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イタリア系アメリカ人の野球選手 (1992 - ) ウィキペディアから
ジョセフ・アンソニー・マンシーニ3世(Joseph Anthony Mancini III[2], 1992年3月18日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ウィンターヘイブン出身のプロ野球選手(外野手、一塁手)。右投右打。MLBのマイアミ・マーリンズ傘下所属。
マイアミ・マーリンズ (マイナー) | |
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ボルチモア・オリオールズ時代 (2022年7月8日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州ウィンターヘイブン |
生年月日 | 1992年3月18日(32歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 215 lb =約97.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手、一塁手 |
プロ入り | 2013年 MLBドラフト8巡目 |
初出場 | 2016年9月20日 |
年俸 | $7,000,000(2023年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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2013年のMLBドラフト8巡目(全体249位)でボルチモア・オリオールズから指名されプロ入り。契約後、傘下のA-級アバディーン・アイアンバーズでプロデビュー。68試合に出場して打率.328、3本塁打、35打点、3盗塁を記録した。
2014年はA級デルマーバ・ショアバーズとA+級フレデリック・キーズでプレーし、2球団合計で137試合に出場して打率.284、10本塁打、83打点、1盗塁を記録した。
2015年はA+級フレデリックとAA級ボウイ・ベイソックスでプレーし、2球団合計で136試合に出場して打率.341、21本塁打、89打点、6盗塁を記録した。
2016年は開幕をAA級ボウイで迎え、4月25日にはAAA級ノーフォーク・タイズへ昇格。この年マイナーでは2球団合計で142試合に出場して打率.282、20本塁打、68打点、2盗塁を記録した。マイナー公式戦全日程終了後の9月18日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[3]、デビューした20日のボストン・レッドソックス戦では相手先発のエドゥアルド・ロドリゲスから球団史上3人目となるMLB初打席初本塁打を記録した[4]。この年メジャーでは5試合に出場して打率.357、3本塁打、5打点を記録した。
2017年は外野手にコンバートされてから開幕戦のロースターに入った。4月16日に自身2度目となる4得点を挙げる複数本塁打を記録した。前年から数えてデビューした12試合の間で7本塁打を打ったのはディノ・レステッリとトレバー・ストーリー以来3人目となる。4月22日にキャリア8本目でシーズン5本目の本塁打を打った。またデビューしてから17試合の間で8本塁打を放ち、前述したストーリーとカルロス・デルガドの記録に並んだ。6月7日にはピッツバーグ・パイレーツの抑えだったトニー・ワトソンから9回に同点となる2点本塁打を打った。11回にはウェイド・ルブランからサヨナラ本塁打を打ち、オリオールズの勝利を導いた。STATS社によると、オリオールズの中で9回以降に最も本塁打を打った代打はマンシーニだった。またオリオールズでは9回以降にマイク・ヤングに次いで多くの同点本塁打を放った。また、オリオールズで9回以降に複数本塁打を放ったのはブーグ・パウエル、エディ・マレーに次いで3人目である。6月25日に14本目の本塁打を打ったため、オリオールズの新人の中で最もオールスター休みの前に本塁打を打った打者となった。
2018年はシーズンのほとんどをリードオフマンとして活躍を続けた。156試合の出場で打率.252、24本塁打、58打点を記録した。
2019年は154試合に出場し、打率.291、35本塁打、97打点、1盗塁を記録した。
2020年のスプリングトレーニング中の3月12日、大腸癌を患い、手術を受けたことを球団を通じて公表した[5]。
2021年4月1日に行われたレッドソックスとのシーズン開幕戦、「2番・一塁手」で先発出場して2年ぶりにメジャーの公式戦復帰を果たした(3打数1安打、1四球)。この試合は敵地のフェンウェイ・パークでの開催だったが、相手ファンから温かい拍手を浴び、レッドソックスの選手から祝福のハグを受けるシーンもあった[6]。オールスターゲーム前日の7月12日に開催されたホームランダービーに出場し、第1ラウンドでアスレチックスのマット・オルソンに勝利して準決勝に進出し、準決勝ではロッキーズのトレバー・ストーリーに勝利して決勝に進出したが[7]、メッツのピート・アロンソに敗れ、惜しくも優勝とはならなかった[8]。
2022年8月1日にオリオールズ、ヒューストン・アストロズ、タンパベイ・レイズの3チーム間トレードで、アストロズへ移籍した[9]。シーズン終了後にプレイヤーオプションを破棄し、FAとなった[10]。
2023年1月20日にシカゴ・カブスと2年契約を結んだ[11]。カブスでは79試合に出場し、打率.234、4本塁打、28打点という成績を残したが、8月1日にDFAとなり、翌2日に自由契約となった[12]。
2023年8月23日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[12]。AAA級ルイビル・バッツで5試合に出場し、打率.316、2本塁打という成績を残していたが、8月30日に自由契約となった[12]。
2024年1月24日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[13]。
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
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2016 | BAL | 5 | 15 | 14 | 3 | 5 | 1 | 0 | 3 | 15 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | .357 | .400 | 1.071 | 1.471 |
2017 | 147 | 586 | 543 | 65 | 159 | 26 | 4 | 24 | 265 | 78 | 1 | 0 | 0 | 4 | 33 | 1 | 6 | 139 | 12 | .293 | .338 | .488 | .826 | |
2018 | 156 | 636 | 582 | 69 | 141 | 23 | 3 | 24 | 242 | 58 | 0 | 1 | 0 | 5 | 44 | 1 | 5 | 153 | 17 | .242 | .299 | .416 | .715 | |
2019 | 154 | 679 | 602 | 106 | 175 | 38 | 2 | 35 | 322 | 97 | 1 | 0 | 0 | 5 | 63 | 3 | 9 | 143 | 22 | .291 | .364 | .535 | .899 | |
2021 | 147 | 616 | 556 | 77 | 142 | 33 | 1 | 21 | 240 | 71 | 0 | 0 | 0 | 1 | 51 | 4 | 8 | 143 | 19 | .255 | .326 | .432 | .758 | |
2022 | 92 | 401 | 354 | 39 | 95 | 16 | 1 | 10 | 143 | 41 | 0 | 0 | 0 | 3 | 35 | 2 | 9 | 86 | 4 | .268 | .347 | .404 | .751 | |
HOU | 51 | 186 | 165 | 17 | 29 | 7 | 0 | 8 | 60 | 22 | 0 | 0 | 0 | 2 | 18 | 0 | 1 | 49 | 8 | .176 | .258 | .364 | .622 | |
'22計 | 143 | 587 | 519 | 56 | 124 | 23 | 1 | 18 | 203 | 63 | 0 | 0 | 0 | 5 | 53 | 2 | 10 | 135 | 12 | .239 | .319 | .391 | .710 | |
2023 | CHC | 79 | 263 | 235 | 31 | 55 | 12 | 0 | 4 | 79 | 28 | 0 | 0 | 0 | 3 | 21 | 1 | 2 | 78 | 5 | .234 | .299 | .336 | .635 |
MLB:7年 | 831 | 3382 | 3051 | 407 | 801 | 156 | 11 | 129 | 1366 | 400 | 2 | 1 | 0 | 23 | 265 | 12 | 41 | 795 | 87 | .263 | .328 | .448 | .775 |
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