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函館山テレビ・FM放送所

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函館山テレビ・FM放送所(はこだてやまテレビ・エフエムそうしんじょ)は、北海道函館市函館山山頂にある渡島総合振興局檜山振興局管内のテレビジョン放送及びFMラジオ放送の基幹送信所である。

概要

  • 北海道南部の渡島・檜山管内はもちろん、青森県津軽海峡沿岸の一部地域(大間町など)をカバーしている。それゆえ、青森県域局であるABA青森朝日放送の難視地域で補完する役割も果たしていた。
  • アナログUHF・デジタルテレビでは、いわゆるスピルオーバーを抑えるため、南側(津軽海峡側)への送信出力を抑える指向性が設定されている。
  • デジタルテレビでは、青森県においては、上北中継局が受信できる場合は北海道テレビ放送(23ch)、北海道文化放送(25ch)が、上北局のそれぞれNHK青森総合、青森テレビと重複するため、函館局の該当2局の受信は不可能となっている。
  • アナログテレビジョン放送では、技術的・コスト的問題から、他の道内基幹局と同様、NHK函館放送局以外では音声多重放送を実施していなかったため、音声はモノラルであった。但し、字幕放送やアナログデータ放送は回線使用料を現状維持できるため利用可能であった。なお、民放各局の音声多重放送はデジタルのみで行い、アナログでは放送終了まで行わなかった。
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送信設備

地上デジタルテレビジョン放送

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放送エリア

歴史

外部リンク

地上アナログテレビジョン放送

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  • 2011年7月24日をもって全局廃局となった。
  • UHBは札幌親局と同時開局。
  • なお、地上デジタル放送では付与されなかったコールサインについては、HBCではラジオ局で同じコールサインを持っているために存続されるが、STVではテレビ「JOMY-TV」とラジオ「JOWN」でコールサインが異なるため、「JOMY(-TV)」は、アナログ放送停波を以って、廃止された。

FMラジオ放送

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マルチメディア放送

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放送エリア

歴史

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送信所置局住所

  • 函館市函館山字御殿山1番地

送信所設置について

  • デジタルテレビ放送送信所については各局とも現在のアナログ送信施設がそのまま使用される。
    • STVについてはデジタル送信所・中継局では道内で唯一、局単独の施設である(STVデジタル単独施設は他に帯広局も存在していたが、こちらは2011年11月7日に開局したTVhが相乗りしたため、現在の単独施設は函館局のみ)。
  • HBCとTVhはアナログ・デジタルともに送信局舎・鉄塔を共同使用。
  • UHBアナログ・デジタルと民放FM2社(AIR-G'とNORTH WAVE)は送信局舎・鉄塔を共同使用。
  • 建物がつながっているHTBとUHBの送信施設には公衆便所が設置されている。

地上デジタル放送について

試験電波は道内基幹送信所の中では最も早く、2007年7月30日から発射された。

地上デジタル放送については、札幌放送局を親局とする同一の放送系統の範疇における中継局として扱われる(UHFアナログと民放FM局も同様)ため、民放全社コールサインがつかない。NHK函館放送局のデジタルテレビ放送はコールサインがあるため、函館山送信所は函館放送局の親局となっている。

アナログテレビの特徴

  • HTB・UHBは札幌送信所と同じチャンネル、HBCはキー局であるTBS東京送信所のチャンネルと同じだった。

備考

  • アナログ民放テレビは全社で音声多重放送非実施。このため、音声はモノラルであった。なお、字幕放送、アナログデータ放送は利用できる(回線使用料を現状維持できるため)。デジタルテレビではアナログと異なり、付随するサービスがすべて利用できる。
  • 手稲山(札幌)からの民放各局のテレビ中継回線は、これまでNTT東日本の回線を利用していたが、デジタル化に際し、コスト削減を図るため北海道電力系列の北海道総合通信網に切り替えた。深夜放送から先行実施。一方、NHKは、全国一元運用体制の関係で、道内回線のデジタル化に際しても引き続きNTTの回線を使用している。他の道内基幹中継局でも同様の方法が採られている。
  • 北海道のNHKは道内で独自のネットワークを築いており、教育テレビでは個別放送局のコールサイン読み上げは行われず、道内のコールサインを一括して表示している。デジタル放送は、2007年9月までは札幌局が先行していたこともあり札幌で開始・終了時の読み上げが行われていたが、2007年10月に函館局などでも放送が開始された後は、運用コスト削減のため、アナログと同様の方式が採られている。
  • FMいるかはコミュニティ放送局であるが、開局当時、空中線電力は100mWだった。その後、3W→10W→20Wに引き上げられている。
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脚注

関連項目

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