創通
日本の東京都港区にある広告代理店 ウィキペディアから
日本の東京都港区にある広告代理店 ウィキペディアから
株式会社創通(そうつう、英: SOTSU CO., LTD.)は、日本の広告代理店。株式会社バンダイナムコホールディングスの完全子会社。
本社が入居する藤澤ビル(ホワイトベース) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒167-0051 東京都杉並区荻窪4丁目30番16号 藤澤ビル ホワイトベース 北緯35度42分14.2秒 東経139度37分25.8秒 |
本店所在地 |
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目9番5号[1] 北緯35度40分13.3秒 東経139度45分56.8秒 |
設立 |
1965年10月1日 (株式会社東洋エージェンシー) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7010001048535 |
事業内容 |
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代表者 | 代表取締役社長 難波秀行 |
資本金 | 4億1475万円[2] |
発行済株式総数 |
20株 (2020年3月1日現在)[3] |
売上高 |
連結:195億6505万円 単独:179億361万円 (2017年8月期)[2] |
営業利益 |
連結:30億2580万円 単独:24億7511万円 (2017年8月期)[2] |
経常利益 |
連結:29億6875万円 単独:24億8160万円 (2017年8月期)[2] |
純利益 |
連結:20億8438万円 単独:17億7616万円 (2017年8月期)[2] |
純資産 |
連結:202億2919万円 単独:180億8683万円 (2017年8月31日現在)[2] |
総資産 |
連結:251億936万円 単独:226億8124万円 (2017年8月31日現在)[2] |
従業員数 |
連結:92人、単独:34人 (2017年8月31日現在)[2] |
決算期 | 8月31日 |
主要株主 |
株式会社バンダイナムコホールディングス 100% (2020年3月1日現在) |
主要子会社 |
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関係する人物 |
加藤俊三(元社長) 出原隆史(元社長) |
外部リンク |
www |
1965年10月1日に東洋エージェンシー(とうようエージェンシー)として読売巨人軍の指定広告代理店であった「巨報堂」出身の濱中信一郎と那須雄治が創業。1977年に商号を創通エージェンシー(そうつうエージェンシー)に変更、2003年にJASDAQ上場。2007年4月1日に「エージェンシー」という「広告代理店」専業イメージを持つ言葉を削除し、創通へ商号変更(広告代理店からコンテンツプロデュース企業に方向転換していくという意思表示の意味があるとされる)。なお、同社事業収入の三本柱は、アニメ関連広告代理収入、ガンダム著作権窓口管理収入、ジャイアンツ関連広告収入である。東京ドーム大型看板の「パイオニア」→「バンダイナムコホールディングス」の扱いは同社のものであり、後楽園球場の得点板両脇にあった「パイオニア」からの関わりである。
東洋エージェンシー時代当時から巨人軍のマスコットキャラクターの商標権を所持するに至り、版権ビジネスに乗り出す。
特撮界では幻の作品とされる『サンダーマスク』を製作し、テレビ番組にも事業範囲を広める。『無敵超人ザンボット3』から名古屋テレビ、サンライズ(当時は日本サンライズ)、創通エージェンシーの座組みによるアニメプロデュースが始まり、1979年の『機動戦士ガンダム』に至る。
バンダイナムコホールディングスは2019年10月9日に、創通を株式公開買付けにより完全子会社化することを発表。同年11月26日にバンダイナムコホールディングスによる株式公開買付けが成立し、同年12月2日付でバンダイナムコホールディングスの連結子会社となった[4][5][6]。2020年3月1日付で、株式併合によりバンダイナムコホールディングスの完全子会社となった[7][3]。
2021年4月1日に創通エンタテインメントを吸収合併[8]。
『機動戦士ガンダム』は著作権の帰属を巡ってサンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)、名古屋テレビなど各社との確執があり、週刊誌に報じられたこともある。
この係争の理由は日経BP社刊『大人のガンダム』[要文献特定詳細情報]にもあるような1000億円に上る市場規模の知的財産の内、商品化権窓口を創通が独占的に取り扱っている現状と、同社の立ち位置である「プロデュース」が著作権窓口を寡占できるほど製作への貢献だったのかなどを巡っているからである(なお、『V』以降の大半のシリーズ作品には制作協力(※電通及びADKグループ(ADK)との相乗り)として参加している)。
ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」(以下シリーズ)において、同社が関わっている作品に関しては、戦闘アニメーションでリアルサイズのカットイン演出がされておらず、常にSDサイズでの演出がされている。これに関し、ロボット一体ごとにつき商標権からだという噂もあるが、シリーズプロデューサーの寺田貴信によると「リアル頭身だと1作品ごとの版権になるが、SDサイズだと「SDガンダム」としてまとめて版権を使用できるということと版権料がリアル頭身よりSDの方が安価であることから」とインタビューで語っている[要出典]。この問題はバンダイナムコが創通を買収しガンダムシリーズの版権を100%取得したことにより終結する。
※2000年代後半は創通の社名クレジットが掲示されない作品も存在する(ホームページでのみ調べることができる)。
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