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津波警報・津波注意報が発表された事例の一覧
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津波警報・津波注意報が発表された事例の一覧は、日本の気象庁が発表した大津波警報、津波警報及び津波注意報の事例の一覧である。
本項目では、気象業務法施行令の改正で津波注意報が「津波によつて災害が起こるおそれがある場合に、その旨を注意して行う予報」と定義された、2007年(平成19年)12月1日以降の発表事例について扱う[注 1]。なお、2013年(平成25年)3月7日までの事例について、「津波警報(津波)」は同日以降の津波警報、「津波警報(大津波)」は同日以降の大津波警報(気象業務法上の津波特別警報)に相当する[1][2][3]。
以下、特記しない限り日付、時間は当時の日本時間(JST)とする。
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2000年代
- 2008年
- 7月19日11時39分 - 福島県沖の地震(Mj6.9)[4][5]
- 7月19日11時41分 - 宮城県、福島県の沿岸に津波注意報
- 7月19日13時20分 - 津波注意報はすべて解除
- 緊急地震速報システムの活用により、同41分に注意報発表。岩手県、宮城県で10cm以上の津波が観測され石巻市鮎川で最大23cmを観測。
- 9月11日9時21分 - 十勝沖の地震[6][7](Mj7.1)[4]
- 9月11日9時24分 - 北海道太平洋沿岸東部・中部・青森県太平洋沿岸・岩手県津波注意報
- 9月11日10時45分 - 津波注意報はすべて解除
- 9時56分頃に十勝港で第一波約10cmの津波を観測、浦河で10時50分頃に最大波18cmの津波を観測したほか根室市花咲、十勝港、八戸、むつ市関根浜、宮古で微弱な津波を観測した
- 2009年
- 1月4日4時44分 - ニューギニア付近の地震(Mw7.6)[8]
- 同日7時33分 - ニューギニア付近の地震(Mw7.4)[8]
- 津波注意報
- 7時27分に気象庁は、「若干の海面変動が予想される」旨の「津波予報(若干の海面変動)」を発表したが、約2時間半後の9時55分に父島二見で36cmの津波を観測したことを受け改めて解析した結果、下述の地域に注意報を発令した。
- 10時8分 - 伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県に津波注意報。
- 10時31分 - 宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島に津波注意報。
- 15時45分 - 津波注意報は全て解除。
- なお、この地震では、和歌山県串本袋港最大43cmの津波を観測した他、千葉県から鹿児島県の広い範囲で津波が観測された[9]。
- 8月11日5時7分 - 駿河湾の地震(Mj6.5)[4]
- 津波注意報
- 同日5時10分に気象庁は静岡県、伊豆諸島に津波注意報を発表した。同日5時13分に焼津で引き波で62cm、5時46分に御前崎で36cmの津波を観測した他、東海地方と伊豆諸島で津波が観測された[10]。
- 8月17日9時5分 - 石垣島近海の地震(Mj6.7)[4]
- 津波注意報
- 同9時15分に宮古島・八重山地方に津波注意報を発表した。同10時00分に発表していた注意報を解除した。横ずれ断層型による地震だったため、津波は観測されなかった[11]。
- 8月17日19時10分 - 石垣島近海の地震(Mj6.6)[4][12]
- 8月17日19時15分 - 宮古島・八重山地方に津波注意報
- 8月17日19時59分 - 津波注意報をすべて解除
- 9月30日2時48分 - サモア諸島付近の地震(Mw7.9)[13][14]
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2010年代
- 2010年
- 2月7日15時10分 - 石垣島近海の地震(Mj6.5)[4]
- 2月27日5時31分 - 沖縄本島近海の地震(Mj7.2)[17]
- 2月27日5時33分 - 津波警報(津波)[17]
- 同日6時30分に発表されていた津波警報(津波)は観測された津波は10cm程度と予想されたものよりも小さかったため津波注意報に切り替わった。結果的に津波が発生しにくい横ずれ断層型の地震だったことが判明したため、同日7時に津波注意報は解除された。
- 2月27日15時34分 - チリ地震による津波(Mw8.8)[13][17]
