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SCK GIRLS

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SCK GIRLS(エスシーケーガールズ)は、宮城県気仙沼市を拠点に活動している女性ローカルアイドルグループである。所属事務所はSimCity気仙沼、レーベルは匠工房。『ご当地アイドル殿堂入り』。佐々木莉佳子橘花怜は卒業メンバー。

概要 別名, 出身地 ...

概要

東日本大震災の影響が色濃く残る宮城県気仙沼市に於いて「気仙沼の子供達の笑顔取り戻すためにご当地アイドルを育成しよう!」[1]と気仙沼市を復興支援するボランティア団体 SimCity(シムシティ)気仙沼が立ち上げたアイドルプロジェクトで結成されたローカルアイドルグループ、気仙沼市と近隣地区に在住する女子で構成されており、メンバーは研修生・SCK KIDSと呼ばれるメンバーを含め14名(2015年3月現在)[2]で、イベント・ライブ等には各々の実力・スケジュールを考慮した選抜メンバーで出演している。音楽プロデューサーを務め楽曲提供を行っているのは仙台を中心に活動するラウド系ミクスチャーバンド「OD」のギタリストSHI-SHOW(佐藤健)である。

グループ名

当初のグループ名である「SCK45」の由来は所属する気仙沼の復興支援ボランティア団体「SimCity気仙沼」の略と、国道45号にちなむ[3]。 2012年4月1日からはグループ名を「SCK GIRLS」と変更し「SCK」を「産地直送気仙沼」の略とする様になった。デビューCDには「気仙沼産」や「産地直送」などのステッカーが貼られ、物販では地元気仙沼産の商品の販売[4]や広報活動を行なっている。

経緯

デビュー直後は当初のグループ名と被災地のアイドルということ、一部のメディアでの誤解を与える様な報道[5]により、主にネットユーザーからグループ名や運営への謂れのない批判が相次いだ、しかしながら無償で真摯な活動を続けるグループの姿にそれらは徐々に沈静化した[6]。地元イベントでのステージ出演や施設慰問・ボランティア活動を続ける中、宮城県内はもとより東北各地のイベントに出演し元気な気仙沼の姿と笑顔を届けることに努めている[7]

2012年3月31日から4月8日にかけて東京・葛西臨海公園で行われた復興支援イベント「believe♥nippon」では初の東京でのステージを披露[8]、みやぎびっきの会(山寺宏一小柴大造小川もこ東野ひろあき)と共演し復興支援ソング「虹を架けよう」を披露した。6月24日には新宿BLAZEにて開催された第2回「つんつべ♂産地直送アイドルフェア in 東京」に同じく宮城県出身のアイドルユニットテクプリと共に出演、12月26日には原宿クエストホールで開催されたホリプロ主催のご当地アイドルNO.1決定戦「U.M.U AWARD 2012」にファイナリストとして出場するなど関東での活躍の場も広げている。2012年末には気仙沼市より「復興メッセンジャー」を委嘱された[9]

2014年4月20日から宮城県仙台市に於いて仙台のご当地アイドルFragrance(フレグランス)と共に定期ライブをスタートした。9月27日には初出演した「仙台放送まつり2014 地元愛!」レンタルのニッケンpresents LOVE LIVE! にて女子アナアイドルデビュー企画のために元イケメン'ズのメンバー伊東洋平によって書き下ろされた新曲「One's home in my heart」をプレゼントされた[10]

2015年2月14日、東京・府中グリーンプラザけやきホールにて開催された「東北復興応援コンサート2015」に出演し、ダンス☆マンより福島県西白河郡矢吹町のご当地アイドルShuN-R@n GIRLS☆(シュンランガールズ)と共に新曲「ラブ☆ヘタレ」をプレゼントされている[11]

2021年11月3日、結成10年を迎えて日本ご当地アイドル活性協会から『ご当地アイドル殿堂入り』に認定された[12]

2025年7月27日、9月に開催されるクロちゃん主催の大型フェス「クロフェス2025 6年目!クロフェスと結婚するしん!」にて宮城県代表として初選出が発表[13]

