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日本のラジオ放送局
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日本のラジオ放送局(にほんのラジオほうそうきょく)は、電波法並びに放送法の規定では、特定地上基幹放送事業者と、基幹放送局提供事業者に区分される。前者は演奏所・送信所とも同一の事業者が管理する制度である。後者は送信所のみを管理し、演奏所を持つ認定基幹放送事業者によって利用される事を目的としている者である。
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また、経営形式に主眼を置くと、全国1法人のNHKと、各地に存在する民間放送に大別される。
日本の民間ラジオ放送局の多くはネットワーク組織に加盟してラジオネットワークを形成しており、AMラジオはJRNとNRN、FMラジオはJFNとJFL、MegaNet、さらにNHK-FM放送と放送大学を除く全民放FM局が参加している全国FM連合がある。
ただし、JFLとMegaNet、全国FM連合は他に比べ、ネットワークとしての関係はそれほど密ではなく、情報交換や一部の番組販売、不定期の共同キャンペーン実施などに留まっている。
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県域放送または広域放送(地上波放送)
要約
視点
→コミュニティ放送局についてはコミュニティ放送局一覧を参照
→インターネットラジオについてはCategory:日本のインターネットラジオ局を参照
※★はテレビ・ラジオ兼営局、▼は2024年4月1日現在のAMステレオ実施局。●は、放送単位における親局と同一法人であり、独自の放送を行っている局。2011年7月20日から2016年5月31日まで、茨城放送のみ基幹放送局提供事業者(株式会社IBS)の放送局設備を利用する認定基幹放送事業者だったが、他は特定地上基幹放送事業者による放送である。
備考
→radiko関連についてはradiko#配信実施放送局と対象地域も参照
- 奈良県、和歌山県の県域FM放送局は、開局に至っていないが割り当て周波数は確保されている(奈良県:85.8MHz、和歌山県:77.2MHz)。
- AMステレオ放送実施局は全局が親局のみ実施している。
- 徳島県内にあるNHK第2放送の中継局池田中継局はNHK松山放送局の管轄。
- 関東・近畿・中京のradiko実施放送局(エフエム群馬・エフエム栃木・栃木放送・エフエム岐阜・三重エフエム放送・エフエム滋賀・和歌山放送を除く)と福岡のAM放送局(九州朝日放送・RKB毎日放送)は、配信対象エリアを放送対象地域内に限定していない(事実上の広域放送扱い)。
- 京都放送は、radikoでは京都府向けの配信内容であり、滋賀県向けのKBS滋賀の配信はない。
- 長崎放送・ラブエフエム国際放送は佐賀県(長崎放送はNBCラジオ佐賀)も放送対象地域としている。radikoでは長崎放送の配信は佐賀県でも実施されるが、配信内容こそ長崎親局のものであり、NBCラジオ佐賀の配信ではない。佐賀県のラブエフエム国際放送は配信対象地域外となる。
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全国放送
短波放送
特定地上基幹放送事業者(1社)。
- 日経ラジオ社(ラジオNIKKEI 旧:日本短波放送→ラジオたんぱ)※「radiko」で第1放送(ラジオNIKKEI第1)・第2放送(ラジオNIKKEI第2)を全国同時配信中。
衛星放送
衛星放送においては特定基幹放送制度がなく、認定基幹放送制度もしくは一般放送制度となっている。
衛星基幹放送(BS放送)
衛星一般放送(CS放送)
法令上は放送局以外の無線局を使用して行われている。以下の一般放送事業者等は、いずれも電気通信事業者のスカパーJSATが保有する無線局設備を使用している。
有線一般放送(有線ラジオ放送)
無線局を使用しない放送であり、厳密には「ラジオ放送局」の定義から外れるが、「ラジオ放送を行う放送事業者」には該当する。
- USEN(USEN440)
- キャンシステム
その他
- ミュージックバード(エフエム東京系。以前は衛星一般放送(CS放送)だったが、2024年3月以降はコミュニティ放送向け番組の供給のみ)
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ネットワーク
- JRN - TBSラジオをキーステーションとする全国ネットワーク機構
- NRN - 文化放送およびニッポン放送をキーステーションとする全国ネットワーク機構
- 火曜会 - AM局が参加する全国ネットワーク及び番組交流機構。キーステーションはない
- JFN - TOKYO FMをキーステーションとする全国ネットワーク機構
- JFL - J-WAVEを事実上の幹事局とする全国ネットワーク機構
- 独立局 - いずれのネットワークにも属さない
過去
- MegaNet - InterFM897をキーステーションとする外国語放送局の全国ネットワーク機構。InterFM897がJFN特別加盟となってからはネットワークとしては機能が停止している
- 全国FM連合 - 独立局をも含む52の民放FM全局が参加するネットワーク機構。幹事社はTOKYO FMとJ-WAVE
臨時放送局
下記についての詳細は当該項目を参照。
その他
廃止もしくは放送終了した局・事業者
要約
視点
廃止局・事業者
AM放送局
FM放送局
- 愛知国際放送(経営不振のため、2010年9月30日で放送終了、閉局)
- Radio NEO(愛知国際放送の方針を引き継いで2014年に開局したが、経営不振のため、2020年6月30日で放送終了、閉局)
- 新潟県民エフエム放送(経営不振のため、2020年6月30日で放送終了、閉局)
CS-PCM放送
放送終了事業者
FM放送局
- 放送大学学園(関東広域圏を対象エリアとして放送、2018年9月で放送を終了しBS放送に一本化)
BS放送(BSデジタル音声放送の終了に伴う)
- BS BIRD(ミュージックバード運営、2004年11月30日で放送終了)
- JFN衛星放送(JFN系、2005年11月30日で放送終了)
- ビー・エス・コミュニケーションズ(BSラジオNIKKEI、日経ラジオ社系、2006年3月31日で放送終了)
- World Independent Networks Japan(通称:WINJ、旧:セント・ギガ→クラブ・コスモ、総務省が委託放送事業者の指定を取り消したのを受けて2006年10月31日で放送終了)
以下はテレビ放送に特化
CS放送
- SPACE DiVA(2024年2月29日放送終了)
スカパー!