- 2月28日9時33分 - 青森県太平洋沿岸・岩手県・宮城県に津波警報(大津波)[17]。そのほかの北海道の太平洋沿岸から沖縄県までの太平洋沿岸と東京湾内湾、伊勢・三河湾、岡山県、淡路島南部の内海を含む広い地域に津波警報(津波)。
- 遠地地震による津波であり気象庁は2月28日8時30分に行った記者会見であらかじめ「準備が整い次第大津波または津波警報を発表する」とした上で9時33分に発表した。津波警報(大津波)の発表は1993年の北海道南西沖地震以来17年ぶりで4例目。また、遠地地震での日本国内への津波警報(大津波)の発表はこれが初めてのことだった。なお、沖縄県本島地方では偶然にも2日続けて津波警報(津波)が発表されたことになった。
- 10月4日22時28分 - 宮古島近海の地震(Mj6.4)[4]
- 津波注意報
- 石垣島や宮古島などで震度4を観測。気象庁は同日22時32分に宮古島・八重山地方に津波注意報を発表したが、津波は観測されず同日23時15分に解除した。
- 12月22日2時19分 - 父島近海の地震(Mj7.8)[4][17]
- 2011年
- 3月9日11時45分 - 三陸沖の地震(Mj7.3)[4][18]
- 3月9日11時48分 - 東北地方の太平洋沿岸に津波注意報
- 3月9日14時50分 - 津波注意報はすべて解除
- 大船渡で最大55cmの津波を観測したほか、北海道から千葉県にかけての太平洋沿岸及び、八丈島と父島で津波が観測された。
- 東北地方太平洋沖地震の前震
- 3月10日6時23分 - 三陸沖の地震(Mj6.8)[4][19][20]
- 3月10日6時28分 - 福島県に津波注意報
- 3月10日7時30分 - 津波注意報はすべて解除
- 津波注意報が発表されていない宮城県石巻市鮎川で11cmの津波が観測されている[18]。
- 東北地方太平洋沖地震の前震
- 3月11日14時46分 - 東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)[17]
- 3月11日14時49分 - 岩手県から福島県の沿岸に津波警報(大津波)[17]。ほか広範囲に津波警報(津波)・津波注意報。
- 観測された潮位の中で最も高かったところは福島県相馬港で速報段階で7m30cm以上(後にデータを回収し、実際には9m30cm以上)の津波を観測。津波警報(津波)・津波注意報は範囲が拡大し、翌12日3時20分までに日本の沿岸部全域に津波警報(津波)・注意報が発表された。
- 3月28日7時24分 - 宮城県沖の地震(Mj6.5)[4]
- 3月28日7時27分 - 宮城県に津波注意報
- 4月7日23時32分 - 宮城県沖の地震(Mj7.2)[4][17]
- 4月7日23時34分 - 宮城県に津波警報(津波)[17]。青森県太平洋沿岸、岩手県、福島県、茨城県に津波注意報。
- 4月8日0時55分 - 津波警報(津波)・注意報はすべて解除
- 4月11日17時16分 - 福島県浜通りの地震(Mj7.0)[4][17]
- 4月11日17時18分 - 茨城県に津波警報(津波)[17]。宮城県、福島県、千葉県九十九里・外房に津波注意報。
- 4月11日18時05分 - 津波警報(津波)・注意報はすべて解除
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 6月23日6時51分 - 岩手県沖の地震(Mj6.9)[4]
- 6月23日6時53分 - 岩手県に津波注意報
- 6月23日7時45分 - 津波注意報はすべて解除
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 7月10日9時57分 - 三陸沖の地震(Mj7.3)[4][21]
- 7月10日10時00分 - 岩手〜福島各県に津波注意報
- 7月10日11時45分 - 津波注意報はすべて解除
- 仙台港で12cm、大船渡で10cm、相馬で9cmの津波を観測。
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 8月19日14時36分 - 福島県沖の地震(Mj6.5)[4]
- 8月19日14時38分 - 宮城県・福島県に津波注意報
- 8月19日15時15分 - 津波注意報はすべて解除
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 2012年
- 3月14日18時08分 - 三陸沖の地震(Mj6.9)[4][22]
- 3月14日18時12分 - 青森県太平洋沿岸・岩手県に津波注意報
- 3月14日18時35分 - 北海道太平洋沿岸東部・北海道太平洋沿岸中部に津波注意報
- 3月14日19時40分 - 津波注意報はすべて解除
- 青森県八戸市において21cm、北海道えりも町庶野で20cmの津波を観測したのをはじめ、北海道から東北地方北部の太平洋沿岸で10cm以下の津波を観測した。