メンバー

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  • メンバーは常時募集の形を採っている。
  • 2012年10月15日をもってさとみが受験のためリーダーを退任しりせがリーダーに就任。受験後はさとみが裏番として復帰。りせの卒業後はまりかが3代目リーダーに就任。
  • 2013年3月31日をもってりかこ(佐々木莉佳子)がハロプロ研修生に移籍[16]したことが発表された[17][18]2014年10月4日、スマイレージ(現・アンジュルム)の3期メンバーとして加入。

卒業・移籍メンバー

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活動歴

  • 2011年11月03日、お伊勢浜らいぶふぇすたでデビュー[37]
  • 2012年04月01日、ファーストシングル「ありがとうの言葉 / ReGenerasion」発売
  • 2012年11月03日、イオン気仙沼にて一周年記念ライブ開催
  • 2013年07月06日、セカンドシングル『you&Me / 最後の歌』発売
  • 2013年12月18日、朝日新聞(東京本社版)経済面「けいざい心話」で『被災地の少女隊』として結成から現在までが4回シリーズで採り上げられる[38][39][40][41]
  • 2014年04月20日、定期ライブ "Regular LIVE presented by SCK GIRLS & Fragrance「みんな一緒に騒ごうよっ!!」 "をスタート。
  • 2015年02月14日、東京・府中グリーンプラザけやきホールにて開催された「東北復興応援コンサート2015」に出演[42]
  • 2021年03月08日、NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」の「東北ハマったさんスペシャル」の生放送に中継で出演。初期メンバーである佐々木莉佳子とも共演した。
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作品

マキシシングル

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ほか、以下の持ち歌がある。

  • 「Never Land」
  • 「Future この街の子どもたち」
  • 「自分応援歌」
  • 「ラブヘタレ」
  • 「one's home in my heart」

※「Never Land」はSCK GIRLSの歌の先生を務める、佐藤梨華が札幌時代に活動していた双子デュオ「Favorite Sunday」のカバー曲[43]。作詞を佐藤(RIKA)が担当、作曲を佐藤の妹(KANA)が担当

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参加作品

コンピレーションアルバム

デジタルシングル

  • 『サクラサケ日本』/U.M.U FOR JAPAN feat.春香クリスティーン(2013年3月27日配信開始、レコチョク

DVD

  • 『ご当地アイドルNO.1決定戦 U.M.U AWARD 2012 〜ニッポン全国アイドル勢力図〜』(2013年3月27日発売、POBD-60452)

ライブ

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出演

テレビ

  • つんつべ♂(2012年6月8日、2012年6月15日 TOKYO MX
  • 東北発☆未来塾(2014年3月9日、NHK Eテレ
  • TOMORROW「“ありがとう”を届けたい SCK GIRLS」(2014年3月10日、NHK BS1
  • 復興支援情報エンタメバラエティ番組「プッシュ!」(2015年3月7日、宮城ケーブルテレビ
  • TOMORROW「今こそ自分に応援歌! SCK GIRLS」(2015年2月18日、NHK BS1、3月9日、NHK総合[45]
  • あさイチ「バスで!列車で!アッキーがゆく“復興の地”2015 SP」(2015年3月9日、NHK総合)[46]
  • やっぺぇ!たいそう(2016年8月4日 - 、NHK仙台[47]

ラジオ

  • SCK GIRLSの復興メッセンジャー(2013年4月1日 - 、けせんぬまさいがいFM → ラヂオ気仙沼
  • ラジオ特集 震災3年 被災地の子どもが見つめる未来〜岩手・宮城〜(2014年3月10日 、NHKラジオ第1
  • 3.11みやぎホットラインスペシャル「ありがとうと思い出を紡いで~被災地発アイドルの軌跡」(2022年5月29日 、TBCラジオ

インターネット

イベント

  • SCK GIRLS Official Web Site[49]、SCKGIRLS運営のブログ[50]より

キャンペーン

  • 東北限定ローソンプレゼンツ「ジモドルフェスタ2014WINTER」キャンペーン(2014年1月7日 - 2013年3月9日 )
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小説モデル

五十嵐貴久の『気仙沼ミラクルガール』(幻冬舎、2016年3月)は、SCK GIRLS をモデルとしたアイドルグループ「KJH」を描く小説である。東日本大震災をどう表現するか考えていた五十嵐が SCK に出会い、その「ドラマチックすぎる」物語に驚き、「出来過ぎ」のような実話をフィクションである小説に仕立てた[51]

脚注

関連項目

外部リンク

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