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TBS木曜8時枠の連続ドラマ

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TBS木曜8時枠の連続ドラマ(ティービーエスもくようはちじわくのれんぞくドラマ)は、KRT→TBS系列で、1956年11月から1984年9月まで、1993年10月から12月までMBS制作で毎週木曜日の20時台に放送されていたテレビドラマの枠である。

概要

当放送枠は、1960年代後半から1980年代前半にかけて『東芝日曜劇場』や『水曜劇場』などと共に“ドラマのTBS”を代表する看板ドラマ枠として、視聴者に長年親しまれた。主にテレパック制作の作品がこの枠で多く放送され、なかでも、『肝っ玉かあさん』や『』といった、石井ふく子プロデュースによる作品はホームドラマ黄金期を象徴する名作として日本のテレビの歴史に語り継がれる。 当枠での歴代視聴率1位は、1972年12月21日に放送された『ありがとう』(第2シリーズ)の56.3%(ビデオリサーチ関東地区調べ)。この数字は、2010年6月29日深夜に放送された『2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会中継 日本パラグアイ戦』で記録した57.3%に抜かれるまでTBSとしての歴代視聴率でも首位の座を守り続けていた。

しかし、末期は『木曜スペシャル』(日本テレビ系列)などに苦戦を強いられるようになり、1984年の『ビートたけしの学問ノススメ』を最後にTBSは木曜20時台の制作から一時撤退した。
木曜20時枠を引き継いだ毎日放送が、9年後の1993年サッカーをテーマにした『オレたちのオーレ!』でテレビドラマを手がけるも低視聴率により3カ月で終了、この時間帯のドラマは消滅し、毎日放送も1980年代前半に持っていたゴールデンタイムのドラマ枠復活はならなかった。

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放送時間

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放送作品リスト

▲マークは海外作品。

第1期
第2期(この間はMBS制作)

ネット局

※第1期のネット局を記載。系列は放送当時のもの。

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備考

  • 近畿地方では、「ありがとう」(第4シリーズ)が放送されている途中の1975年3月27日まで朝日放送にネットされ、翌週の4月3日から東京 - 大阪間の腸捻転解消に伴うネットチェンジにより毎日放送に移行した。なお、ネットチェンジ後もABCでは15:00にドラマ再放送枠にて肝っ玉かあさんを放送していた。[1]
  • 福島県では、1983年9月の「人間が好きドラマシリーズ」まで福島テレビに同時ネットで放送され、同年10月から始まった「胸さわぐ苺たち」からは福島テレビのフジテレビ系フルネット化に伴い日曜朝9:00から3日遅れで放送され、同作品放送途中の同年12月からTBS系新局として開局したテレビユー福島に同時ネットでネット移行した。
  • 沖縄県の琉球放送では、最末期の2作品(「青春泥棒・徹と由紀子」と「ビートたけしの学問ノススメ」)は、日本テレビ系列の同時ネット(「ミッキーマウスとドナルドダック」、「木曜スペシャル」)に切り替わったため未放送(後者はのちに再放送枠で初めて放送された)。
  • 各提供スポンサーのうち資生堂カルピス(当時の社名はカルピス食品工業、法人としては2016年1月にアサヒ飲料に吸収合併)、森永製菓は企業独自の提供クレジットが表示された。
    • 資生堂 - ブルーバックで、花椿マークの下に「東京 資生堂 銀座」(ナレーションは「東京銀座、資生堂」。「提供」文字なし)。
    • カルピス - 水色のバックで、水玉模様の下に「カルピス」(「提供」文字なし。ナレーションは「水玉模様のカルピス」)。
    • 森永製菓 - 紺色のバックで、エンゼルマークの下に「提供 森永製菓」(ナレーションは「おいしさと楽しさを考える森永製菓」)。
  • このうちカルピスは1979年以降、後に一時期親会社となる味の素(ナレーションは「おいしく食べて健康づくり 味の素」)と交代し、1984年3月まで担当した(実際にはAGFのCMが1ヶ月平均で味の素よりも遙かに多く流れた)。
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脚注

関連項目

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