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1991年に放送された日本のテレビアニメ ウィキペディアから
『ゲッターロボ號』(ゲッターロボごう)は、1991年2月11日から1992年1月27日までテレビ東京系で全50話が放送された東映動画製作のロボットアニメ。また、同時期に発表され内容が大きく異なる石川賢による漫画。
両者を並列表記とすると説明が繰り返され煩雑になるため、当記事では先にアニメの情報、次に漫画の情報をアニメとの相違点を中心に記述する。
テレビせとうち(TSC)製作のアニメ第三弾。当初は東映の横山賢二によって『マジンガーZ』のリメイクとして企画され[注 1]、版権元のダイナミック企画は『ゲッターロボ』のリメイクを提案[注 2]し、これを受ける形で東映は企画を『ゲッターロボ』に変更した。そのため「主役の一文字號の容姿は兜甲児に似ている[注 3]」「敵幹部が全員爵位を持っている」「渡辺宙明の音楽」などにその名残を残している。
当時のロボットアニメは、いわゆるリアルロボットものとスーパーロボットものとが併存している時期であったが、本作は当初はプロト・ゲッター発進シークエンスやバトルヘリによる援護などリアルロボットテイストを盛り込んでいたが、2クール目以降は1970年代のスーパーロボットアニメを彷彿させる作風としたり、主題歌に水木一郎を起用する(OPはヒーロー物定番の"雄叫び"ソング、EDはバラード調の曲)など路線変更を行った[注 4]。
旧シリーズとのストーリー上の繋がりは一切無く、旧シリーズの「合成鋼G」「ゲッター線」といった設定も登場しない。一方、プロデューサー吉田竜也がインタビューで明かした話によれば、中盤に旧シリーズの登場人物である神隼人を指揮官として登場させる案が横山賢二との間であがったが、隼人役の声優であるキートン山田のスケジュールの都合で没になった[注 5]。
番組スポンサーとして玩具を手がけたバンダイグループのユタカは、過去のゲッターでは成されなかった変形合体の完全再現を目指して商品の企画開発に臨んだ[1][7][8]。石川賢は後にインタビューで「ユタカ側が非常に意欲的で、しかも完全な変形合体が出来たことに驚いた」と述懐している[9]。
本作放映終了後、横山賢二の当初の要望通り引き続きマジンガーZのリメイク作も企画されたが、実現しなかった[1][10]。制作を担当していた東映(東映動画)は、この作品を最後にロボットアニメから一時撤退。東映によるロボットアニメは『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』まで途絶えることとなった[注 6]。
本作以降のゲッターロボ関連のアニメ作品はいずれもOVAとして制作され、テレビアニメは2021年の『ゲッターロボ アーク』まで途絶えた。
本作のキャストの一部は同じく東映動画制作の『スーパービックリマン』に引き続き出演している。
西暦200X年[注 8]、ダイヤモンド及びセラミックの数百倍の強度を持つ特殊な希少金属「G鉱石」[注 9]が発見された。その採掘・研究開発のために北極に建造された多国籍開発基地「ポーラー・ステイション」を乗っ取り、蛇牙城(ベガゾーン)を築き上げた狂気の科学者「プロフェッサー・ランドウ」は、G鉱石で装甲した巨大ロボット怪獣「メタルビースト」の軍団を率いて世界征服に乗り出した。
日本の防衛庁はそれに対抗するため、北海道のサロマ湖畔にあるNISAR(ネイザー[注 10]、日本国際航空宇宙技術公団[注 11]。)の所有する、同じくG鉱石にて装甲された宇宙開発用ロボット「ゲッターロボ」に協力を要請。当初はゲッターロボを戦闘用とすることに難色を示していたNISARの橘博士だったが、戦いの中で息子の信一が命を落としたのをきっかけに、ゲッターの戦闘用強化に本腰を入れることになる。
当初は非変形で武装も無く、徒手空拳で戦っていたゲッターロボであるが、激しさを増す戦いの中で徐々に武装が施され、第11話で3機の飛行メカが合体、3種の形態に変形するスーパーロボットへと生まれ変わる。
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 作画監督 | 美術 | 登場メタルビースト[注 57] |
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1 | 1991年 2月11日 | 出動!! 武器なき戦い | 星山博之 | 芝田浩樹 | 大島城次 袴田裕二 | 行信三 | メタルビースト・フロン メタルビースト・ガンマ メタルビースト・ギルガ |
2 | 2月18日 | バトルヘリ攻防戦 | 大橋志吉 | 山田徹 | 加々美高浩 | 小板橋かよ子 | メタルビースト・クラブ |