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 8月31日21時48分 - フィリピン中部・サマール島東の沖合の地震(Mw7.6)[13]
- 12月7日17時18分 - 三陸沖の地震(Mj7.3)[4]
- 12月7日17時22分 - 宮城県に津波警報(津波)、青森県太平洋沿岸・岩手県・福島県・茨城県に津波注意報
- 12月7日19時20分 - 津波警報(津波)・津波注意報はすべて解除
- 宮城県石巻鮎川で1mの津波を観測したのをはじめ、東北地方太平洋沿岸で数10cmの津波を観測。
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 2013年
- 2月6日10時12分 - サンタクルーズ諸島の地震(Mw7.9)[13]
- 2月6日14時41分 - 北海道・本州・四国・九州の太平洋沿岸、伊豆・小笠原諸島、薩南諸島、沖縄県に津波注意報
- 2月6日22時45分 - 注意報はすべて解除。なお、北海道釧路・浦河、三重県鳥羽では、注意報解除後に最大波の津波[25]を観測した。
- 2月6日20時27分に八丈島八重根で40cmの津波を観測するなど各地で津波を観測。
- 10月26日2時10分 - 福島県沖の地震(Mw7.1)
- 10月26日2時14分 - 福島県に津波注意報
- 10月26日2時50分 - 岩手県・宮城県・茨城県・千葉県九十九里・外房に津波注意報
- 10月26日4時05分 - 注意報はすべて解除。
- 10月26日3時23分に久慈港で、3時38分には相馬港でそれぞれ40cmの津波を観測するなど各地で津波を観測。
- 2013年3月の津波注意報改正以来初の津波注意報発表。
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 2014年
- 2015年
- 2月17日8時6分 - 三陸沖の地震(M6.9)
- 2月17日8時9分 - 岩手県に津波注意報[30]。
- 2月17日10時20分 - 津波注意報はすべて解除[31]。
- 久慈市で最大20cm、宮古市で最大10cmの津波を観測したほか、津波注意報の発表されていない青森県八戸市、青森県六ヶ所村、北海道えりも町でも最大10cmの津波が観測された。この地震の直前に2つの小規模地震が立て続けに発生した影響で震源位置に100km規模の誤差が生じていたことが判明し、地震後の解析では津波到達予想時刻は10分早く、津波注意報を岩手県沿岸のほか青森県太平洋沿岸と北海道太平洋沿岸中部にも発表されるべきだったことが明らかとなり、気象庁では現在の震源特定の技術では数分間で詳細に分析することは難しいが改善策を検討したいとしている[32]。
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 4月20日10時43分 - 与那国島近海の地震(M6.8)
- 5月3日1時50分 - 鳥島近海の地震(M5.9)
- 9月17日7時54分 - 南米チリ中部沖の地震(M8.3)
- 9月18日3時00分 - 北海道の太平洋沿岸東部・太平洋沿岸中部・太平洋沿岸西部、青森県の太平洋沿岸と日本海沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県の九十九里・外房と内房、東京湾内湾、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、伊勢・三河湾、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、愛媛県宇和海沿岸、大分県の瀬戸内海沿岸・豊後水道沿岸、宮崎県、鹿児島県東部、鹿児島県西部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島、沖縄本島地方、宮古島・八重山地方、大東島地方に津波注意報[37]。
- 9月18日16時40分 - 津波注意報はすべて解除[38]。
- 太平洋沿岸や沖縄などで津波を観測。久慈港で18日9時38分に最大波80cmの津波を観測した[39]。なお、震源地に近いチリのコキンボでは、日本時間17日9時25分に、この地震では最大となる4.6mの津波を観測した。[40]
- 11月14日5時51分 - 薩摩半島西方沖の地震(M7.0)
- 2016年
- 4月16日1時25分 - 熊本地震(M7.3)
- 11月22日5時59分 - 福島県沖の地震(M7.4)
- 11月22日6時2分 - 福島県に津波警報。青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県九十九里・外房に津波注意報[46]。
- 11月22日7時26分 - 千葉県内房、伊豆諸島に津波注意報を追加[47]。
