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VITAMIN E・P・O
EPOのスタジオアルバム (1983) ウィキペディアから
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『VITAMIN E・P・O』(ビタミン イー・ピー・オー) は、EPOの4枚目のオリジナル・アルバム[1]。1983年4月5日に発売された。発売元はDear Heart / RVC。
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概要・制作
収録内容は、2枚のシングル「土曜の夜はパラダイス」「う、ふ、ふ、ふ、」と洋楽のカバーが1曲、ほか書き下ろしのオリジナル曲にて構成されている。カセットテープのみ、A面6曲目にボーナス曲「Dear Heart」が収録されている[9]。
カバー曲「BYE BYE BABY」の原曲は、アメリカのロック&ポップス・グループ、フォー・シーズンズが1965年に発表したシングル「バイ・バイ・ベイビー」(Bye, Bye, Baby(Baby Goodbye))[10]。「無言のジェラシー」は当時、バンド・メンバーだった村松邦男が、自身のファースト・ソロ・アルバム『GREEN WATER』[注 1]にて「ジェラシー」と改題。自身の作詞にてカバーしている。
編曲は、ほぼ全曲を1stアルバム『DOWN TOWN』から続いて携わる清水信之。「あなたを奪えない」のみギタリスト・大村憲司が担当。コーラスには大貫妙子、安部恭弘、木戸やすひろ、比山清が参加。プロデュースは4作連続で宮田茂樹が手掛けている。EPOのRCA在籍時に発売された3作のオリジナル・アルバム制作に大きく携わっていた山下達郎は、本作以降には参加していない。
2023年8月5日には ″CITY POP ON VINYL 2023参加作品″ の1枚として、バーニー・グランドマンによるカッティングが施されたクリアピンク・ヴァイナル仕様でLPレコードが発売された[11]。
新レーベル設立
本作は、EPOが1980年にメジャー・デビューしてから2年間在籍したRCAを離れ、RVC内に新たに設立された社内レーベルDear Heart移籍後第1弾となるアルバムであり、同レーベルの記念すべき第一作目となっている。レーベルにはEPOの他に大貫妙子、EPOの編曲を手掛ける清水信之、サクソフォーン奏者のジェイク・コンセプションらが所属した。
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背景
当時のメディアを賑わせていた話題の一つにハイテクブームがあり、その一方で人々の間には健康志向が広まり始め、”ジョギング” ”サプリメント” ”ベジタリアン”といったライフスタイルが徐々に浸透していった。アルバムタイトルは、そんな時代背景を意識して付けられたものとなっている[12]。
EPO本人は本作の制作エピソードを「私が体の中に持っているPOPな要素が、非常にストレートに表現されているアルバムではないだろうか。このアルバム制作中に、大好きなカレン・カーペンターが亡くなった。ショックだった」[注 2]と残している。
チャート成績・受賞歴
「う、ふ、ふ、ふ、」のヒットに続き本作もオリコンチャートの週間2位を記録するヒットとなり、1983年末放送の第25回日本レコード大賞 '83 アルバム・ベスト10の1枚に選出された[13]。
収録曲
LP・CT
CD・Blu-spec CD2
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参加ミュージシャン
〈アルバムのライナーノーツより〉
- Harpsichord, Linn Drums, Vibes, Hammond Organ:清水信之
- Guitar:大村憲司、村松邦男、清水信之
- Rhodes Piano, Synthesizer:清水信之、中村哲
- Strings Arrangement, Acoustic Piano:乾裕樹
- Drums:村上秀一、林立夫
- Bass:富倉安生、伊藤広規
- Percussions: ペッカー橋田、清水信之
- Flugel Horn Solo:数原晋
- Back Vocals:EPO、大貫妙子、安部恭弘、木戸やすひろ、比山清、Jake H. Concepcion、宮田茂樹
- Narration:Scot Lawson
発売履歴
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脚注
外部リンク
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