- はいさい!ラジオ506(ラジオ沖縄運営、2001年9月30日で放送終了)
- デジタルたんぱ(ラジオたんぱ運営、2004年3月31日で放送終了)
- DIGITAL J-WAVE 505(J-WAVE運営、2004年9月30日で放送終了)
- 放送大学学園(BS放送に移行のため2012年3月31日で放送終了)
- スターデジオ(第一興商、2024年3月31日放送終了)
CS-PCM放送
110度CS放送
2.6GHz帯衛星デジタル音声放送
マルチメディア放送
- i-dio(V-Low帯マルチメディア放送、2020年3月31日で放送終了)
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業界団体
- 地方民間放送共同制作協議会(火曜会) - 東京・大阪以外の全国のAMラジオ局が加盟している団体。
ラジオ開局日
要約
視点
1951年
- 1. 中部日本放送 1951年9月1日 JOAR(日本初の民放ラジオ局。2013年4月1日に「CBCラジオ」に免許を承継)
- 2. 新日本放送 1951年9月1日 JOOR(中部日本放送から5時間半遅れでの同日開局、1958年6月1日に「毎日放送」となった。2021年4月1日に「MBSラジオ」に免許を承継)
- 3. 朝日放送 1951年11月11日 JONR(2018年4月1日に「朝日放送ラジオ」に免許を承継)
- 4. ラジオ九州 1951年12月1日 JOFR(1958年8月1日に「RKB毎日放送」となった)
- 5. 京都放送 1951年12月24日 JOBR
- 6. ラジオ東京 1951年12月25日 JOKR(1960年11月29日に「東京放送」、2001年10月1日に「TBSラジオ&コミュニケーションズ」、2016年4月1日に「TBSラジオ」となった)
1952年
- 7. 北海道放送 1952年3月10日 JOHR(JOHE JOTL JOHS JOTS JOHO JOFM JOFN JOQF JOTN JOHW JOQM JOQN JOQL JOQS)
- 8. 信越放送 1952年3月25日 JOSR(JOSO JOSL JOSW JOSE)
- 9. 文化放送 1952年3月31日 JOQR
- 10. ラジオ関西 1952年4月1日 JOCR
- 11. 東北放送 1952年5月1日 JOIR
- 12. 北陸放送 1952年5月10日 JOMR
- 13. 四国放送 1952年7月1日 JOJR
- 14. 北日本放送 1952年7月1日 JOLR
- 15. 福井放送 1952年7月20日 JOPR
- 16. 中国放送 1952年10月1日 JOER(JOEO)
- 17. 静岡放送 1952年11月1日 JOVR(JOVE JOVO)
- 18. 新潟放送 1952年12月24日 JODR(JODE JODO)
1953年
- 19. 長崎放送 1953年3月1日 JOUR(JOMF JOUE JOUO)
- 20. 高知放送 1953年9月1日 JOZR
- 21. 熊本放送 1953年10月1日 JOBF
- 22. 大分放送 1953年10月1日 JOGF
- 23. RSK山陽放送 1953年10月1日 JOYR
- 24. 西日本放送 1953年10月1日 JOKF(JOKL)
- 25. 南海放送 1953年10月1日 JOAF(JOAL JOAM JOAN JOAS)
- 26. 南日本放送 1953年10月10日 JOCF
- 27. 青森放送 1953年10月12日 JOGR(JOGO JOGE)
- 28. 山形放送 1953年10月15日 JOEF
- 29. 秋田放送 1953年11月1日 JOTR(JOTO JOTE)
- 30. ラジオ福島 1953年12月1日 JOWR(JOFL JOWO JOWE JOWW)
- 31. IBC岩手放送 1953年12月25日 JODF(JODM JODL JODN)
1954年
短波による商業放送の開始
1956年
1958年
1959年
1960年
超短波放送の誕生
1962年
1963年
1969年
1970年
1982年
県域FM局の開局ラッシュ始まる
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
平成新局の開局が始まる
1990年
1991年
1992年
1993年
- 91. FM NORTH WAVE 1993年8月1日 JOPV-FM
- 92. CROSS FM 1993年9月1日 JORV-FM(2008年7月1日より現法人に事業継承)
- 93. ZIP-FM 1993年10月1日 JOQV-FM
1994年
1995年
1996年
奈良県以外の全国で県域民放ラジオ放送の開局完了(奈良県の広域局はある)
1997年
- 99. ラブエフエム国際放送 1997年4月1日 JOFW-FM(2011年1月1日より現法人に事業継承)
1999年
2000年
2001年
奈良県・和歌山県・茨城県以外の全国で県域民放FMラジオ放送の開局完了
2014年
10余年ぶりに民放FMの新局が開設される
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関連項目
外部リンク
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