- 11月22日8時9分 - 宮城県の津波注意報を津波警報へ切り替え[48]。
- 11月22日9時46分 - 福島県と宮城県の津波警報を津波注意報へ切り替え。青森県太平洋沿岸、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島の津波注意報を解除[49]。
- 11月22日12時50分 - 津波注意報はすべて解除[50]。
- 当初、M7.3と発表されていたがM7.4に更新された[51]。
- 東北沿岸から伊豆諸島にかけて津波を観測。仙台港で22日8時3分に140cm、相馬港で22日7時6分に90cm、石巻市鮎川で22日7時39分、石巻港で22日8時11分、久慈港で22日7時54分にそれぞれ80cmの津波を観測した[52]。
- 東北地方太平洋沖地震の余震
- 2019年
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2020年代
- 2021年
- 2022年
- 1月15日13時10分 - トンガのフンガ・トンガ噴火[60]
- 1月16日0時15分 - 奄美群島・トカラ列島に津波警報[61]。北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、青森県日本海沿岸、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、千葉県内房、伊豆諸島、小笠原諸島、相模湾・三浦半島、静岡県、愛知県外海、伊勢・三河湾、三重県南部、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方、沖縄本島地方、大東島地方、宮古島・八重山地方に津波注意報[61]。
- 2時26分 - 久慈港での潮位変化が1.1mを超え、2時54分に岩手県沿岸部が津波警報に切替えられる[62]。
- 4時07分 - 長崎県西方と鹿児島県西部に津波注意報[63]。
- 7時30分 - 鹿児島県奄美群島とトカラ列島の津波警報が注意報に切り替え、岩手県沿岸部は警報継続[64]。
- 11時20分 - 岩手県沿岸部の津波警報が注意報に切り替え[65]。
- 14時00分 - 津波注意報は全て解除[66]。
- 備考
- 噴火による潮位変化であった[67]。
- 15日19時に気象庁は「若干の海面変動が予想される津波予報(若干の海面変動)」を発表し、「日本への影響なし」と発表した[68][69]が、22時52分に小笠原父島で90cmの潮位変化を観測したのを皮切りに日本の沿岸で潮位変化が観測され、23時55分に奄美小湊で1.2mの潮位変化が観測された事から、改めて解析した結果、0時15分に上述の地域に警報・注意報が発表された[70]。
- 1月16日午前2時から気象庁の宮岡一樹地震情報企画官が緊急会見。「現時点(2時33分)でこれが本当に津波かどうかわかっておりません。ただし、大きな潮位の変化が観測されておりますので、防災上の観点から津波警報、注意報の仕組みを使って防災対応を呼びかけているものです。」と述べた[71]
- 気象庁では当面の間、噴火による潮位変化についても「遠地地震に関する情報」による情報提供を行い、津波警報や津波注意報で対応することになった[67]。
- なお、日本国外でも、「フンガ・トンガ」に近いトンガで最大15m[72]、バヌアツで1m41cm、ニューカレドニアで1m10cm、ポートサンルイス(アメリカ・カリフォルニア州)で1m31cm、チリ沿岸部では1m22cmから1m74cmの津波を観測した[73]。
- 9月18日15時44分 - 台東地震 (2022年)(M6.9)
- 2023年
- 10月5日11時00分頃 - 鳥島近海の地震 (M6.5)
- 10月9日5時25分頃 - 鳥島近海の地震
- 12月2日23時37分頃 - フィリピン付近の地震(M7.7)[89]
- 2024年
- 1月1日16時10分頃 - 能登半島地震(M7.6)
- 16時12分 - 石川県能登、石川県加賀、富山県、新潟県上中下越、佐渡に津波警報。北海道日本海沿岸南部、青森県日本海沿岸、秋田県、山形県、福井県、京都府、兵庫県北部、隠岐、島根県出雲・石見、山口県日本海沿岸に津波注意報。
- 16時22分 - 石川県能登の津波警報を大津波警報に、山形県、福井県、兵庫県北部の津波注意報を津波警報に、それぞれ切り替え。新たに、北海道日本海沿岸北部、北海道太平洋沿岸西部、福岡県日本海沿岸、佐賀県北部、壱岐・対馬に津波注意報。
- 20時30分 - 石川県能登の大津波警報を津波警報に切り替え[94]。
- 2日1時15分 - 各地の津波警報を津波注意報に切り替え[95]。
- 2日2時30分 - 福岡県日本海沿岸と佐賀県北部の津波注意報を解除。