3 | 2月25日 | 武装せよ! ゲッターロボ | 武上純希 | 新田義方 | 佐藤敬一 | 行信三 | メタルビースト・ダブド |
4 | 3月4日 | ダブルボンバー炸裂!! | 外池省二 | 明比正行 | 菊地城二 | 小板橋かよ子 | メタルビースト・ラア |
5 | 3月11日 | 剴、決死のダイビング | 星山博之 | 吉沢孝男 | 大島城次 | 行信三 | メタルビースト・ザン |
6 | 3月18日 | 橘博士奪回作戦! | 大橋志吉 | 川田武範 | 菊地城二 | 松宮正純 | メタルビースト・ゲイル |
7 | 3月25日 | 叫べ!! 熱き兄弟の絆 | 武上純希 | 山田徹 | 加々美高浩 | 行信三 | メタルビースト・ガイム |
8 | 4月1日 | 驚異! 敵は大空にあり | 外池省二 | 新田義方 | 佐藤敬一 | メタルビースト・メイラ | |
9 | 4月8日 | ネイザー本部危機一髪 | 星山博之 | 明比正行 | 大島城次 | メタルビースト・ナイト | |
10 | 4月15日 | 激突!! 恐怖の海底決戦 | 大橋志吉 | 吉沢孝男 | 菊地城二 | 松宮正純 | メタルビースト・ダルゴ |
11 | 4月22日 | 合体せよ! 鋼鉄の戦士 | 武上純希 | 川田武範 | 加々美高浩 | 行信三 | メタルビースト・ビーン |
12 | 4月29日 | 翔、復讐のバラード | 星山博之 | 山田徹 | さとうけいいち | 松宮正純 | メタルビースト・ギザム |
13 | 5月6日 | 反撃せよ! ゲッター剴 | 大橋志吉 | 新田義方 | 大島城次 | 行信三 | メタルビースト・アングラー |
14 | 5月13日 | クローン人間の恐怖 | 武上純希 | 明比正行 | 菊地城二 | 松宮正純 | メタルビースト・ワーム |
15 | 5月20日 | 子供たちを救出せよ | 外池省二 | 吉沢孝男 | さとうけいいち | 行信三 | メタルビースト・ニンジャ |
16 | 5月27日 | 出来るか? 海中初合体 | 星山博之 | 川田武範 | 菊地城二 | 松宮正純 | メタルビースト・シャーク |
17 | 6月3日 | 立てテツ! 自分に勝て | 大橋志吉 | 芝田浩樹 | 加々美高浩 | 行信三 | メタルビースト・ボーン |
18 | 6月10日 | 無法なる挑戦者(チャレンジャー) | 武上純希 | 山田徹 | 大島城次 | 松宮正純 | メタルビースト・ジャコツ |
19 | 6月17日 | メタルビーストの亡霊 | 大橋志吉 | 新田義方 | さとうけいいち | 行信三 | メタルビースト・ボーンレイザー[注 58] |
20 | 6月24日 | 華麗なスピード対決 | 星山博之 | 明比正行 | 中平晴也 | 松宮正純 | メタルビースト・オクト(二体合体) |
21 | 7月1日 | ネイザー基地壊滅作戦 | 外池省二 | 吉沢孝男 | 菊池城二 | 行信三 | メタルビースト・シャガンリュウ |
22 | 7月8日 | 悲劇! 深海の独裁者 | 武上純希 | 川田武範 | 加々美高浩 | 松宮正純 | メタルビースト・イギラ |
23 | 7月15日 | 共に戦え! 我戦友よ | 大橋志吉 | 山田徹 | 大島城次 | 行信三 | メタルビースト・マクバ |
24 | 7月22日 | 人間蒸発事件を追え! | 星山博之 | 新田義方 | さとうけいいち | 松宮正純 | メタルビースト・ジャガン |
25 | 7月29日 | 戦えガイ! 涙の約束 | 外池省二 | 明比正行 | 中平晴也 | 行信三 | メタルビースト・ダゴス |
26 | 8月5日 | 大暴れ! ヤシャ男爵 | 大橋志吉 | 吉沢孝男 | 菊地城二 | 松宮正純 | メタルビースト・ジャグラー |
27 | 8月12日 | ベイシティ危機一髪 | 武上純希 | 川田武範 | 加々美高浩 | 行信三 | メタルビースト・グランデ |
28 | 8月19日 | 聖剣ソードトマホーク | 大橋志吉 | 山田徹 | 梨澤孝司 | 松宮正純 | メタルビースト・ボルガ メタルビースト・グレイド |
29 | 8月26日 | 翔、明日への誓い | 星山博之 | 芝田浩樹 | 箕輪悟 | 行信三 | メタルビースト・バーザス |
30 | 9月2日 | とどけ! 蒼き宇宙(そら)の敵 | 外池省二 | 新田義方 | 大島城次 | 松宮正純 | メタルビースト・ギガント |
31 | 9月9日 | 謎の貴公子ナルキス | 武上純希 | 明比正行 | 菊地城二 | 行信三 | ハデス |
32 | 9月16日 | Gアームライザー発動!! | 大橋志吉 | 吉沢孝男 | 中平晴也 | 松宮正純 | メタルビースト・ヘラクルス |
