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TOHOシネマズ天神

福岡市中央区にある映画館 ウィキペディアから

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TOHOシネマズ天神(とうほうシネマズてんじん)は福岡県福岡市中央区天神で、東宝系作品を中心に上映するTOHOシネマズ経営・運営の映画館きらめき通り沿いの天神東宝ビルにある「天神本館」と、ソラリアプラザにある「天神ソラリア館」の2館からなったが、天神本館が2017年3月31日をもって閉館されたため、現在は天神ソラリア館(3スクリーン)のみが営業している。

概要 TOHOシネマズ天神・本館, 情報 ...
概要 福岡宝塚会館 Fukuoka Takarazuka Kaikan, 情報 ...

本項では1997年3月15日から2017年3月31日まで営業した「天神本館」(旧「天神東宝」)及び、前身となった施設「福岡宝塚会館」(ふくおかたからづかかいかん)について扱い、天神ソラリア館については、

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沿革

福岡宝塚会館
  • 1956年12月1日:株式会社福岡宝塚会館設立。
  • 1957年4月20日:福岡市中洲にて「福岡宝塚会館」(宝塚劇場・スカラ座・東宝シネマ・東宝名画座)の営業を開始。
  • 1961年11月1日:合併により(株)福岡宝塚会館が「東宝九州興行株式会社」に改称される。
  • 1977年:東宝シネマ・東宝名画座を「東宝シネマ1・2」に改称。
  • 1986年8月1日:改装により5スクリーン化(宝塚劇場・スカラ座・宝塚シネマ1・2・3)。
  • 1993年:全スクリーン名を「福岡宝塚1・2・3・4・5」に統一。
  • 1997年3月14日:福岡宝塚会館を閉館。
天神東宝→TOHOシネマズ天神
  • 1997年3月15日:天神東宝ビルがグランドオープン。6スクリーンのシネマコンプレックス天神東宝」の営業を開始。
  • 1999年3月1日:東宝九州興行が「九州東宝株式会社」に社名変更。
  • 2008年3月1日:九州東宝がTOHOシネマズに吸収されたことに伴い、天神東宝がTOHOシネマズの運営となる。
  • 2012年1月21日:ソラリアプラザにあった映画館「ソラリアシネマ1・2・3」(2011年11月30日閉館)と統合し、館名を「TOHOシネマズ天神」に改称。天神東宝が「本館」、ソラリアシネマが「ソラリア館」となり、総計9スクリーンのシネマコンプレックスとなる[1]
  • 2016年9月30日:建て替えに伴い2017年3月末をもって本館を閉館することを発表[2]
  • 2017年
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データ

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概要

要約
視点

福岡宝塚会館

1957年4月20日福岡市博多区中洲に「福岡宝塚会館」が開業。1904年から存在した芝居小屋『寿座』の跡地に[5]、宝塚劇場(開業当時の座席数は1302席)、スカラ座(同807席)、東宝シネマ(同675席)、東宝名画座(同252席)の4スクリーンを有する映画館ビルとして建てられた[6]。当時の福岡市内には81スクリーンの映画館が存在し、そのうち中洲には当館4スクリーンを含む21スクリーンがあった[7]

1986年8月1日、東宝シネマと名画座を分割改装し、宝塚シネマ1・2・3としたことに伴い、5スクリーンの映画館ビルになる[6]。更に1993年には全スクリーン名を「福岡宝塚1・2・3・4・5」に統一したが、同ビルの老朽化や中洲地区の治安の悪化、さらに外資シネマコンプレックスAMCシアターズ」の進出(AMCキャナルシティ13、現・ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13)もあり、競合を避けるため1997年3月14日をもって福岡宝塚会館を閉館。『アラビアのロレンス』等の名作映画を特別興行して40年間の歴史を全うした[6]。閉館後の跡地は福岡県の不動産会社福住」が管理・運営する24時間駐車場『ニューパーク中洲』を経て、2020年7月1日に『三井ガーデンホテル福岡中洲』がグランドオープンし、現在に至る[4]

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天神東宝→TOHOシネマズ天神・本館

天神本館は1997年3月15日にオープンした天神東宝ビル内にあった。天神東宝ビルがあった場所には、1985年から1996年までの11年間『エリア・ドゥ』という商業施設が存在していた。同ビルの立地としては岩田屋本店本館(旧・Z-SIDE)前にあたる。

その後2001年5月にリニューアルオープン。チケット売場は1階にあり、上映されている作品のチケットはここですべて購入できた。2008年2月29日までは、九州東宝株式会社が経営・運営していたが、翌3月1日にTOHOシネマズ株式会社に経営統合された。

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TOHOシネマズ天神・ソラリア館があるソラリアプラザ。

そして2012年1月21日には、前年の11月30日を以て閉館したソラリアシネマを改装し「TOHOシネマズ天神ソラリア館」としてリニューアルオープン、天神東宝に関しても同日を以て「TOHOシネマズ天神本館」へと名称を変更した[1]

東宝系のシネコンとしては、旧天神東宝が第1号である(東宝がヴァージンシネマズを買収してTOHOシネマズになる以前も含めて)。なお、天神東宝時代には「vit」及び「シネマイレージ」は対象外であった。

天神東宝ビルは開業から20年が経過し、建て替えの必要性もあったことから2017年3月31日をもってTOHOシネマズ天神・本館をすべて閉館[2]。跡地にはビジネスホテル「リッチモンドホテル福岡天神西通り」が2019年3月22日に開業した[3]。なお、天神東宝時代の2010年から実施していた『午前十時の映画祭』は、本館の閉館を機に大洋映画劇場へと移行されたが[8]、大洋映画劇場が2024年3月31日をもって閉館したため[9]、同年4月からはkino cinema天神へと移行している[10]

システム

全席指定・定員入替制となっている。そのため、前売券・株主券などの券は本館1階及びソラリア館7Fで当日券(時間指定券)に引き替えてから、各劇場に入場するシステムになっている。チケット売場で購入できるチケットは、鑑賞日当日分(当日券の購入)のみと、今後公開の前売券が購入できる。また、他のTOHOシネマズ同様PCと携帯によるチケット販売「vit」及び会員システムの「シネマイレージ」にも対応する。

各館の概要

各館とも全スクリーンデジタル対応。

天神本館
さらに見る スクリーン, 定員(座席数) ...
天神ソラリア館
さらに見る スクリーン, 定員(座席数) ...

関連項目

  • 福岡県内にある東宝系のシネマコンプレックス(いずれもTOHOシネマズ直営)
  • エリア・ドゥ - 天神東宝ビル建設前に同地にあった複合商業施設。
  • ソラリアプラザ - 旧ソラリアシネマであり、現・天神ソラリア館が入っているビル。

脚注リンク

外部リンク

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