- 2日7時30分 - 山口県日本海沿岸と島根県隠岐の津波注意報を解除。
- 2日10時00分 - 津波注意報が全て解除。
- 備考
- 2013年3月の津波注意報等改正以来初の大津波警報発表。
- この地震では、石川県輪島港で、1日16時21分に1.2m以上の津波を観測した[96]。気象庁は、石川県珠洲市の津波観測計のデータが入ってこない[97]事と、輪島港の津波観測計データが1日16時21分に1m20cmを観測して以降、入ってこない事を明らかにしている[98]。このうち、石川県珠洲市長橋(巨大津波計)では、地震後に撮影された空中写真によって地盤隆起によるとみられる海底の露出が確認され、観測不可能な状態であることが判明[99]し、その後の2月8日に、気象庁は「輪島で観測した1.2m以上の観測データ」について、『隆起で観測に不備があった可能性がある』などとして、輪島の津波観測データを欠測扱いにする事を決定した[100]。
- また、珠洲市では、16時12分の津波警報発令前に津波が到達したとみられると専門家の分析で明らかになっている[101]。
- 4月3日8時58分頃 - 花蓮地震 (2024年)(M7.7)[102][注 2]
- 8月8日16時43分 - 日向灘の地震(M7.1)
- 16時45分 - 宮崎県、高知県に津波注意報。
- 16時52分 - 愛媛県宇和海沿岸、大分県豊後水道沿岸、鹿児島県東部、種子島・屋久島地方に津波注意報。
- 19時00分 - 宮崎県を除くすべての地域で津波注意報解除
- 22時00分 - 津波注意報をすべて解除。
- 備考
- マグニチュードはM6.9からM7.1に更新された。
- この地震で17時14分、宮崎港で50cmの津波を観測した。
- 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表[104]。
- 9月24日8時14分 - 鳥島近海の地震(М5.8[注 4])[105]
- 8時20分 - 伊豆諸島・小笠原諸島に津波注意報。
- 11時00分 - 津波注意報解除。
- 備考
- この地震では、八丈島八重根で、8時58分に50cmの津波を観測。
- マグニチュード5.8は、日本周辺で津波を発生させた地震としては、最も値が小さい地震となった。
- 2025年
- 1月13日21時19分 - 日向灘地震(M6.6)[106]
- 7月30日8時25分 - 2025年カムチャツカ半島地震(M8.8)
- 8時38分 - 北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、静岡県、小笠原諸島、三重県南部、和歌山県、宮崎県に津波注意報。
- 9時40分 - 北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、静岡県、小笠原諸島、三重県南部、和歌山県を津波警報に切り替え、新たに北海道太平洋沿岸西部、千葉県内房、伊豆諸島、相模湾・三浦半島、愛知県外海に津波警報、オホーツク海沿岸、北海道日本海沿岸北部、陸奥湾、青森県日本海沿岸、東京湾内湾、伊勢・三河湾、大阪府、兵庫県瀬戸内海沿岸、淡路島南部、岡山県、徳島県、高知県、愛媛県宇和海沿岸、大分県瀬戸内海沿岸、大分県豊後水道沿岸、鹿児島県東部、鹿児島県西部、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島、沖縄本島地方、大東島地方、宮古島・八重山地方に津波注意報を発表。
- 18時30分 - 北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県以外の津波警報を津波注意報に切り替え。
- 20時45分 - 全ての津波警報を津波注意報に切り替え、岡山県の津波注意報解除。[109]
- 翌31日10時45分 - 北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太平洋沿岸西部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、伊豆諸島、種子島・屋久島地方以外の津波注意報解除。[110]
- 16時30分 - 全ての津波注意報を解除[111]
- 備考
- この地震では、久慈港で13時52分に1.3mの津波を観測したが、のちに詳しく解析したところ1.4mの津波だったと更新した。
- 速報値の気象庁マグニチュードは8.7だったが、久慈港の観測高の更新とともに、気象庁によるMw8.8に更新した。
- 11月9日17時3分 - 三陸沖の地震(M6.9)
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脚注
参考文献
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