33 | 9月23日 | 対決! ゲッターvs(たい)由自 | 外池省二 | 川田武範 | 菊池城二 | 行信三 | メタルビースト・ゴーグ |
34 | 9月30日 | 恐怖!! 禁断の海域 | 星山博之 | 山田徹 | 大島城次 | 松宮正純 | メタルビースト・ヒドラ |
35 | 10月7日 | 台風(タイフーン)メタルビースト | 大橋志吉 | 芝田浩樹 | 梨澤孝司 | 行信三 | メタルビースト・デュボン |
36 | 10月14日 | 奪われた磁鋼剣(ソードトマホーク) | 外池省二 | 明比正行 | 菊池城二 | 松宮正純 | メタルビースト・ガルー |
37 | 10月21日 | モンゴルの青き狼 | 武上純希 | 吉沢孝男 | 箕輪悟 | 行信三 | メタルビースト・ガイゾック |
38 | 10月28日 | ナルキス浮遊要塞(前編) | 星山博之 | 川田武範 | 中平晴也 | 笘村竜 | メタルビースト・ビーンザム[注 59] |
39 | 11月4日 | ナルキス浮遊要塞(後編) | 山田徹 | 大島城次 | 行信三 | メタルビースト・ミノタウラス | |
40 | 11月11日 | ゲッター1を救出せよ | 大橋志吉 | 芝田浩樹 | 梨澤孝司 | 笘村竜 | メタルビースト・ガルマン |
41 | 11月18日 | 重力の罠からの脱出 | 千葉克彦 | 新田義方 | 加々美高浩 | 行信三 | メタルビースト・キマイラ |
42 | 11月25日 | 暴走! メタルビースト | 外池省二 | 明比正行 | 菊池城二 | 笘村竜 | メタルビースト・ダングード |
43 | 12月2日 | ヤシャ、緑の地に死す | 武上純希 | 吉沢孝男 | 箕輪悟 | 行信三 | メタルビースト・ジュラ |
44 | 12月9日 | ギリシャの神々の反乱 | 大橋志吉 | 川田武範 | 大島城次 | 笘村竜 | メタルビースト・ゴーゴン |
45 | 12月16日 | 帝王ランドウ消滅す!? | 星山博之 | 山田徹 | 中平晴也 | 行信三 | メタルビースト・バケロース |
46 | 12月23日 | ナルキス、新たなる挑戦 | 千葉克彦 | 芝田浩樹 | 梨澤孝司 | 笘村竜 | メタルビースト・ボルザス |
47 | 1992年 1月6日 | 国連決議・降伏せよ!! | 外池省二 | 新田義方 | 菊池城二 | 行信三 | メタルビースト・マグーラ(複数体) |
48 | 1月13日 | 突撃!! 4人の戦士 | 大橋志吉 | 明比正行 | 加々美高浩 | 笘村竜 | メタルビースト・アドロボス |
49 | 1月20日 | 驚異!! 邪帝復活 | 武上純希 | 吉沢孝男 | 大倉雅彦 | 行信三 | メタルビースト・カローン ベガゾーン起動要塞(機動要塞)[注 22] |
50 | 1月27日 | ゲッターよ永遠(とわ)に眠れ | 星山博之 | 芝田浩樹 | 大島城次 | 笘村竜 | メタルビースト・カローン メタルビースト・マグーラ(複数体) |
放送期間(または、放送体制) | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [49] | 備考 |
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1991年2月11日 - 1992年1月27日 | 月曜 18:00 - 18:30 | テレビせとうち | 岡山県・香川県 | 製作局 |
テレビ北海道 | 北海道 | |||
テレビ東京 | 関東広域圏 | |||
テレビ愛知 | 愛知県 | |||
テレビ大阪 | 大阪府 | |||
1991年4月1日 - 1992年1月27日 | TXN九州 | 福岡県 | 現・TVQ九州放送 1991年4月開局から |
|
1991年4月3日 - 1992年2月26日 | 水曜 17:00 - 17:30[50] | 東日本放送 | 宮城県 | テレビ朝日系列 |
1991年8月22日 - 9月 1991年10月 - 1992年8月27日 |
木曜 16:00 - 16:30[51] 木曜 16:30 - 17:00[51] |
福島テレビ | 福島県 | フジテレビ系列 |
遅れネット | 月曜 16:50 - 17:20 | 新潟総合テレビ | 新潟県 | フジテレビ系列 |
火曜 16:10 - 16:40 | 石川テレビ | 石川県 | フジテレビ系列 | |
金曜 16:00 - 16:30 | 静岡放送 | 静岡県 | TBS系列 | |
金曜 6:00 - 6:30 | テレビ新広島 | 広島県 | フジテレビ系列 | |
月曜 16:30 - 17:00 | テレビ熊本 | 熊本県 | フジテレビ系列 |
