つむ

日本語

名詞:頭

つむ【頭】

1. (略語) 頭（つむり）の略。御頭（おつむ）。

翻訳

あたま — 「あたま#翻訳」を参照のこと

名詞:舶

つむ【舶】

1. (船舶) 大船。

翻訳

おおぶね — 「おおぶね#翻訳」を参照のこと

名詞:錘・紡錘

つむ【錘・紡錘】

1. (道具) 糸を紡ぎながら巻き取る道具。

翻訳

紡錘 — 「紡錘#翻訳」を参照のこと

動詞:積む

つむ【積む】

1. (他動詞) 上（うえ）にのせる。上に置く。
2. (他動詞) 荷物を運ぶために荷台にのせる。
3. (他動詞) たくさん提示してみせる。
   • 金を積む。
4. (他動詞) 経験を蓄（たくわ）える。

活用

活用と結合例

つ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
つ	ま も	み ん	む	む	め	め

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	つまない	未然形 + ない
意志・勧誘	つもう	未然形音便 + う
丁寧	つみます	連用形 + ます
過去・完了・状態	つんだ	連用形音便 + だ
言い切り	つむ	終止形のみ
名詞化	つむこと	連体形 + こと
仮定条件	つめば	仮定形 + ば
命令	つめ	命令形のみ

発音

• (東京式) つむ [tsùmú] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [t͡sɨᵝmɯ̟ᵝ]
• (京阪式) つむ

翻訳

• 英語: load ^(en)、pile ^(en)、accumulate ^(en)

関連語

• 積み上げる 積み込む
• 自動詞形: つもる

動詞:詰む

つむ【詰む】

1. (自動詞) 手段がなくなる。詰（つ）まる。行き詰まる。おわる。
2. (他動詞, 将棋) 王将が逃げられなくなり勝負の決着がつく。チェスのチェックメイトなど、将棋に類似したゲームの同様の局面についても「詰む」ということがある。

活用

活用と結合例

つ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
つ	ま も	み ん	む	む	め	め

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	つまない	未然形 + ない
意志・勧誘	つもう	未然形音便 + う
丁寧	つみます	連用形 + ます
過去・完了・状態	つんだ	連用形音便 + だ
言い切り	つむ	終止形のみ
名詞化	つむこと	連体形 + こと
仮定条件	つめば	仮定形 + ば
命令	つめ	命令形のみ

発音

• (東京式) つ​む [tsúꜜmù] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [t͡sɨᵝmɯ̟ᵝ]
• (京阪式) つむ

関連語

• つめる
• つまる

動詞:摘む

つむ【摘む】

1. （「抓む」とも書く）指先や爪先で花（はな）や芽（め）を挟みとる。
2. （語義1より転じて比喩的に）大きくなる前に除去する。
   • 悪の芽を摘む
   • 若い才能を摘む
3. （「剪む」とも書く）鋏（はさみ）などで物の先端を切る。
4. 抓（つね）る。
5. 指先で挟んで持つ。

活用

活用と結合例

つ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
つ	ま も	み ん	む	む	め	め

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	つまない	未然形 + ない
意志・勧誘	つもう	未然形音便 + う
丁寧	つみます	連用形 + ます
過去・完了・状態	つんだ	連用形音便 + だ
言い切り	つむ	終止形のみ
名詞化	つむこと	連体形 + こと
仮定条件	つめば	仮定形 + ば
命令	つめ	命令形のみ

発音

• (東京式) つむ [tsùmú] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [t͡sɨᵝmɯ̟ᵝ]
• (京阪式) つむ

関連語

• つまむ
• 複合語: つみとる

翻訳

（語義1）

• 英語: crop ^(en), cull ^(en), gather ^(en), pick ^(en), pluck ^(en)

語義4 — 「つねる#翻訳」を参照のこと

（語義5）

• 英語: pinch ^(en), tuck ^(en)

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古典日本語

動詞:詰む

つむ【詰む】

1. 勤務場所に控（ひか）えている。
2. 一杯に満（み）たす。
3. 迫（せま）る、追（お）い込（こ）む。
4. 縮（ちぢ）める。
5. 倹約する。

活用

つ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
つ	め	め	む	むる	むれ	めよ

発音

三拍動詞二類^(?)

• 連体形

  (平安時代)とぅむる

  (南北朝時代)とぅ​むる

  (室町時代)つ​むる

  (江戸時代)つ​むる

動詞:集む

つむ【集む】

1. 集める。

活用

つ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
つ	め	め	む	むる	むれ	めよ

動詞:積む

つむ【積む】

1. 積（つ）もる。
2. 積（つ）み重（かさ）ねる。
3. （船や車に）荷物を載（の）せる。

活用

つ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
つ	ま	み	む	む	め	め

発音

二拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)とぅむ

  (南北朝時代)とぅむ

  (室町時代)つむ

  (江戸時代)つむ

動詞:抓む

つむ【抓む、摘む】

1. つまむ。
2. 抓（つね）る。
3. 植物を摘（つ）み取（と）る。

活用

つ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
つ	ま	み	む	む	め	め

発音

二拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)とぅむ

  (南北朝時代)とぅむ

  (室町時代)つむ

  (江戸時代)つむ

動詞:齧む

つむ【齧む】

1. 齧（かじ）る。

活用

つ-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
つ	ま	み	む	む	め	め