「嘘」と「終章(エピローグ)〜追想の主題」は組曲形式にしている[6]。原曲は、1980年発売の1枚目アルバム『風舞』に収録されている。
  4. 熱い想い
    原曲は、1982年4月25日に発売された6枚目シングル。
    楽曲が持つやさしさ・柔らかさが表現されたアレンジになっているという[6]
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参加ミュージシャン

BLACK EYES

ADDITIONAL MUSICIANS

アルバム曲のその他収録作品

※シングル収録曲は、「WALK」・「LOVE SONG」の項目を参照。

PRIDE

HOTEL

  • Yin&Yang (1994年)
  • 夢の飛礫 (2001年)※リメイクされてカップリングに収録
  • STAMP (2002年)※リメイク音源を収録

砂時計のくびれた場所

天気予報の恋人

  • THE STORY of BALLAD (1990年)
  • Singles - The European Collection (1994年)
  • Yin&Yang (1994年)
  • CHAGE&ASKA VERY BEST ROLL OVER 20TH (1999年)
  • Asian Communications Best (2008年)
  • 12 (2010年)※ASKAのセルフカバー音源を収録

流れ星のゆくえ

  • 倆角形 Duet Angle 20th anniversary (1999年)

終章(エピローグ)

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脚注

外部リンク

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