東映ビデオがLDとDVDを発売。
テレビ東京系 月曜18時台前半 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ゲッターロボ號
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石川賢の漫画版『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』の直接の続編。徳間書店刊『月刊少年キャプテン』1991年2月号から、アニメ終了後の1993年5月号まで連載された[注 60]。基本設定はアニメ版と共通する部分もあるが、登場人物のデザインをはじめ異なる点も多い。ゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』等は漫画版をベースにすることが多い。単行本は当初"少年キャプテンコミックス"シリーズで刊行されたが絶版。後に大都社より愛蔵版、双葉社よりゲッターロボサーガ版とその文庫版が刊行されたが、それらに収録される際には連載時の内容から一部変更が加えられている。
北極基地蛇牙城(ベガゾーン)を築いたプロフェッサー・ランドウは全世界の征服を宣言。メタルビーストを擁するランドウに対して、かつてゲッターチームの一員だった神隼人は、NISAR(ネーサー)[注 61]の橘博士と共に開発した新たなるゲッターロボ[注 62]の操縦者として、桁外れの身体能力とタフな精神を持つ一文字號を見出した。號と橘博士の娘・翔、そしてゲッターに惜しみない愛情を注ぐメカニックマン・剴を加えた新たなるゲッターチームは、自衛隊から選抜されたパイロットですら乗りこなせずにいたゲッターマシン[注 30]を操ってゲッターロボへの合体にも成功、日本への進撃を開始したメタルビーストの撃破に成功する。しかしランドウはアラスカ、カナダ、ロシアに進軍を開始する一方、日本各地に巨大な自爆メカAV58を配置し、政府にゲッターロボの引渡しを要求する[注 63]。日本政府はランドウの恫喝に屈するが、號達3人はそれに反発しゲッターを奪ってアラスカ戦線へ向かうのだった。
アラスカ到着後、孤立無援で激闘を繰り返していたゲッターは、メタルビースト部隊との戦いの中ついに損傷、動作不能へと追い込まれてしまう。しかし間一髪のところを米軍のロボット「ステルバー」に救われ、アメリカを中心とした連合軍の前線基地に合流。基地ではステルバーのパイロットで日本人を嫌悪する米軍パイロットのシュワルツと號が激しくいがみ合うも、翔や各国ロボット選抜メンバーの介在もあり戦いの中で徐々に協調していく。そして損傷、動作不能に陥っていたゲッターも、隼人によって派遣されたゲッターロボの格納・修理が可能な移動メカニック機クジラ2005Dと、科学者たちの手で修復強化され戦線復帰を果たす。連合軍はアメリカ軍の地上戦艦テキサスを中心に各国のロボットによる共闘の末、辛くもランドウ軍に勝利を収めるが、連合軍も壊滅的なダメージを受け、壮絶な戦いをくぐり抜けたゲッターもその姿は留めながらも大破、ついに戦闘不能となってしまった。
アメリカに残ることとなった翔と別れ、號と剴は大破したゲッターロボと共にクジラで日本への帰路に着く。その頃、日本は未だ自爆メカの脅威に晒されていた。そのうちの一体が浅間山へと向かっていると知った隼人はその意図を察し、急遽、號達とともに現地に向かい(號と新人女性自衛官の南風渓の手によって)爆弾の無力化に成功した。実は浅間山山麓の、今は廃墟と化した早乙女研究所には早乙女博士の遺産、本当のゲッターロボがあった。しかし、そのスペックは人智を遥かに超えるため、隼人はかつてのゲッターチームのリーダーで生涯のライバルでもある流竜馬を、パイロットとして招聘することを決意する。だが、15年前、早乙女研究所を崩壊させた"事故"以来、竜馬はゲッターから遠ざかっていた。
敵味方を
『ゲッターロボ大決戦!』では漫画版のデザインながら、アニメ版の技を使用している。
本作は『ロボットガールズZ』に登場している。こちらではGアームライザーは量産されており、ゲッター翔(「翔ちゃん」)およびゲッター剴(「剴の嬢」)の強化パーツとしても装着可能。また「號ちゃん」にGアームライザーを装備した、スーパーゲッター號(「スーパー號ちゃん」)をさらに強化した場合、合金玩具「スーパー合体 スーパーゲッターロボ號」における強化型を彷彿とさせる(両肩にはハープンキャノン、腕にはビームキャリアを装備した)「DX號ちゃん」となる。なお、『スーパーロボット大戦』シリーズにも原作版のゲッターロボや後続作品のネオゲッター等は登場しているが、アニメ版がモチーフとなったユニットは本作が初となる。
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